2024年10月のリミットレギュレーションで規制が予想されるカード7選!【遊戯王OCG】

遊戯王OCGでは年に4回の規制改定があり、2024年10月からは新たなリミットレギュレーションが適用されます。

新しいリミットレギュレーションにて、規制強化されるカードについて予想していきます。あくまで予想なので必ず当たるとは限らない点は予めご了承ください。

2024年10月のリミットレギュレーションで規制強化されそうなカード一覧!

「永遠の淑女 ベアトリーチェ」禁止カード化

永遠の淑女 ベアトリーチェ

エクシーズ・効果モンスター(制限カード)
ランク6/光属性/天使族/攻2500/守2800
レベル6モンスター×2
このカードは手札の「彼岸」モンスター1体を墓地へ送り、
自分フィールドの「ダンテ」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
この方法で特殊召喚したターン、このカードの(1)の効果は発動できない。
(1):自分・相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。
(2):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
EXデッキから「彼岸」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

汎用ランク6エクシーズであり、お互いのターンに使えるカード種類の指定や、その後の用途制限が無い墓地肥やし効果が優秀です。

召喚権を使うことなく簡単にレベル6モンスターを並べられる「デモンスミス」の登場によって、利用価値が大きく上がったカードでもあり、現在では制限カードに規制されています。

ただ元々このカードを複数枚積みしていた人はほとんどいなかったことから、前回の制限カード化自体が警告の意味合いが強かったものと思われるため、それ以降も大会環境でこのカードと合わせて採用された「デモンスミス」が活躍し続けたことにより今回の規制改定で禁止カードになる確率はかなり高いでしょう。

「刻まれし魔の鎮魂棺」禁止カード化

刻まれし魔の鎮魂棺

リンク・効果モンスター
リンク1/光属性/悪魔族/攻 600
【リンクマーカー:下】
悪魔族・光属性モンスター1体
自分は「刻まれし魔の鎮魂棺」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、
その(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
手札・デッキから「デモンスミス」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):Lモンスター以外の自分フィールドの悪魔族・光属性モンスター1体を対象として発動できる。
自分のフィールド・墓地からこのカードを攻撃力600アップの装備魔法カード扱いで自分のモンスターに装備する。

昨今の大会環境で大活躍中の「デモンスミス」テーマのリンク1モンスターであり、その素材指定と効果によって光属性・悪魔族モンスター1体から「デモンスミス」の動きに繋げるためのキーカードでもあります。

「デモンスミス」テーマの動きは召喚権を使わないことや、展開に制限のかかる制約の無いことから元々汎用性はかなり高いのですが、このカードの存在は光属性・悪魔族モンスターさえ用意できれば「デモンスミス」の動きに繋げられるようになることから「デモンスミス」の汎用性を更に大きく上げている一因となっています。

光属性・悪魔族モンスターである「閉ザサレシ天ノ月」「励輝士 ヴェルズビュート」は素材指定の緩さから、多くのデッキで出すことが可能です。

11月に発売予定のターミナルワールド2では光属性・悪魔族モンスターを利用する「魔轟神」の強化が確定していることもあり、今回の規制で「デモンスミス」を本格的に弱体化させたいのであれば、このカードを禁止カード化するというのは有効な選択肢と言えるでしょう。

「篝火」制限カード化

篝火

通常魔法(準制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキからレベル4以下の炎族モンスター1体を手札に加える。

炎族下級モンスターをサーチできる通常魔法カードであり、そのシンプルなサーチ効果により、炎族下級モンスターを活用するデッキでは採用しない理由が無いとも言える優秀なカードです。

昨今の大会環境では「デモンスミスアザミナスネークアイ」デッキなどで展開の起点となる「スネークアイ」モンスターを引き込むことができます。

最近活躍の場を広げていることから注目を集めている「ライゼオル」でも初動となる炎族の「ライゼオル」モンスターを引き込むカードとして安定力向上に貢献しています。

このカードの登場以降サーチ先として有力な炎族モンスターは確実に増加しており、昨今の大会環境での採用率を考えれば「増援」と同じく、制限カードに規制するのが無難だと思います。

「蛇眼の炎燐」制限カード化

蛇眼の炎燐

効果モンスター
星1/炎属性/炎族/攻 700/守 200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「スネークアイ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。

「スネークアイ」テーマのキーカードであり、自己特殊召喚効果やサーチ効果に加えて永続魔法カード扱いで、魔法&罠ゾーンに置く効果によってアドバンテージを稼げます。

既に「スネークアイ」ではキーカードである「スネークアイ・エクセル」が制限カードに規制されていますが、それでも大会環境で活躍を続けている以上同じく「スネークアイ」のキーカードであるこのカードを規制することで、更なる弱体化を図るということは十分あり得ます。

またTCGでは2024年9月2日適用のリミットレギュレーションでこのカードは制限カードに規制されたため、環境の違いがあるとはいえOCGも続く形でこのカードを規制するのではないかと予想します。

「天盃龍チュンドラ」制限カード化

天盃龍チュンドラ

チューナー・効果モンスター
星4/炎属性/ドラゴン族/攻1500/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにドラゴン族・炎属性モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
「天盃龍チュンドラ」を除く、レベル4以下のドラゴン族・炎属性モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
(3):1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚を行う。

自己特殊召喚効果とリクルート効果から展開の要となる「天盃龍」デッキのキーカードであり、「天盃龍」モンスターの中でも唯一のチューナーである点でもシンクロ召喚をするためには必要不可欠です。

「天盃龍」デッキにおける重要性の高さからフル投入するのが基本ですが、昨今の大会環境で大活躍中の「天盃龍」デッキを弱体化するための規制先の候補として特に有力であると思われます。

他にも「天幻開門」「天盃龍パイドラ」も規制先の有力候補であり、それらもこのカードと合わせて規制することも考えられますが、その場合は制限カード化するのは1枚に絞るなど、弱体化の度合いを調整することが考えられます。

「黒魔女ディアベルスター」準制限カード化

黒魔女ディアベルスター

効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2000
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「罪宝」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
(3):このカードが相手ターンに手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札・フィールドからカード1枚を墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。

1と3の効果により比較的容易に自己特殊召喚が可能であり「罪宝」魔法・罠カードをデッキからセットする効果で、「罪宝」カードを活用するデッキではキーカードとなれる性能を持っています。

大会環境では以前から活躍していた「スネークアイ」で使われていたことに加え、昨今ではこのカードから「アザミナ」に繋ぐことで召喚権を温存したまま妨害手段を用意出来る出張セットとしても注目されています。

昨今の大会環境での活躍ぶりを考えれば規制される可能性は高めですが、いきなり厳しい規制をするのか環境への影響を見つつ段階的な規制をするのかは判断が難しい所なので、今回は後者で予想させていただきました。

「魔を刻むデモンスミス」準制限カード化

魔を刻むデモンスミス

効果モンスター
星6/光属性/悪魔族/攻1800/守2400
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「デモンスミス」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの「デモンスミス」装備カード1枚とフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
(3):このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地から他の悪魔族・光属性モンスター1体をデッキ・EXデッキに戻して発動できる。
このカードを特殊召喚する。

「デモンスミス」テーマの中核を担うカードであり、手札から使えるサーチ効果や自己蘇生効果などによってアドバンテージを稼ぐことができます。

「デモンスミス」はその高い汎用性から情報が公開されてすぐに大きな注目を集めたテーマであり、大会環境においても一時期は「デモンスミス」を採用しているデッキと採用していないデッキで大きく2つに分けられるほどの使用率の高さを誇りました。

昨今ではこのカードを2枚採用に留めていることもあるので準制限カード化では影響が小さい気もします。

先述したように「刻まれし魔の鎮魂棺」が禁止カード化するのであれば、汎用性は下がるのでその分このカードに厳しい規制をする必要性も低くなるでしょう。

「永遠の淑女 ベアトリーチェ」禁止カード化が濃厚とはいえ、「刻まれし魔の鎮魂棺」が禁止カード化されず(光属性・悪魔族モンスターから繋ぐギミックは健在)このカードを制限カードに規制するのと、「刻まれし魔の鎮魂棺」を禁止カードにしてこのカードの規制を緩めにするのとでは、大会環境への影響も変わってくるので予想が難しい所ではあります。

まとめ!

2024年10月リミットレギュレーションで規制が予想されるカードの傾向としては、「スネークアイ」「デモンスミス」「天盃龍」関連が有力でしょう。

特に「デモンスミス」に関しては「〇〇デモンスミス」と呼ばれる混合構築が流行りすぎてしまい、いい加減環境で見るのも疲れた人も多いのではないでしょうか?

どのカードが規制対象になるかはリミットレギュレーション発表当日にならないと分からない部分ではありますが、間違いなく「デモンスミス」の弱体化は免れないと言えます。

2024年10月リミットレギュレーションの影響でどのくらい環境が動くのかは未知数ではあるものの、「デモンスミス」が規制で環境から退場するのか、ギリギリ生き残るのか気になるところです。

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