2024年3月にシングル価格の高騰が予想されるカード一覧！【遊戯王OCG】

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2024年3月のシングル価格相場の動きを予想！

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3月のシングル相場の動きとしては、大会環境の変化や新商品の情報が影響を与えることかと思われます。

大会環境についてですが、昨今では使用率や戦績の違いはあれど「罪宝炎王スネークアイ」を筆頭にした様々なテーマデッキがしのぎを削っています。

これは1月に発売した基本パック レガシー・オブ・デストラクションにて様々なテーマの登場・強化がされたことが要因です。3月の環境ではこの今の状態がどのように変化するかによってシングル価格相場にも影響があるかと思われます。

新たに登場・強化されたテーマデッキがこのまま引き続き活躍して環境デッキとなれるか、好成績を残しても目新しさだけに終わって3月の環境からは退くことになるかは未知数です。

それらとは別に基本パック レガシー・オブ・デストラクションの発売以前から大会環境で戦っていたデッキについても、今後も引き続き活躍できるかあるいは新勢力の拡大によって使用率や戦績が減るかは分かりません。

強いて言うなら、現状の環境上位デッキはそう簡単に環境を退くことはないかと思われるため、それらのデッキのキーカードなどは一定数以上の需要によって価格が上がることが考えられるでしょう。

新商品についてですが、3月に発売予定のスペシャルパックはレアリティやイラストの違いはあっても再録となるので、既存カードのシングル価格には影響を与えにくいです。

ただし、3月中には4月に発売予定の基本パック インフィニット・フォビドゥンの収録内容についての続報があるはずなので、新たに登場するテーマと相性の良い既存カードや、強化される既存テーマのキーカードなどは価格が上がりやすいでしょう。

現状ではインフィニット・フォビドゥンにて登場・強化されるテーマを予想するのは難しいです。高騰しそうなカードの予想については既に判明している情報を元に考えていきたいと思います。

「篝火」

通常魔法
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：デッキからレベル４以下の炎族モンスター１体を手札に加える。

シンプルかつ優秀なサーチ手段であるため、対応するカードを展開の起点などにするテーマデッキであれば安定力向上のために複数枚積みが推奨される性能をしています。

昨今の大会環境でも活躍中の「罪宝炎王スネークアイ」や「罪宝スネークアイ」デッキでは3枚積みが基本となっており、それらの活躍によってこのカードのシングル価格も既に高額になっています。

「罪宝炎王スネークアイ」や「罪宝スネークアイ」は3月の環境でも活躍が予想されるデッキですので、このカードも着実と価格が上がる可能性はあります。

「スネークアイ・エクセル」

効果モンスター
星１/炎属性/炎族/攻 800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから炎属性・レベル１モンスター１体を手札に加える。
(2)：このカードを含む自分フィールドの表側表示カード２枚を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから「スネークアイ・エクセル」以外の「スネークアイ」モンスター１体を特殊召喚する。

「スネークアイ」デッキのキーカードであり、「蛇眼の炎燐」をサーチすればあちらの効果で自己特殊召喚に加えて「スネークアイ」魔法・罠カードを引き込むことに繋がるため展開の起点となれます。

初動となれるカードである故に「罪宝炎王スネークアイ」や「罪宝スネークアイ」デッキでも3枚積みが推奨されるカードですので、上記の「篝火」と同じく3月の大会環境での活躍によって価格の上昇が考えられます。

「トライデント・ドラギオン」

シンクロ・効果モンスター
星１０/炎属性/ドラゴン族/攻3000/守2800
ドラゴン族チューナー＋チューナー以外のドラゴン族モンスター１体以上
このカードはＳ召喚でしか特殊召喚できない。
(1)：このカードがＳ召喚した時、自分フィールドの他のカードを２枚まで対象として発動できる。
その自分のカードを破壊する。
このカードはこのターン、通常の攻撃に加えて、
この効果で破壊したカードの数まで１度のバトルフェイズ中に攻撃できる。

シンクロ召喚成功時に自分フィールドのカードを破壊することで攻撃回数を増やす効果を持っており、バトルフェイズ中に展開やシンクロ召喚を行ったりする「天盃龍」とは特に相性が良いシンクロモンスターです。

特に「盃満ちる燦幻荘」とはシナジーがあり、バトルフェイズ中にシンクロ召喚したこのカードの効果であちらを破壊することで攻撃力6000の連続攻撃持ちとなるためワンターンキル級の大ダメージを狙えます。

「天盃龍」デッキは昨今の大会環境で好成績を残したことから注目を集め始めているため、その影響でこのカードの価格上昇が予想されます。

「光の黄金櫃」

永続魔法
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードは魔法＆罠ゾーンに存在する限り、モンスターの効果では破壊されない。
(2)：自分メインフェイズに発動できる。
「光の黄金櫃」を除く、「光の黄金櫃」のカード名が記されたカード１枚をデッキから手札に加える。
(3)：相手が墓地からモンスターを特殊召喚した場合、
手札から魔法カード１枚を捨て、その内の１体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送る。

サーチ手段として有用なだけでなくこのカードの存在を条件とした効果などもあることから「光の黄金櫃」デッキの中核を担うカードです。

初動としても使えるカードである上にモンスター効果への効果破壊耐性や蘇生したモンスターの除去も出来るため、デッキを回すためのキーカード以上の活躍も期待できるのが優秀です。

インフィニット・フォビドゥンやザ・ヴァリュアブル・ブックEX4の付属カードにて新規カードが登場し強化されることが既に判明していることもあり、価格の上昇が考えられます。

「E・HERO ネオス・クルーガー」

融合・効果モンスター
星９/光属性/魔法使い族/攻3000/守2500
「Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス」＋「ユベル」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。
その相手モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
(2)：表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキから「ネオス・ワイズマン」１体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

戦闘時のバーン効果や「ネオス・ワイズマン」を特殊召喚する効果を持つ融合モンスターであり、素材指定こそ重いもののサポートカードを使えば融合召喚はそう難しくありません。

「ユベル」が融合素材に指定されている現状唯一の融合モンスターでもあるため、「融合派兵」などで「ユベル」をサポートするために必要となるカードでもあります。

ザ・ヴァリュアブル・ブックEX4の付属カードとして登場する「ファントム・オブ・ユベル」を出すために「E・HERO プリズマー」を使う場合にもこのカードは必要となるため、利用価値の増加による価格上昇が予想できます。

2024年3月に高騰するカードの傾向としては、

• 大会環境で活躍しているテーマのキーカード
• レガシー・オブ・デストラクションで登場したテーマに関するカード
• インフィニット・フォビドゥンに収録に関連するカード

の3点です。

今回紹介したカード以外に高騰が予想されるカードとしては、インフィニット・フォビドゥンで新規登場するテーマと既存テーマの強化です。しかし現状判明している情報が少ないため、現時点では予想が難しいです。

また3月には、4月のリミットレギュレーション発表が控えており、結果次第で高騰するカードが出てくることでしょう。

3月はリミットレギュレーションと新商品の続報などで不確定要素が多く、予想が難しいですが、現段階である程度高騰予想できるものは早めに購入を検討してみてると良いでしょう。