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2024年6月22日に発売予定のアニメーションクロニクル2024では「Em(エンタメイジ)」テーマに新規カードが加わるだけでなく、2024年7月から適用される新リミットレギュレーションでは禁止カードであった「Emヒグルミ」がエラッタされて制限復帰することが判明しています。
強化された「Em」デッキレシピとその回し方などについて紹介していきたいと思います。
「Em(エンタメイジ)」デッキレシピ2024!
モンスターカード
「Emダメージ・ジャグラー」×3
「Emトリック・クラウン」×2
「Emハットトリッカー」×2
「Emヒグルミ」×1
「Emファイヤー・ダンサー」×3
「Emウォーター・ダンサー」×3
「Emウィンド・サッカー」×3
「Emカップ・トリッカー」×2
「アストログラフ・マジシャン」×1
「エフェクト・ヴェーラー」×1
「ドロール&ロックバード」×1
「灰流うらら」×3
「増殖するG」×3
魔法カード
「RUM-マジカル・フォース」×2
「融合」×1
「魔法族の里」×2
「おろかな埋葬」×1
「墓穴の指名者」×2
「抹殺の指名者」×1
罠カード
「無限泡影」×3
エクストラデッキ
「Emトラピーズ・フォース・ウィッチ」×1
「FNo.0 未来皇ホープ」×1
「FNo.0 未来龍皇ホープ」×1
「Emトラピーズ・マジシャン」×1
「No.41 泥睡魔獣バグースカ」×1
「Emトラピーズ・ハイ・マジシャン」×1
「Em影絵師シャドー・メイカー」×3
「No.67 パラダイスマッシャー」×1
「軌跡の魔術師」×1
「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」×1
「I:Pマスカレーナ」×1
「S:Pリトルナイト」×1
「トポロジック・ゼロヴォロス」×1
「Em(エンタメイジ)」デッキの回し方
デッキのコンセプトとしては、効果ダメージに関する効果を活用することでモンスターを展開しビートダウンで勝利を目指すというものです。
今回紹介したのはあくまでも「Em」をメインとしつつペンデュラムサポートが出来るリンクモンスターなども採用したガチ構築にさせていただきましたが、「時空の七皇」や「No.104 仮面魔踏士シャイニング」などを採用することで安定力を上げつつエクシーズ召喚に特化させたり、レベル4魔法使い族モンスターを駆使するという点でシナジーのある「マギストス」との混合構築にしたりするのも有りでしょう。
デッキの回し方ですが、まずはキーカードを引き込みモンスターの展開を行っていきます。
Emファイヤー・ダンサー
ペンデュラム・効果モンスター
星4/炎属性/魔法使い族/攻1400/守1200
【Pスケール:青6/赤6】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「Em」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
【モンスター効果】
このカード名の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「Emファイヤー・ダンサー」以外の「Em」モンスター1体を手札に加える。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は500ダウンする。
サーチ手段としては、新規カードである「Emファイヤー・ダンサー」は召喚・特殊召喚成功時に「Em」モンスターをサーチできる効果を持っていますし、墓地の自身をコストに「Em」モンスターをサーチできる「Emダメージ・ジャグラー」も利用しやすいです。
Emウォーター・ダンサー
ペンデュラム・効果モンスター
星4/水属性/魔法使い族/攻1200/守1400
【Pスケール:青2/赤2】
このカード名の(1)(2)のP効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「Em」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):自分か相手のモンスターの攻撃宣言時、フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示にする。
【モンスター効果】
このカード名の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「融合」1枚を手札に加える。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、
フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示にする。
展開手段としては、新規カードである「Emウォーター・ダンサー」はペンデュラム効果で簡単に自己特殊召喚できます。
Emウィンド・サッカー
ペンデュラム・効果モンスター
星5/風属性/魔法使い族/攻2100/守 0
【Pスケール:青4/赤4】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「Em」Pモンスター1体を対象とし、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●対象のモンスターのレベルを1つ下げる。
●対象のモンスターのPスケールの数値分だけこのカードのPスケールを上げる。
【モンスター効果】
このカード名の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドにモンスターが存在する場合、
またはフィールドに「Em」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は「Em」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
このカードのレベルを1つ下げる。
(3):1ターンに1度、発動できる。
自分フィールドの全てのレベル4の「Em」モンスターのレベルを5にする。
同じく新規カードの「Emウィンド・サッカー」も自己特殊召喚の条件が緩い上に2種類のレベル操作効果はランク4・5のエクシーズのどちらに繋げたいかによって使い分けられるため重宝します。
新規カードの他にも
- 緩い条件で特殊召喚が出来る「Emハットトリッカー」
- 墓地へ送られた場合に「Em」モンスターを蘇生できる「Emトリック・クラウン」
も展開要員として利用しやすいです。
加えて新規カードによって「Em」ペンデュラムモンスターが増えたこともあり、ペンデュラムスケールを用意すればペンデュラム召喚でモンスターを展開するということも狙えるようになりました。
次に展開したモンスターを使ってエクシーズ召喚を行っていきます。
Em影絵師シャドー・メイカー
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/魔法使い族/攻2600/守1000
レベル5モンスター×3
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除き、
デッキから「Em」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「RUM」魔法カード1枚を手札に加える。
(2):このカードを対象とする効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
EXデッキから「Em影絵師シャドー・メイカー」1体を特殊召喚する。
(3):このカードのX素材が全て取り除かれた場合に発動できる。
自分の墓地から「Em」モンスター1体を特殊召喚する。
新規カードの「Em影絵師シャドー・メイカー」はランクと素材指定の都合上「Emウィンド・サッカー」や「RUM-マジカル・フォース」を利用することでエクシーズ召喚を狙うことになりますが、「Em」モンスターの墓地肥やしをしつつ「RUM」魔法カードをサーチし、同名モンスターの展開や「Em」モンスターの蘇生まで出来るため、上手く使いこなせれば大きなアドバンテージを稼ぐことが可能です。
Emトラピーズ・ハイ・マジシャン
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/魔法使い族/攻2700/守2200
魔法使い族レベル5モンスター×2
(1):X素材を持っているこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分が受ける効果ダメージは代わりに相手が受ける
(この効果は1ターンにこのカードのX素材の数まで適用できる)。
(3):このカードが「Emトラピーズ・マジシャン」をX素材としている場合、以下の効果を得る。
●このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。
同じく新規カード「Emトラピーズ・ハイ・マジシャン」はシンプルに有用な耐性効果に加え、自分への効果ダメージを反射する効果により「Emトリック・クラウン」などの効果利用価値を高めることができます。
「RUM-マジカル・フォース」を使うなどし、「Emトラピーズ・マジシャン」を素材にしていた場合には自身への3回攻撃付与も出来るためアタッカーとしても活躍が期待できます。
また今回紹介したデッキレシピでは、「Em」が新規カードによってペンデュラムモンスターも展開しやすくなったことから、「軌跡の魔術師」や「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」といった優秀なペンデュラムサポート効果を持つリンクモンスターも採用しているため、それらの効果を活用してその後の展開に繋いでいくことで状況に応じて適した動きを行うことも出来るでしょう。
「Em(エンタメイジ)」デッキの展開例!
Emカップ・トリッカー
ペンデュラム・効果モンスター
星5/光属性/魔法使い族/攻1200/守1400
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名の(1)(2)のP効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「Em」Xモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをそのモンスターのX素材とする。
(2):自分のEXデッキにカードが加わった場合に発動できる。
自分のEXデッキ(表側)から「Em」Pモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのX素材を1つ取り除き、このカードを特殊召喚する。
その後、フィールドのXモンスター1体の攻撃力は600ダウンする。
(2):X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれ墓地へ送られた場合、
自分フィールドのXモンスター2体を対象として発動できる。
その内の1体のX素材1つを、もう1体のX素材とする。
新規カードを使った具体的な展開例を1つ紹介しますが、長く複雑になる点は予めご了承ください。
後攻ターン以降を前提とし、手札に「Emファイヤー・ダンサー」+「Emウォーター・ダンサー」or「Emカップ・トリッカー」(今回は「Emウォーター・ダンサー」と仮定します)の計2枚がある場合に出来るコンボです。
「Emファイヤー・ダンサー」を通常召喚→「Emファイヤー・ダンサー」召喚成功時効果で「Emカップ・トリッカー」をサーチ→
手札から「Emウォーター・ダンサー」をペンデュラムゾーンに置く→「Emウォーター・ダンサー」のペンデュラム効果で自己特殊召喚→手札から「Emカップ・トリッカー」をペンデュラムゾーンに置く→
「Emファイヤー・ダンサー」と「Emウォーター・ダンサー」を素材に「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」をリンク召喚→「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」リンク召喚成功時効果と「Emカップ・トリッカー」のペンデュラム効果をチェーンし、エクストラデッキから「Emファイヤー・ダンサー」を手札に加えてデッキから「アストログラフ・マジシャン」をエクストラデッキに加える→
手札から「Emファイヤー・ダンサー」をペンデュラムゾーンに置く→「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」効果で「Emファイヤー・ダンサー」を破壊してその後の効果でエクストラデッキから「アストログラフ・マジシャン」を手札に加える→手札の「アストログラフ・マジシャン」効果と「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」効果をチェーンし、1枚ドローして手札の「アストログラフ・マジシャン」を自己特殊召喚し「Emファイヤー・ダンサー」(2体目)をサーチ→
手札から「Emファイヤー・ダンサー」(2体目)をペンデュラムゾーンに置く→「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」と「アストログラフ・マジシャン」を素材に「軌跡の魔術師」をリンク召喚→「軌跡の魔術師」リンク召喚成功時効果で1200ライフをコストに「Emウィンド・サッカー」をサーチ→
エクストラデッキから「Emファイヤー・ダンサー」&「Emウォーター・ダンサー」と手札から「Emウィンド・サッカー」をペンデュラム召喚(「軌跡の魔術師」の制約解除)→「Emウォーター・ダンサー」のペンデュラム召喚成功時効果で「融合」をサーチ→
「Emウィンド・サッカー」効果で「Emファイヤー・ダンサー」と「Emウォーター・ダンサー」のレベルを5に変更→
「Emウィンド・サッカー」「Emファイヤー・ダンサー」「Emウォーター・ダンサー」を素材に「Em影絵師シャドー・メイカー」をエクシーズ召喚→
「Emカップ・トリッカー」ペンデュラム効果と「Em影絵師シャドー・メイカー」効果をチェーンし、「Em影絵師シャドー・メイカー」のエクシーズ素材を1つ取り除くことでエクストラデッキから「Em影絵師シャドー・メイカー」(2体目)を特殊召喚して「Emカップ・トリッカー」を「Em影絵師シャドー・メイカー」の下に重ねてエクシーズ素材にする→
RUM-マジカル・フォース
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の魔法使い族・ランク4のXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚し、魔法使い族・ランク5のXモンスター1体を、
対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いでEXデッキから特殊召喚し、このカードをそのX素材とする。
「Em影絵師シャドー・メイカー」効果でエクシーズ素材を1つ(「Emカップ・トリッカー」)を取り除きデッキから「Emダメージ・ジャグラー」を墓地へ送ることで「RUM-マジカル・フォース」をサーチ→エクシーズ素材として取り除かれた「Emカップ・トリッカー」効果と「Em影絵師シャドー・メイカー」効果をチェーンし、「Em影絵師シャドー・メイカー」のエクシーズ素材を1つ取り除くことでエクストラデッキから「Em影絵師シャドー・メイカー」(3体目)を特殊召喚して「Em影絵師シャドー・メイカー」のエクシーズ素材1つを「Em影絵師シャドー・メイカー」(2体目)に移動させる→
「Em影絵師シャドー・メイカー」効果で「Emファイヤー・ダンサー」を蘇生→墓地の「Emダメージ・ジャグラー」効果で自身を除外することで「Emハットトリッカー」をサーチ→
手札から「Emハットトリッカー」を特殊召喚→「Emハットトリッカー」と「Emファイヤー・ダンサー」を素材に「Emトラピーズ・マジシャン」をエクシーズ召喚→「軌跡の魔術師」「Emトラピーズ・マジシャン」「Em影絵師シャドー・メイカー」を素材に「トポロジック・ゼロヴォロス」をリンク召喚→
「Em影絵師シャドー・メイカー」(2体目)と「Em影絵師シャドー・メイカー」(3体目)を素材に「S:Pリトルナイト」をリンク召喚→「トポロジック・ゼロヴォロス」の効果でフィールドのカードを全て除外→「RUM-マジカル・フォース」を発動して「Emトラピーズ・マジシャン」を蘇生しその上に重ねて「Emトラピーズ・ハイ・マジシャン」をエクシーズ召喚扱いで特殊召喚し自身を下に重ねて素材にします。
結果的にフィールドのカードを全て除外した後で「Emトラピーズ・マジシャン」を素材とした「Emトラピーズ・ハイ・マジシャン」を出せました。
この後「Emトラピーズ・ハイ・マジシャン」効果でエクシーズ素材を1つ取り除くことで自身に3回攻撃を付与し、3回の直接攻撃を行うことで計8100ダメージによるワンターンキルが成立します。
加えて途中「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」効果でドローしたカードと「Emウォーター・ダンサー」でサーチした「融合」があるので実質的な手札の消費枚数も抑えられました。
まとめ!
「Em」に新規カードが加わったことで、展開力が向上しただけでなく、「Emトラピーズ・ハイ・マジシャン」を使用した1キルを狙うことができるようになりました。
今回紹介した構築は「Em」をメインとしつつペンデュラムサポートが出来るリンクモンスターなども採用した構築でしたが、別のテーマとの混合や汎用性の高いエクシーズ、リンクモンスターを環境に合わせて採用するのも良いでしょう。
「Em」の強化は実に9年ぶりいうこともあり、過去に組んでいた人だけでなく、今回の強化を機にデッキを組みたい方にもおすすめのテーマなので、是非今回の構築を参考にいただければ幸いです。
「Em」と相性の良いカードの紹介はコチラ⬇︎