2023年7月リミットレギュレーションの影響でシングル価格が下がることが予想されるカード6選!

先日202371日適用の新リミットレギュレーションの内容が発表されました。

そこで今回は規制改定の影響でシングル価格が下がりそうなカードについて予想していきたいと思います。

あくまで予想なので必ず当たるわけではありませんが、中には既に価格が下がり始めている物もあるので売買を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

また、今回紹介するカードの中でも禁止カードとなった

  • 「クシャトリラ・フェンリル」
  • 「超重武者装留ブレイク・アーマー」
  • 「デビル・フランケン」
  • 」盗人の煙玉」

の4枚は紹介から除外させていただきますこと、ご了承ください。

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2023年7月リミットレギュレーションの影響で価格が下がりそうなカード6選を紹介!

「ナチュル・エクストリオ」

ナチュル・エクストリオ

融合・効果モンスター
星10/地属性/獣族/攻2800/守2400
「ナチュル・ビースト」+「ナチュル・パルキオン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):魔法・罠カードが発動した時、自分の墓地からカード1枚を除外し、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、その発動を無効にし破壊する。

墓地コストが必要ではあるもののカード種類を問わない上にコストに墓地肥やしも含まれているため、ターン1制限無しで魔法・罠カードの発動を妨害できる上にほぼノーコストどころか墓地肥やしがメリットにもなり得るという極めて強力な効果と言えます。

上記のように高い制圧力を誇る代わりにシンクロモンスター2体を素材に指定しているという召喚難易度の高さが最大のネックなのですが、今回の規制改定で禁止カードとなった「デビル・フランケン」ならライフコストこそ大きいものの簡単にこのカードを出せました。

「デビル・フランケン」が再び禁止カードとなったことでこのカードも使い辛くなるため、価格が下がることが予想されます。

「異星の最終戦士」

異星の最終戦士

融合・効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2350/守2300
「ダーク・ヒーロー ゾンバイア」+「魔力吸収球体」
このカードが特殊召喚に成功した時、
このカード以外の自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いにモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事はできない。

事実上お互いのプレイヤーはモンスターのセットしか出来なくなるという極めて強力なロック効果を持っているのが特徴であり、早い段階でこのカードを出すことで相手にモンスターを展開させることなくデュエルを有利に進められます。

特殊召喚成功時の破壊効果やロックが自分にもかかること、このカード自体の打点がそこまで高くなく耐性効果も持たないこと等が弱点と言えます。

効果破壊耐性を持つ高打点のモンスターと並べたり自分フィールドのカードを破壊する魔法・罠カードと併用することでロックを任意のタイミングで解除できるようにしたりなど、運用でカバーすることは十分可能です。

こちらも今回の規制改定で禁止カードになった「デビル・フランケン」の効果で出したいモンスターの有力候補であり、こちらの特殊召喚成功時の破壊効果で棒立ち状態の「デビル・フランケン」を処理出来る点でも相性が良いです。

効果の特性上使いこなすには工夫が必要なこのカードは消費を抑えて出せることの利点が大きかったことから「デビル・フランケン」の効果で出すのが主流となっていたため、今回の「デビル・フランケン」禁止カード化によって価格が下がることでしょう。

DDD超視王ゼロ・マクスウェル」

DDD超視王ゼロ・マクスウェル

ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2800/守2500
【Pスケール:青4/赤4】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの守備力をターン終了時まで0にする。
【モンスター効果】
(1):このカードが相手の守備表示モンスターに攻撃するダメージ計算前に発動できる。
その相手モンスターの守備力はダメージステップ終了時まで0になる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。

ペンデュラム効果でフィールドのモンスター1体の守備力を0に出来ることが注目され、「超重武者」デッキで狙えるワンターンキルコンボのパーツとして使われていました。

元々の守備力が4000を超える「超重武者」モンスターの守備力をこのカードのペンデュラム効果で0にし、「超重武者装留ブレイク・アーマー」の効果を計2回使うことでワンターンキルが成立します。

「超重武者装留ブレイク・アーマー」が一発で禁止カードとなった理由としては、「超重武者」デッキで上記のコンボによる先攻ワンキルが簡単にかつ安定して出来てしまっていたことが問題視されたためかと思われます。

今回の規制改定で「超重武者装留ブレイク・アーマー」が禁止カードとなる以上、ワンキルコンボをするためにはセットでの利用が必須であり流通量が少ないこともあって高騰していたこのカードの価格は今後下がっていくであろうことが予想されます。

「クシャトリラ・ライズハート」

クシャトリラ・アライズハート

効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1500/守2100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「クシャトリラ」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
このターン、自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズに、
デッキから「クシャトリラ・ライズハート」以外の「クシャトリラ」カード1枚を除外して発動できる。
相手のデッキの上からカード3枚を裏側表示で除外し、このカードのレベルは7になる。

「クシャトリラ」デッキのキーカードの内の1枚であり、自己特殊召喚効果によって展開しやすいだけでなく、除外された場合の効果を持つ「クシャトリラ」カードを除外したり、レベル変更によってランク7エクシーズの素材として使ったり、「クシャトリラ・シャングリラ」の効果のトリガーとなることで「クシャトリラ・アライズハート」に繋げたりといった様々な用途が出来ます。

同じく「クシャトリラ」デッキのキーカードであった「クシャトリラ・フェンリル」が今回の規制改定で禁止カードとなるため、既にテーマカード複数が制限カードに規制されていた「クシャトリラ」は更なる弱体化を余儀なくされます。

規制を受けた「クシャトリラ」が今後の大会環境でどうなるかは分かりませんが、今回の規制強化を機に大会で使うデッキを「クシャトリラ」デッキから別のデッキに切り替える人もいるかと思うので、「クシャトリラ」テーマ全体の需要が下がればこのカードの価格が下がることもあり得ます。

「金満で謙虚な壺」

金満で謙虚な壺

通常魔法(準制限カード、2023年7月1日から制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はカードの効果でドローできない。
(1):自分のEXデッキのカード3枚または6枚を裏側表示で除外して発動できる。
除外した数だけ自分のデッキの上からカードをめくり、
その中から1枚を選んで手札に加え、残りのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは半分になる。

今回の規制改定で制限カードに規制されたカードであり、エクストラデッキへの依存度が低くドロー効果を使えなくなる誓約がそこまで気にならないデッキであれば汎用的に採用できる便利カードとして利用されていました。

先攻1ターン目にキーカードを引き込みやすくするのはもちろんのこと、メインフェイズ2に発動することでダメージ半減のデメリットを回避したりと状況に応じて使い分けられるのも利点です。

その利便性の高さからシングル価格が高めでしたが、今回の規制改定によってデッキに採用できる枚数が減る以上価格も下がるかと思われます。

「神碑の泉」

神碑の泉

フィールド魔法(準制限カード、2023年7月1日から制限カード)
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分は相手ターンに「神碑」速攻魔法カードを手札から発動できる。
(2):1ターンに1度、自分が「神碑」速攻魔法カードを発動した場合、
自分の墓地の「神碑」速攻魔法カードを3枚まで対象として発動できる。
そのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。
その後、戻した数だけ自分はデッキからドローする。

こちらも今回の規制改定で制限カードに規制されたカードであり、「神碑」デッキにおける生命線と言っても過言ではないキーカードです。

「神碑」速攻魔法カードの奇襲性を上げるだけでなくドローによる最大3枚の手札補充が出来る点も非常に優秀であり、「神碑」デッキを回していく上で必須となるカードです。

同名カードの制限が無いことから墓地に「神碑」カードが溜まっていれば2枚目以降のこのカードを張り替えることで更に莫大なアドバンテージを稼げたのですが、今回の規制改定によって制限カードとなるためこの運用は出来なくなります。

今回の規制改定で弱体化となった「神碑」デッキが今後どうなるかは未知数ですが、デッキに採用できる枚数が減る以上価格が下がることが考えられます。

まとめ!

202371日適用の新リミットレギュレーションの影響で今後価格が下がることが予想されるカードの特徴としては、

  • 「デビル・フランケン」の効果で使う機会が多かった融合モンスター
  • デッキとしての機能が難しくなった「神碑」関連のカード

が主にシングル価格が下がることが予想されます。

今回のリミットレギュレーションの影響で、弱体化したテーマは調整を余儀なくされた一方で、代替え案として使われるカードは今後需要が伸びることが予想されます。

今回紹介したカードがあくまでも予想ではあるものの、高値で取引されていたカードを安く手に入れられるチャンスでもありますので、気になるカードがある方は是非チェックしてみてください。

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