2020年4月18日発売予定の基本パック、ライズ・オブ・ザ・デュエリストで登場する新テーマ「ドラグマ」の関連カードの詳細が判明しました。
そこで今回は現状判明しているカードから「ドラグマ」デッキレシピを当サイトが考案したので紹介していきます。
詳しい理由は後述しますが、今回紹介するのは極力エクストラデッキからの特殊召喚を行わない「ドラグマ」デッキですので予めご了承ください。
※2021年1月、リミットレギュレーション改訂の為、デッキレシピを大幅に変更。
今回はライトニング・オーバードライブで登場する新規「ドラグマ」カードを採用しつつ、1月現在のリミットレギュレーションに対応した「ドラグマ」デッキレシピを紹介していきます。
【ドラグマデッキレシピ2021】の紹介!
モンスターカード
「教導の聖女エクレシア」×3
「教導の鉄槌テオ」×2
「教導の天啓アディン」×3
「教導の騎士フルルドリス」×3
「教導の大神祇官(正確には祇の部首が「示」ではなく「ネ」)」×2
「教導の神徒」×2
「教導枢機テトラドラグマ」×1
「凶導の白騎士」×3
「アルバスの落胤」×1
「宣告者の神巫」×2
「増殖するG」×2
魔法カード
「教導国家ドラグマ」×1
「天底の使徒」×1
「教導神理」×1
「凶導の福音」×3
「墓穴の指名者」×2
「死者蘇生」×1
罠カード
「ドラグマ・エンカウンター」×3
「ドラグマ・パニッシュメント」×3
「ドラグマ・ジェネシス」×1
エクストラデッキ
「旧神ヌトス」×3
「灰燼竜バスタード」×3
「鉄駆竜スプリント」×1
「F・G・D」×1
「虹光の宣告者」×2
「ウィンドペガサス@イグニスター」×1
「PSYフレームロード・Ω」×1
「転生炎獣アルミラージ」×1
「聖魔の乙女アルテミス」×1
「セキュア・ガードナー」×1
新規【ドラグマデッキレシピ】の回し方を紹介!
サバトン(鉄靴)に爪が生えている事以外に、考察のリプで気付いたけど、凶導の白騎士がフルルドリスと思われる者の腕が2本生えて4本になってる・・・。 pic.twitter.com/2PdfjuvxVV
— 覇道往者 (@kenkonittekisan) December 20, 2020
凶導の白騎士
儀式・効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻 500/守2500
「凶導の福音」により降臨。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(2):相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した場合に発動できる。
自分のEXデッキからモンスター1体を墓地へ送り、
相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで墓地へ送る。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターの攻撃力を合計した数値の半分だけアップする。
デッキのコンセプトとしては、新たに登場する「凶導の白騎士」を扱いつつ「ドラグマ」テーマの特徴でもあるエクストラデッキからモンスターを墓地へ送ることでアドバンテージを稼いで勝利を目指すというものです。
今回紹介したデッキレシピは「凶導の白騎士」の活用にもスポットを当てているので、純構築に近い形にさせていただきました。
「天底の使徒」が規制を受けたとはいえ、「シャドール」や「召喚獣」等のテーマとは依然変わらず相性が良いため併用するのも有りです。
デッキの回し方ですが、アドバンテージを稼ぎながら展開を行っていきます。
「ドラグマ」モンスターのほとんどはエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが存在する場合に手札から自身を特殊召喚できるため、後攻ターン以降であれば相手がエクストラデッキから特殊召喚したモンスターを参照することで特殊召喚させていけます。
先攻1ターン目や相手がエクストラデッキからモンスターを特殊召喚していない場合は自分で用意するのが早いため、下級「ドラグマ」モンスターを素材に「聖魔の乙女アルテミス」をリンク召喚したりすると良いでしょう。
「天底の使徒」や「教導の聖女エクレシア」のサーチ効果で状況に適したカードを引き込んだり、「教導の大神祇官」や「ドラグマ・パニッシュメント」でエクストラデッキのカードを墓地へ送ることで墓地へ送られたモンスターの効果と合わせてより大きなアドバンテージ獲得を狙えます。
ここまではこれまでの「ドラグマ」デッキと同じですが、今回紹介したデッキレシピでのキモとなるのは儀式モンスター「凶導の白騎士」です。
「凶導の白騎士」は儀式モンスターである故にフィールドに出すためには儀式魔法カードを使って儀式召喚する必要があります。
凶導の福音
儀式魔法
「ドラグマ」儀式モンスターの降臨に必要。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように
自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、
または儀式召喚するモンスターと同じレベルのモンスター1体をEXデッキから墓地へ送り、
手札から「ドラグマ」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
普通の儀式召喚なら儀式素材となるモンスターも必要となるのですが、「ドラグマ」儀式魔法カードである「凶導の福音」では儀式素材をエクストラデッキから使用することが出来るため消費を抑えつつも素材にしたモンスター次第ではアドバンテージ獲得となり得ます。
儀式素材として特にお勧めなのが「灰燼竜バスタード」であり、エンドフェイズに「教導の聖女エクレシア」をリクルートしてその効果により「教導の騎士フルルドリス」をサーチすれば相手ターン中に使える妨害札を確保できます。
儀式召喚をするためにも「凶導の白騎士」と「凶導の福音」を手札に揃えなければなりませんが、そこで役立つのが「宣告者の神巫」です。
「宣告者の神巫」の召喚・特殊召喚成功時の効果を使ってエクストラデッキの「虹光の宣告者」を墓地へ送ることで、あちらの効果で儀式魔法か儀式モンスターのどちらかをサーチできます。
エクストラデッキから墓地へ送るという特徴が「ドラグマ」とマッチしており、墓地へ行った「虹光の宣告者」は「教導の大神祇官」等の特殊召喚をする際にも使っていけます。
効果を使用後の「宣告者の神巫」を棒立ちさせておくのは危険です。
各種「ドラグマ」カードのエクストラデッキから特殊召喚できなくなる制約が発生する前に「転生炎獣アルミラージ」→「セキュア・ガードナー」に繋いでしまうと良いでしょう。
「凶導の白騎士」は元々の攻撃力が低いので「天底の使徒」であれば「虹光の宣告者」を墓地へ送ることで、「天底の使徒」の効果で「凶導の白騎士」・「虹光の宣告者」の効果で「凶導の福音」の両方を一気にサーチできます。
「凶導の白騎士」は相手のカード効果発動をトリガーにお互いのエクストラデッキのカードを墓地へ送って自己強化する効果を持っています。
相手のエクストラデッキにある制限カードや1枚しか採用していないカードを墓地へ送れれば戦術を崩せますし、「旧神ヌトス」を墓地へ送ればあちらの除去効果によって相手のコンボの妨害を狙えます。
自己強化は墓地へ送ったモンスターの攻撃力の合計の半分なのであまり期待はできないためおまけ程度の認識で良いでしょう。
上記のカード等を駆使して相手の戦術を妨害しつつ自分には有利な盤面を作っていくことで、バトルで相手のライフを削っていけます。
「ドラグマ」デッキについてのまとめ!
2021年1月のリミットレギュレーションの影響で弱体化を余儀なくされた「ドラグマ」テーマですが、ライトニング・オーバードライブで新規「ドラグマ」カードが登場することで、再び強化されました。
大会環境に再び、返り咲くかどうかは、今後の強化次第かと思いますが、「ドラグマ」はストーリー性もあり、今後も新規カードが登場することが予想されます。
「天底の使徒」が制限になった影響は大きいですが、今後の強化の可能性を考えるとまだまだ、伸び代のあるテーマではないかと個人的には感じますね!!
またコチラでは「ドラグマ」テーマと相性の良いカードや特徴を紹介しておりますので、コチラも参考にして見てください!