他のカードゲームに比べると遊戯王は比較的専門用語が少ない方ですが、公式というよりはプレイヤー同士でよく使われる言葉やその略称などが存在します。
自分で使うかどうかはともかく、ユーザー同士で円滑にデュエルを進めるには知っておいて損はないので紹介させていただきます。
遊戯王には知っておいた方が良い略称が多い?
詳しくは後述しますが、遊戯王では長いカード名や用語はしばしば略称で呼ばれることがあります。
用語についてはそこまで多くは無いのですが、問題はカード名の方で略称を知らない人からすれば何のことなのか全く分からないという状況になりがちです。
その反面、略称を知っておけば短い会話で何をサーチしたのか等が分かりやすくサクサクデュエルを進められます。
また戦術についての会話などでも略称を使うことはありますので、全てとまでは言わなくともある程度は知っておくと良いでしょう。
気の知れた相手でないならマナー的な意味でも略称を使うのは控えたほうが良いです。とはいえ、
普段使っているとつい出てしまうことがあるので相手が分からない様子なら言い直すようにしましょう。
遊戯王でよく使う略称一覧!
ns・ss
nsがノーマルサモンの略称で通常召喚のことを指しています。
ssはスペシャルサモンの略称で特殊召喚を指します。
アド
アドバンテージの略称です。
アドバンテージという言葉同様、カードの性能について語られるときにたびたび見聞きするので覚えておきましょう。
ビート
戦闘を主にしたデッキタイプのことをビートダウンデッキと呼び、ビートはその略称になっています。
フルモン
フルモンスターの略称で、フルモンデッキとはデッキ内容の全てがモンスターカードで構築されているものを指します。
サンドラ
「サンダー・ドラゴン」の略称で、環境でも恐竜族+サンダー・ドラゴンデッキのことを恐竜サンドラと呼んだりしています。
デビフラ
「デビル・フランケン」の略称で、このカードを主軸にしたデッキも存在するほどの知名度があるので知っておくと何のことかすぐに分かります。
ドロバ
「ドロール&ロックバード」の略称で、手札誘発でありメタ的な運用が出来るため一時期注目を浴びていたカードでもあります。
ブラマジ
ご存知アニメ遊戯王デュエルモンスターズの主人公である武藤遊戯のエースモンスターこと「ブラック・マジシャン」の略称です。
デッキ名も「ブラック・マジシャン」デッキではなくブラマジデッキという呼び方の方が短いため多く使われます。
BMG・ブラマジガール
こちらも有名な「ブラック・マジシャン・ガール」の略称です。かなり初期の方から人気が高いカードなので、2種類ある略称も比較的有名です。
メタポ
「メタモルポット」の略称です。一時期はこのカードのドローを利用したデッキ破壊による先攻ワンキル戦術も存在しましたが、最近では手札誘発効果の流行により見かけることが少なくなりました。
レダメ・ダメドラ・ダクメタ・ダメド
「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」の略称なのですが、いくつもあるため少々分かりにくいです。元のカード名が長いということもあり、略称が決まっておらずに困惑することも度々あります。
ロンファ
「ローンファイア・ブロッサム」の略称です。植物族テーマデッキならとりあえず採用したいカードでもあるため、見聞きすることも割と多いカードです。
スタダ
「スターダスト・ドラゴン」の略称で、アニメ遊戯王5D’sの主人公である不動遊星のエースカードであるためこのカードのみが恩恵を受けられるカードも存在します。
最近では見かけることは少ないですが、ファンなら度々使われる略称です。
オッP
「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の略称で、オッドアイズのオッとペンデュラムのPから来ているわけですが聞いたことがない人には何のことを言っているのか分からない略称の筆頭でもあるため使用には気を付けましょう。
FWD
「ファイアウォール・ドラゴン」の略称ですが、2019年1月のリミットレギュレーションにて禁止カードになったためネタにされることはあっても話題に昇ることは減りました。
神宣
「神の宣告」の略称ですが、他の「神の~」というカウンター罠カードにも共通した略称が使われるので一応覚えておくと良いかと思います。
スキドレ
「スキルドレイン」の略称です。モンスター効果が活躍するようになってメタカードとしてたびたび見かける永続罠カードでもあるので、耳にしたことがある人もいるかと思います。
増G
「増殖するG」の略称です。
コチラはフリーで多く使われる言葉です。
皿
「カオス・ソーサラー」の略称です。
「ソーサラー」の「サラ」の部分をとって「皿」と言う名で親しまれて(?)おります。
まとめ
知っておいた方が良い略称を紹介しましたが、用語の略称についてはカードやデッキの紹介記事等でも見かけることが多いので覚えておくと良いでしょう。
当然ではありますが、略称を使う際は話している相手もその略称が何を指しているのか知っていることが前提になりますので、多用しすぎるのも良くないかなと個人的には思います。
知っているなら円滑にカードやコンボについて話し合えるので、今回紹介した以外の略称を調べてみるのも良いかと思います。