シンクロ召喚に必要な存在であるチューナーモンスターですが、シンクロ召喚先の素材指定や採用したいデッキのコンセプト次第では属性を絞って採用する方が扱いやすいケースも多いです。
そこで今回は優秀な効果を持つ闇属性チューナーモンスターを紹介していくので、デッキ構築や強化をする際の参考にしてみてください。
遊戯王の闇属性チューナーを一覧で紹介!!
「アンノウン・シンクロン」
「サイバー・ドラゴン」と同条件で自己特殊召喚ができるレベル1チューナーです。
続けて非チューナーを通常召喚すれば即座にシンクロ召喚へ繋げられますし、レベルが1であるためレベルの調整としても有用です。
後述する他の「シンクロン」モンスターと同じく、「シンクロン」サポートカードの恩恵を受けられます。
「A・ジェネクス・バードマン」
自分フィールドの表側表示モンスター1体をバウンスすることで手札から自己特殊召喚が出来ます。
召喚成功時に発動する効果を持つモンスターをバウンスすることで再利用を図りつつも特殊召喚ができるため、既に出しておいたモンスター等と併せてシンクロ召喚へ繋げていけます。
「幻影王 ハイド・ライド」
シンクロ素材とする場合チューナー以外のモンスターとして扱うことが出来ます。
非チューナーとしてシンクロ素材にすることも出来るという稀有な効果であり、このカードを含めたチューナーモンスターしか展開できなかった場合もシンクロ召喚を狙えます。
またこのカードの攻撃力は1500とリクルーターにも対応している点も長所です。
「サイバース・シンクロン」
自分フィールドのレベル4以下のモンスター1体のレベルをターン終了時までその元々のレベル分上げる効果を持っています。
レベルを倍加させる効果によって高レベルシンクロに繋げやすく、この効果は自身にも使えるためレベル2になれるレベル1チューナーとして使うことも可能です。
また墓地の自身を除外することでエクストラモンスターゾーンの自分のモンスター1体の破壊を1度守れる効果によって、シンクロ召喚したモンスターが耐性効果を持っていなくとも場持ちを上げられます。
「サテライト・シンクロン」
自分の墓地からモンスターが特殊召喚された場合に自己特殊召喚できる効果を持ちます。
シンクロ召喚を扱う展開力の高いデッキでは蘇生効果を使うことは珍しくないため、比較的容易に特殊召喚が出来ます。
2の効果を使うには対応するシンクロモンスターを採用しなければなりませんが、1の自己特殊召喚効果だけを目当てに採用することも十分検討出来ます。
「ジャンク・シンクロン」
召喚成功時にレベル2以下のモンスター1体を蘇生できる効果を持つ有名なチューナーモンスターです。
レベル2以下という低レベル帯のモンスターを採用しなければ効果を活かせませんが、「ドッペル・ウォリアー」等の墓地で効果を発動するモンスターの効果の利用を図れる使い勝手の良さや蘇生による展開なため手札の消費を抑えられる点は高速化した昨今でも強力です。
「ゾンビキャリア」
手札1枚をデッキトップに戻すことで自己蘇生できる効果があります。
自身の効果で蘇生した場合フィールドから離れると除外されてしまいますが、シンクロ素材に使いたいのであれば使い切りの蘇生可能チューナーとして利用できます。
手札にあって欲しくないカードをデッキに戻す手段としても使え、この効果利用後にサーチ・リクルート・墓地肥やし効果を使えばシャッフルが行われることで再び素引きしにくくなります。
「DDオルトロス」
自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に手札から特殊召喚出来ます。
自己特殊召喚できるレベル4チューナーとして有用価値があり、高レベルシンクロモンスターへと繋げやすいです。
この効果を使用したターンは悪魔族モンスター以外の特殊召喚ができなくなる制約がかかってしまいますが、相手ターン中に特殊召喚すれば気にしなくて済みます。
「BF-疾風のゲイル」
汎用性という点では自己特殊召喚は難しいですが、相手モンスター1体の攻守を半減させる効果は問題なく使えます。
攻守半減効果はシンプルに強力であり、相手の攻撃力2600までのモンスターならこのカードだけでも戦闘破壊を狙えます。
効果使用後に高火力のモンスターに繋げて大ダメージを狙えるだけでなく、自身単体でもある程度までのアタッカーになれるチューナーです。
「BF-弔風のデス」
召喚・特殊召喚成功時に「BF」モンスター1体のレベルを1つ挙げるが1つ下げられます。
自身も対象に出来るため、実質的にレベル3~5のチューナーとして幅広く扱うことが可能です
ただし墓地へ送られたターンのエンドフェイズに自分は1000ダメージ受けるというデメリットには要注意です。
「亡龍の戦慄-デストルドー」
ライフポイントを半分払い、自分フィールドのレベル6以下のモンスター1体のレベル分自身のレベルを下げて手札・墓地から自己特殊召喚出来ます。
ライフコスト半分は序盤で払うにはかなり重いコストですが、既にライフが減っているデュエル中盤以降ではそこまで気にならないため切り返し手段としても有用です。
対象にしたモンスターと特殊召喚した自身を合わせればレベル7シンクロモンスターを出せるため、切り返しや制圧盤面構築に役立ちます。
「サイキック・リフレクター」
召喚か特殊召喚に成功した時にこのカードと同名以外の「バスターモード」が記されたカードか「バスターモード」をサーチする効果と手札の「バスターモード」を相手に見せることでこのカードと同名以外の「バスターモード」と記されたモンスターを特殊召喚し、このモンスターのレベルを4つまで上げることが出来ます。
デッキに「バスターモード」と「バスタービースト」を入れる必要はあるものの、このカード1枚でレベル6〜9のシンクロ召喚が狙えるのは間違えなく、強力と言えます。
またこのカード1枚から「水晶機巧−ハリファイバー」のリンク召喚を狙い、その流れで、高リンクモンスターに繋いでいくことも可能です。
またサイキック族なので「緊急テレポート」に対応していたり、レベル1モンスターなので「ワンフォー・ワン」に対応している点も強力と言えます。
「ヴァレット・トレーサー」
自分フィールドの表側表示のモンスターを破壊することでデッキからこのカードと同名以外の「ヴァレット」モンスターを1体特殊召喚することが出来ます。
他の「ヴァレット」モンスターをデッキに採用しなければなりませんが、「ヴァレット」モンスターはドラゴン族テーマと相性が比較的に良いので、このカードと複数枚「ヴァレット」モンスターを入れておくと、シンクロ召喚を狙うことが可能です。
デメリットとしてはこの効果を使うと闇属性モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できなくなる点ですが、闇属性は基本的に強力なモンスターが多いので、個人的にはそこまで気になるデメリットではないかと思います。
「クリムゾン・リゾネーター」
サイドラ条件で特殊召喚出来る「リゾネーター」モンスターで自分フィールドのモンスターがドラゴン族・闇属性シンクロモンスター1体のみの場合、このカードと同名以外の「リゾネーター」モンスターを2体特殊召喚することが出来ます。
このカードの効果を使うことでフィールドにチューナーを3体並べることができ「レッドデーモンズ・スーパーノヴァ・ドラゴン」のシンクロ召喚を狙うことができます。
具体的な例としてはこのカードとレベル4モンスターで「レッド・ライジング」をシンクロ召喚し、効果でこのカードを特殊召喚。
その後合計レベルが12になる様に「リゾネーター」モンスターを展開すると言った動きとなります。
「DDラミア」
手札か墓地に存在する時に手札かフィールドのこのカードと同名以外の「DD」カードか「契約書」カードを1枚墓地に送ることでこのカードを特殊召喚することが出来ます。
このカードと「地獄門の契約書」をセットで主張させることでコストの確保をしつつ、シンクロ召喚を狙うことが可能です。
レベル1の闇属性チューナーなのでサポートが多いのも魅力であります。
「闇竜星-ジョクト」
自分フィールドにこのモンスター以外存在しない場合に手札の「竜星」モンスターを2体墓地に送ることで攻撃力0と守備力0の「竜星」モンスターを1体ずつ特殊召喚することが出来ます。
コストは手札2枚と重いものの、効果を使えばシンクロ召喚やリンク召喚に繋げることが出来るので、場合によっては形成を有利に持っていくことも可能です。
「竜星」自体が出張性があり、このカードも主張させる際の候補モンスターとなります。
「浮幽さくら」
相手フィールドのモンスターの数の方が多い場合に手札のこのカードを捨てることで、自分のエクストラデッキのカードを1枚お互いに確認し、相手にそのカードが存在する場合、相手は全ての同名カードを除外する効果を持つチューナーモンスターです。
効果自体はサイドデッキ寄りですが、アンデット族・闇属性のチューナーなので、効果が効かない相手でもレベル3チューナーとしてこのカードを使うことが出来ます。
アンデット族・闇属性モンスターなのでサポートが多いのも魅力です。
「ラブラブライドラゴン」「竜核の呪霊者」
2体とも上級通常モンスターであり、ドラゴン族・闇属性チューナーモンスターです。
通常モンスターなので、通常モンスターサポートを共有することができ、ドラゴン族・闇属性モンスターであるこの2体は墓地に落としやすく、蘇生させやすいという利点があります。
レベルが高いので、必然的にもう1体の素材はレベルが低い必要性がありますが、レベル5以上のチューナーモンスターということで「アルティマヤ・ツィオルキン」の特殊召喚素材にすることが出来るのが利点です。
「アクセル・シンクロ」
デッキから「シンクロン」モンスターを墓地に送ることでこのカードのレベルを墓地に送ったモンスターのレベル分上げるか下げるかを選ぶことが出来ます。
デッキから落とす候補としては汎用性の高い「ジェット・シンクロン」が候補となります。
墓地に送る「シンクロン」モンスターによってレベルを変動させることが出来る上に相手ターン中にシンクロ出来るので、用途の広いシンクロチューナーモンスターです。
「ヴァレット・シンクロン」
召喚性孤児に墓地のドラゴン族・闇属性モンスターを守備表示で特殊召喚することの出来る「ヴァレット」チューナーモンスターです。
ドラゴン族は闇属性が多く、このカードを採用しておくことでシンクロ召喚を狙うことも出来ます。
また「シンクロン」と名前がついているので「調律」でサーチが出来る点も評価点です。
「ナイトエンド・ソーサラー」
特殊召喚成功時に相手の墓地のカード2枚を除外することの出来る魔法使い族・闇属性チューナーです。
効果自体は派手なものではありませんが、種族・属性共に恵まれており、このカードを特殊召喚する手段は多いのが嬉しいところであります。
相手のデッキによってはこのカードが刺さる盤面も珍しくなく、相手の墓地のカードを除外しつつ、こちらはシンクロ召喚で相手を制圧していくと言った動きが可能です。
またターン1制限がないので1ターンに特殊召喚を繰り返せば、相手の戦術を大幅に妨害することだって出来ます。
闇属性チューナーおすすめモンスター一覧についてのまとめ!
今回はおすすめの闇属性チューナーについての紹介でしたが、今回紹介したモンスター以外にも闇属性チューナーは多く存在します。
恐らく「なんでこのカード入ってないんだよ!!」「このカードはそこまで強くなくない?」と言った様々な意見もあるかと思いますが、そう言ったカードについては今後追記していくかも知れません。
闇属性テーマを組むのであれば、これらのカードを加えることで、シンクロ召喚が狙えるのでデッキを構築する際は是非参考にしていただけると嬉しいです。
コチラは関連記事になります!↓
https://kata0003.net/general-purpose-tuner-2966