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8月末に発売されたデッキビルドパック「ファントム・リベンジャーズ」では、新たなテーマ「キラーチューン」が登場しました。
「キラーチューン」は、所属するモンスターがすべてチューナーで統一されたシンクロ召喚を軸とするテーマです。
「キラーチューン」のデッキレシピや回し方について紹介していきます。
「キラーチューン」デッキレシピ2025
モンスターカード
「キラーチューン・クリップ」×3
「キラーチューン・ミクス」×3
「キラーチューン・キュー」×3
「キラーチューン・レコ」×3
「レッド・ノヴァ」×1
「エフェクト・ヴェーラー」×2
「増殖するG」×2
「灰流うらら」×3
「屋敷わらし」×3
「マルチャミー・フワロス」×3
魔法カード
「キラーチューン・シンクロ」×3
「ジュークジョイント“Killer Tune”」×2
「シンクロ・オーバーテイク」×3
「墓穴の指名者」×2
「抹殺の指名者」×1
罠カード
「キラーチューン・プレイリスト」×1
「伍世壊浄心」×1
「無限泡影」×1
エクストラデッキ
「キラーチューン・トラックメイカー」×3
「キラーチューン・リミックス」×3
「キラーチューン・レッドシール」×3
「キラーチューン・ラウドネスウォー」×2
「マナドゥム・トリロスークタ」×1
「ヴィサス=アムリターラ」×1
「マナドゥム・プライムハート」×1
「厄災の星ティ・フォン」×1
「キラーチューン」デッキの回し方
デッキのコンセプトは、「キラーチューン」カードを活用してシンクロモンスターを次々と展開し、ビートダウンによって勝利を狙うことです。
今回紹介するデッキレシピは、「キラーチューン」を中心に据えつつ、安定性を高めた構築となっています。もちろん他のシンクロ出張セットやシンクロテーマと組み合わせることも可能です。ただし、非チューナーを活用した展開を取り入れる場合は、一部の「キラーチューン」カードが持つ制約との兼ね合いに注意する必要があります。
デッキの回し方ですが、まずはキーカードを引き込んだりモンスターを展開していきます。メインデッキの「キラーチューン」モンスターと「キラーチューン・トラックメイカー」は、フィールドの自身をシンクロ素材にする場合、手札のチューナー1体もシンクロ素材に使用できる共通の効果外テキストを持っているのが特徴です。
そのため、自身と同レベル以外の「キラーチューン」モンスターのサーチ・サルベージが出来る「キラーチューン・ミクス」と「キラーチューン・レコ」は実質的にシンクロ素材を確保することで素早くシンクロ召喚に繋げられます。
「キラーチューン・キュー」は、召喚成功時に手札・デッキ・墓地から任意のチューナー1体を特殊召喚できるため、展開の起点として非常に優秀です。特に「レッド・ノヴァ」など、「キラーチューン」以外のチューナーを絡めた動きを行う際には重要な役割を担います。
また、「キラーチューン」モンスターをサーチできる「キラーチューン・シンクロ」や、「キラーチューン・ミクス」もしくは「キラーチューン・レコ」をサーチ・リクルートできる「シンクロ・オーバーテイク」も、デッキの安定性を大きく高めてくれるカードです。
「キラーチューン・トラックメイカー」は、カードの種類を問わず「キラーチューン」カードをサーチできるため、アドバンテージを稼ぐ中継点として扱いやすいモンスターです。さらに、シンクロ素材として墓地へ送られた際には対象を取らないバウンス効果を発動できるため、高い除去性能も兼ね備えています。
「キラーチューン・リミックス」は自分のターンに展開しておくことで、相手ターン中に蘇生&サルベージからシンクロ召喚へとつなげることができます。これにより、「キラーチューン・ミクス」や「キラーチューン・レコ」の除去効果を相手ターン中の妨害手段として活用できるのも強みです。
「キラーチューン・レッドシール」は、墓地のチューナーの数に応じてアタッカーとして活躍できるほか、相手モンスターのレベルを上げてエクシーズ召喚を妨害し、無効化効果で行動も阻害できます。「キラーチューン・ラウドネスウォー」は「キラーチューン」モンスターの素材時効果をコピーでき、除去や妨害手段として有用です。さらに「ジュークジョイント“Killer Tune”」と組み合わせれば、高打点アタッカーとしても運用できます。
自分のターンはもちろんのこと、「キラーチューン・クリップ」「キラーチューン・シンクロ」「キラーチューン・リミックス」などを使って相手ターン中にもシンクロ召喚を行うことを意識して展開すれば、自分は展開をしつつも相手の行動は妨害することでデュエルを有利に運ぶことが狙えるでしょう。
「キラーチューン」デッキの展開例
先攻1ターン目を前提とし、手札に「キラーチューン・キュー」がある場合に出来るコンボです。
「キラーチューン・キュー」を通常召喚→「キラーチューン・キュー」召喚成功時の効果で「レッド・ノヴァ」をリクルート→「レッド・ノヴァ」と「キラーチューン・キュー」を素材に「キラーチューン・トラックメイカー」をシンクロ召喚→「キラーチューン・トラックメイカー」シンクロ召喚成功時の効果とシンクロ素材として墓地へ送られた「レッド・ノヴァ」と「キラーチューン・キュー」効果をチェーンし、相手のデッキトップ2枚の内1枚を除外してもう1枚をデッキトップかデッキボトムに戻し「キラーチューン・レコ」をリクルートし「キラーチューン・シンクロ」をサーチ→「キラーチューン・レコ」特殊召喚成功時の効果で「キラーチューン・クリップ」をサーチ→「キラーチューン・シンクロ」をセットします。
結果的に「キラーチューン・トラックメイカー」+「キラーチューン・レコ」を並べられ、セットした「キラーチューン・シンクロ」と手札に「キラーチューン・クリップ」の用意ができました。
次の相手ターン、フリーチェーンで「キラーチューン・シンクロ」を発動して「キラーチューン・ミクス」をサーチし、その後の効果でフィールドの「キラーチューン・レコ」と手札の「キラーチューン・ミクス」を素材に「キラーチューン・リミックス」をシンクロ召喚。
フリーチェーンで「キラーチューン・リミックス」効果で自身をリリースすることで「キラーチューン・レコ」を蘇生し「キラーチューン・ミクス」をサルベージ。その後の効果でフィールドの「キラーチューン・トラックメイカー」と手札の「キラーチューン・ミクス」を素材に「キラーチューン・ラウドネスウォー」をシンクロ召喚→
「キラーチューン・レコ」特殊召喚成功時の効果とシンクロ素材として墓地へ送られた「キラーチューン・トラックメイカー」効果をチェーンし、相手フィールドのカード1枚をバウンスして「キラーチューン・ミクス」(2体目)をサーチ。
相手メインフェイズ中にフリーチェーンで手札の「キラーチューン・クリップ」効果で自己特殊召喚し、その後の効果で「キラーチューン・クリップ」と「キラーチューン・レコ」を素材に「キラーチューン・レッドシール」をシンクロ召喚→シンクロ素材として墓地に送られた「キラーチューン・クリップ」効果で相手のエクストラデッキのカードをランダム1除外できます。
この時点で自分のフィールドには「キラーチューン・ラウドネスウォー」と「キラーチューン・レッドシール」が並び、さらに手札には2体目の「キラーチューン・ミクス」を確保できているため、手札消費も抑えられています。
「キラーチューン・ラウドネスウォー」は、相手の効果発動をトリガーに墓地の「キラーチューン」モンスターを除外し、そのモンスターのシンクロ素材時効果を使用できます。一方「キラーチューン・レッドシール」は、永続効果で相手の攻撃力1700以下のモンスターのレベルを上げられるほか、お互いのメインフェイズ中にフリーチェーンで墓地のチューナーを1体除外。相手フィールドの表側表示カード1枚の効果を無効化できます。
途中で「キラーチューン・レコ」と「キラーチューン・ミクス」がシンクロ素材として墓地へ送られた場合に発動できる除去効果も利用できます。今回の運用では相手ターン中にそれぞれを2度ずつシンクロ素材にしているため、相手の盤面を見ながら適切なタイミングで除去を行うと良いでしょう。
除雪のコンボによる除去・妨害をまとめると、自分のターンでは「キラーチューン・キュー」で相手のドローの質を下げ、相手ターンには以下の妨害が可能です。
- 「キラーチューン・トラックメイカー」:相手フィールドのカード1枚を対象を取らずにバウンス
- 「キラーチューン・クリップ」:相手のエクストラデッキからカード1枚をランダムに除外
- 「キラーチューン・レコ」:相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象に破壊
- 「キラーチューン・ミクス」:相手フィールドのモンスター1体を対象に破壊
- 「キラーチューン・ラウドネスウォー」:任意の「キラーチューン」モンスターの素材時効果をコピー
- 「キラーチューン・レッドシール」:相手フィールドの表側表示カード1枚の効果を無効化
このように、自分ターンの展開補助と相手ターンの多彩な妨害を組み合わせて、デュエルを有利に進められます。
「キラーチューン」は全モンスターがチューナーで統一された独自のシンクロテーマデッキ
「キラーチューン」は、全モンスターがチューナーで統一された、柔軟な展開と相手ターンの妨害を得意とするシンクロテーマです。
「キラーチューン・キュー」や「キラーチューン・トラックメイカー」を起点に、墓地へ送られた際の除去効果を連鎖させてリソースを維持しつつ相手盤面を崩せます。
ただし、非チューナー前提の汎用シンクロとは噛み合いが悪く、制約に縛られやすいのが弱点です。構築面ではサーチや手札誘発で安定性を高め、環境に応じたシンクロセットや妨害札を採用し調整すると良いでしょう。
高速展開系デッキにも妨害力で対応でき、今後のカード追加でさらに強化が見込めます。これから「キラーチューン」デッキの構築や調整を考えている方は、ぜひ今回紹介した構築を参考にしてみてください。
「キラーチューン」デッキレシピを相性の良いカードの紹介はコチラ⬇︎