遊戯王のよく使う略称一覧!中には面白い略称もあり!

他のカードゲームに比べると遊戯王は比較的専門用語が少ない方ですが、公式というよりはプレイヤー同士でよく使われる言葉やその略称などが存在します。

自分で使うかどうかはともかく、ユーザー同士で円滑にデュエルを進めるには知っておいて損はないので紹介させていただきます。

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遊戯王には知っておいた方が良い略称が多い?

詳しくは後述しますが、遊戯王では長いカード名や用語はしばしば略称で呼ばれることがあります。

用語についてはそこまで多くは無いのですが、問題はカード名の方で略称を知らない人からすれば何のことなのか全く分からないという状況になりがちです。

その反面、略称を知っておけば短い会話で何をサーチしたのかなどが分かりやすくサクサクデュエルを進められます。

また戦術についての会話などでも略称を使うことはありますので、全てとまでは言わなくともある程度は知っておくと良いでしょう。

気の知れた相手でないならマナー的な意味でも略称を使うのは控えたほうが良いです。

とはいえ、普段使っているとつい出てしまうことがあるので相手が分からない様子なら言い直すようにしましょう。

遊戯王でよく使う略称一覧!

ns・ss

二重召喚

通常魔法
(1):このターン自分は通常召喚を2回まで行う事ができる。

nsがノーマルサモンの略称で通常召喚のことを指しています。

ssはスペシャルサモンの略称で特殊召喚を指します。

アド

強欲な壺

通常魔法(禁止カード)
(1):自分はデッキから2枚ドローする。

アドバンテージの略称です。

アドバンテージという言葉同様、カードの性能について語られるときにたびたび見聞きするので覚えておきましょう。

ビート

霊滅術師 カイクウ

効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守 700
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はお互いの墓地のカードを除外できない。
(2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、
相手の墓地のモンスターを2体まで対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。

戦闘を主にしたデッキタイプのことをビートダウンデッキと呼び、ビートはその略称になっています。

フルモン

星見獣ガリス

効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻 800/守 800
手札にあるこのカードを相手に見せて発動する。
自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送り、
そのカードがモンスターだった場合、
そのモンスターのレベル×200ポイントダメージを相手ライフに与え
このカードを特殊召喚する。
そのカードがモンスター以外だった場合、このカードを破壊する。

フルモンスターの略称で、フルモンデッキとはデッキ内容の全てがモンスターカードで構築されているものを指します。

フリチェ

フリーチェーンの略称であり、フリーチェーンという単語自体はクイックエフェクトの中でも発動タイミングがほとんど限定されていないカードあるいは効果のことを指す非公式用語です。

  • フリーチェーンで使える破壊効果をフリチェ破壊
  • フリーチェーンで使える蘇生効果をフリチェ蘇生

などといった具合に略称が使われていることがあります。

サンドラ

サンダー・ドラゴン

効果モンスター
星5/光属性/雷族/攻1600/守1500
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「サンダー・ドラゴン」を2体まで手札に加える。

「サンダー・ドラゴン」の略称で、環境でも恐竜族+サンダー・ドラゴンデッキのことを恐竜サンドラと呼んだりしています。

恐竜サンドラ以外にも、「サンダー・ドラゴン」との混合デッキを〇〇サンドラという名称でいうことも多いです。

デビフラ

デビル・フランケン

効果モンスター(制限カード)
星2/闇属性/機械族/攻 700/守 500
(1):5000LPを払って発動できる。
エクストラデッキから融合モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。

「デビル・フランケン」の略称で、このカードを主軸にしたデッキも存在するほどの知名度があるので知っておくと何のことかすぐに分かります。

ドロバ

ドロール&ロックバード

効果モンスター
星1/風属性/魔法使い族/攻 0/守 0
(1):相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた場合、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
このターン、お互いにデッキからカードを手札に加える事はできない。
この効果は相手ターンでも発動できる。

「ドロール&ロックバード」の略称で、手札誘発でありメタ的な運用が出来るため一時期注目を浴びていたカードでもあります。

ブラマジ

ブラック・マジシャン

通常モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100
魔法使いとしては、攻撃力・守備力ともに最高クラス。

ご存知アニメ遊戯王デュエルモンスターズの主人公である武藤遊戯のエースモンスターこと「ブラック・マジシャン」の略称です。

デッキ名も「ブラック・マジシャン」デッキではなくブラマジデッキという呼び方の方が短いため多く使われます。

BMG・ブラマジガール

ブラック・マジシャン・ガール(20thシークレット仕様)

効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700
(1):このカードの攻撃力は、お互いの墓地の「ブラック・マジシャン」
「マジシャン・オブ・ブラックカオス」の数×300アップする。

こちらも有名な「ブラック・マジシャン・ガール」の略称です。かなり初期の方から人気が高いカードなので、2種類ある略称も比較的有名です。

メタポ

メタモルポット

リバース・効果モンスター(制限カード)
星2/地属性/岩石族/攻 700/守 600
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
手札があるプレイヤーは、その手札を全て捨てる。
お互いにデッキから5枚ドローする。

「メタモルポット」の略称です。一時期はこのカードのドローを利用したデッキ破壊による先攻ワンキル戦術も存在しましたが、最近では手札誘発効果の流行により見かけることが少なくなりました。

レダメ・ダメドラ・ダクメタ・ダメド

レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン

効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2400
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは自分フィールドの表側表示のドラゴン族モンスター1体を除外し、
手札から特殊召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地から「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」以外の
ドラゴン族モンスター1体を選んで特殊召喚する。

「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」の略称なのですが、いくつもあるため少々分かりにくいです。元のカード名が長いということもあり、略称が決まっておらずに困惑することも度々あります。

ロンファ

ローンファイア・ブロッサム

効果モンスター
星3/炎属性/植物族/攻 500/守1400
(1):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の植物族モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから植物族モンスター1体を特殊召喚する。

「ローンファイア・ブロッサム」の略称です。植物族テーマデッキならとりあえず採用したいカードでもあるため、見聞きすることも割と多いカードです。

スタダ

スターダスト・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードをリリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードの(1)の効果を適用したターンのエンドフェイズに発動できる。
その効果を発動するためにリリースしたこのカードを墓地から特殊召喚する。

「スターダスト・ドラゴン」の略称で、アニメ遊戯王5D’sの主人公である不動遊星のエースカードであるためこのカードのみが恩恵を受けられるカードも存在します。

最近では見かけることは少ないですが、ファンなら度々使われる略称です。

オッP

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン

ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
【Pスケール:青4/赤4】
このカード名の(1)(2)のP効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のPモンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にできる。
(2):自分エンドフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、デッキから攻撃力1500以下のPモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。

「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の略称で、オッドアイズオッペンデュラムPから来ているわけですが聞いたことがない人には何のことを言っているのか分からない略称の筆頭でもあるため使用には気を付けましょう。

FWD

ファイアウォール・ドラゴン

リンク・効果モンスター
リンク4/光属性/サイバース族/攻2500
【リンクマーカー:上/左/右/下】
モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
自分・相手ターンに、このカードの相互リンク先のモンスターの数まで、
自分・相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを手札に戻す。
(2):このカードのリンク先のモンスターが、
戦闘で破壊された場合または墓地へ送られた場合に発動できる。
手札からサイバース族モンスター1体を特殊召喚する。

「ファイアウォール・ドラゴン」の略称ですが、2019年1月のリミットレギュレーションにて禁止カードになったためネタにされることはあっても話題に昇ることは減りました。

しかし、その後2021年1月1日にエラッタで制限復帰し、2021年7月1日に制限解除されました。

神宣

神の宣告

カウンター罠
(1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。

「神の宣告」の略称ですが、他の「神の~」というカウンター罠カードにも共通した略称が使われるので一応覚えておくと良いかと思います。

スキドレ

スキルドレイン

永続罠(制限カード)
1000LPを払ってこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。

「スキルドレイン」の略称です。モンスター効果が活躍するようになってメタカードとしてたびたび見かける永続罠カードでもあるので、耳にしたことがある人もいるかと思います。

増G

増殖するG

効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
このターン、以下の効果を適用する。
●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、
自分はデッキから1枚ドローする。

「増殖するG」の略称です。

コチラはフリーで多く使われる言葉です。

カオス・ソーサラー

特殊召喚・効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2300/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から光属性と闇属性のモンスターを1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターを除外する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

「カオス・ソーサラー」の略称です。

「ソーサラー」「サラ」の部分をとって「皿」と言う名で親しまれて(?)おります。

うらら

灰流うらら

チューナー・効果モンスター
星3/炎属性/アンデット族/攻 0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果

「灰流うらら」の略称です。

「灰流うらら」自体の採用率が非常に高いことも有り、フリー大戦で「灰流うらら」を使う際にはカード名を全て言うことなく「うららで」だけで通じるケースも多いです。

サイドラ

サイバー・ドラゴン

効果モンスター
星5/光属性/機械族/攻2100/守1600
(1):相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。

「サイバー・ドラゴン」の略称です。

デッキ名などとして略称が使われることもあり、サンドラと似ているので見間違いや聞き間違いには要注意です。

「Cyber Dragon」の頭文字からCDと略す人もいます。

サモプリ

召喚僧サモンプリースト

効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600
(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。
このカードを守備表示にする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードはリリースできない。
(3):1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。
デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。

「召喚僧サモンプリースト」の略称です。

カード名を全て言うのは少し長くはありますが、略し方が妙に可愛らしい響きになっています。

ゾンキャリ

ゾンビキャリア

チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
(1):このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚デッキの一番上に戻して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

「ゾンビキャリア」の略称です。

登場当時は簡単に自己蘇生が出来るチューナーはかなり珍しかったことから汎用的に採用されており、その頃に特に使われていた略称でもあります。

パーデク

神光の宣告者

儀式・効果モンスター
星6/光属性/天使族/攻1800/守2800
「宣告者の預言」により降臨。
(1):相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時、
手札から天使族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

「神光の宣告者」の略称であり、読みであるパーフェクト・デクレアラーから来ています。

このカードを中心としたデッキの呼び名としてもこの略称が使われていることがあります。

同じ命名法則で「崇光なる宣告者」のことはアルデクと呼ばれることもあります。

サウサク

サウザンド・アイズ・サクリファイス

融合・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
「サクリファイス」+「千眼の邪教神」
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカード以外のフィールドのモンスターは攻撃できず、表示形式の変更もできない。
(2):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。
(3):このカードの攻撃力・守備力は、このカードの効果で装備したモンスターのそれぞれの数値になり、
このカードが戦闘で破壊される場合、代わりに装備したそのモンスターを破壊する。

「サウザンド・アイズ・サクリファイス」の略称です。

「簡易融合」で出せることから汎用性がある程度あり、本来のカード名が長めなこともあって略称で呼ばれることも珍しくありません。

ナチュビ

ナチュル・ビースト

シンクロ・効果モンスター
星5/地属性/獣族/攻2200/守1700
地属性チューナー+チューナー以外の地属性モンスター1体以上
(1):魔法カードが発動した時、自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送って発動できる。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、その発動を無効にし破壊する。

「ナチュル・ビースト」の略称です。

「ナチュル・ビースト」自体は地属性デッキであれば汎用的な採用が見込めるシンクロモンスターであり、ターン1制限無しで墓地肥やしをしつつ魔法カードの発動を無効にし破壊できる効果はインフレの進んだ現在でも強力です。

その性能の高さから昨今でも度々採用カードなどとして話題に上がった際に略称が使われることがあります。

レモン

レッド・デーモンズ・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードが相手の守備表示モンスターを攻撃したダメージ計算後に発動する。
相手フィールドの守備表示モンスターを全て破壊する。
(2):自分エンドフェイズに発動する。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、
このカード以外のこのターン攻撃宣言をしていない自分フィールドのモンスターを全て破壊する。

「レッド・デーモンズ・ドラゴン」の略称です。

カード名である「(レ)ッド・デー(モン)ズ・ドラゴン」のかっこ部分を取っており、略称の覚えやすさ優先で略す部分が不思議なことになっているというのも印象的です。

ダベリオン

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
レベル4モンスター×2
(1):このカードのX素材を2つ取り除き、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を半分にし、
その数値分このカードの攻撃力をアップする。

「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン」の略称です。

こちらもカード名の「(ダ)ーク・リ(ベリオン)・エクシーズ・ドラゴン」のかっこ部分を取っており、言いやすさや伝わりやすさを重視した略称となっています。

本来のカード名がかなり長めなこともあって略称で呼ばれる機会も多いです。

ヌメヌメ

CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア

エクシーズ・効果モンスター
ランク13/光属性/悪魔族/攻 ?/守 ?
レベル13モンスター×5
(1):「CNo.1000 夢幻虚神ヌメロニアス」の効果で特殊召喚したこのカードは、
攻撃力・守備力が相手ターンの間100000アップし、
特殊召喚された次のターンより以下を適用する。
●攻撃可能な相手モンスターはこのカードを攻撃しなければならない。
●このカードが戦闘を行っていない相手ターン終了時、自分はデュエルに勝利する。
(2):相手モンスターの攻撃宣言時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その攻撃を無効にし、その攻撃力分だけ自分のLPを回復する。

「CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ ヌメロニア」(実際のカード名の神の字は旧字体)の略称です。

元々のカード名がかなり長いこともあって略称では大幅に略されているのですが、その結果がヌメヌメというのはネタ的な意味でも面白いです。

ペンマジ

EMペンデュラム・マジシャン

ペンデュラム・効果モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻1500/守 800
【Pスケール:青2/赤2】
(1):自分フィールドに「EM」モンスターがP召喚された場合に発動する。
自分フィールドの「EM」モンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、自分フィールドのカードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊し、破壊した数だけデッキから「EMペンデュラム・マジシャン」以外の
「EM」モンスターを手札に加える(同名カードは1枚まで)。

「EMペンデュラム・マジシャン」の略称です。

「EM」デッキではデッキの回転力や展開力に関わるキーカードであることから採用優先度が高く、サーチ効果などが充実していることからデュエル中に使用する確率も高いため、略称で呼ばれることも度々あります。

おろ埋

おろかな埋葬

通常魔法(制限カード)
(1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る。

「おろかな埋葬」の略称です。

デッキから好きなモンスターを墓地へ送れる「おろかな埋葬」は墓地肥やし手段として非常に汎用性が高いこともあり、略称を見聞きする機会も比較的多めです。

緊テレ

緊急テレポート

速攻魔法(準制限カード)
(1):手札・デッキからレベル3以下のサイキック族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターンのエンドフェイズに除外される。

「緊急テレポート」の略称です。

サイキック族モンスターのカードプール増加に伴い、このカードで特殊召喚出来るレベル3以下のサイキック族モンスターを展開の起点とするテーマデッキやそれらの展開ギミックに注目した出張セットが増えてきたため、見かける機会も増えたことで略称も浸透しています。

ごうけん

強欲で謙虚な壺

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分のデッキの上からカードを3枚めくり、その中から1枚を選んで手札に加える。
その後、残りのカードをデッキに戻す。

「強欲で謙虚な壺」の略称です。

このカードを含め汎用性の高い「○○で○○な壺」シリーズのカードは略称が付いていることが多く、「強欲で貪欲な壺」はごうどん、「強欲で金満な壺」はごうきん、「金満で謙虚な壺」きんけんといった略称が付いています。

コズサイ

コズミック・サイクロン

速攻魔法
(1):1000LPを払い、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。

「コズミック・サイクロン」の略称です。

ライフコストこそあるものの魔法・罠カードを除外で除去出来ることから相手の墓地利用に繋げずに済む点が評価でき、その時の環境デッキ次第で使用されていることもあるため、略称で呼ばれることもあります。

サンボル

サンダー・ボルト

通常魔法(準制限カード)
(1):相手フィールドのモンスターを全て破壊する。

「サンダー・ボルト」の略称です。

略すほど元々のカード名が長くはないのですが、シンプルかつ強力な除去効果を持つことから制限復帰以降は採用されていることも度々見かけるため略称が使われる機会もあります。

まとめ

知っておいた方が良い略称を紹介しましたが、用語の略称についてはカードやデッキの紹介記事などでも見かけることが多いので覚えておくと良いでしょう。

当然ではありますが、略称を使う際は話している相手もその略称が何を指しているのか知っていることが前提になりますので、多用しすぎるのも良くないかなと個人的には思います。

知っているなら円滑にカードやコンボについて話し合えるので、今回紹介した以外の略称を調べてみるのも良いかと思います。

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