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先日、遊戯王OCGにて2025年7月1日から適用される新リミットレギュレーションの内容が公開されました。
新リミットレギュレーションの影響でシングル価格が高騰しそうなカードを予想していきます。あくまで予想なので必ず当たるとは限らないことは予めご承知おきください。
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2025年7月のリミットレギュレーションの影響で高騰が予想されるカード一覧
「VS ラゼン」
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1800/守1500
このカード名の(1)(2)の効果は、それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族以外の「VS」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●炎:このターン、このカードは効果では破壊されない。
●炎・闇:このカードと同じ縦列の他のモンスターを全て破壊する
「VS」モンスターをサーチできる効果を持つことから「VS」デッキにおいて初動となれるキーカードでもある下級モンスターです。昨今の「K9VS」デッキの活躍を受けて「2025年7月のリミットレギュレーションでは特に「VS」の方に規制がかかるのではないか」と予想がされていましたが、実際には「VS」カードは規制を免れました。
今回の規制改定で「K9VS」デッキには「No.67 パラダイスマッシャー」の禁止カード化が影響するかとは思われますが、「K9」と「VS」のテーマカード自体は無傷なこともあり、今後も大会環境で活躍しそうなため、キーカードであるのこのカードは価格の上昇が予想されます。
「聖殿の水遣い」
効果モンスター
星3/水属性/魔法使い族/攻1500/守1200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「アラメシアの儀」1枚を手札に加える。
(3):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。
「勇者トークン」のトークン名が記されたフィールド魔法カード1枚をデッキから自分フィールドに表側表示で置く。
「アラメシアの儀」のサーチ・サルベージが出来る効果を持つことから「勇者トークン」テーマのキーカードでもある下級モンスターです。今回の新リミットレギュレーションでは禁止カードであった「流離のグリフォンライダー」が制限復帰するため、かつては出張セットとしても活躍していた「勇者トークン」が力を取り戻すことになります。
「勇者トークン」デッキとしては「流離のグリフォンライダー」は貴重な制圧力でもあったので、今回の規制改定によって「勇者トークン」デッキや出張セットとしても重要なこのカードの価格が上がるでしょう。
「アラメシアの儀」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は特殊召喚されたモンスター以外のフィールドのモンスターの効果を発動できない。
(1):自分フィールドに「勇者トークン」が存在しない場合に発動できる。
自分フィールドに「勇者トークン」(天使族・地・星4・攻/守2000)1体を特殊召喚する。
自分フィールドに「運命の旅路」が存在しない場合、
さらにデッキから「運命の旅路」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。
上記の「聖殿の水遣い」で引き込めるカードであり、このカード1枚で「勇者トークン」の生成と「運命の旅路」の用意の両方ができることから「勇者トークン」テーマの中核を担うカードでもあります。
こちらも「勇者トークン」デッキや出張セットを活用するのであればフル投入が推奨されるカードなので、今回の「流離のグリフォンライダー」の制限復帰を機に価格高騰が予想されます。
「スプライト・ジェット」
効果モンスター(制限カード、2025年7月1日から準制限カード)
星2/闇属性/雷族/攻1300/守 700
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにレベル2かランク2のモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「スプライト」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
比較的緩い条件で手札から特殊召喚できる効果と「スプライト」魔法・罠カードをサーチする効果を持っているため「スプライト」デッキにおいて初動となれる下級モンスターです。
今回の規制改定で直接規制緩和を受けたカードでもあり、準制限カード化によって、デッキへの採用枚数を増やすことができるようになります。マスターデュエルの方では「スプライト」は規制を受けていないこともあり、OCGの大会環境の方での影響を見ながらにはなるでしょうが、このカードの緩和を皮切りに今後「スプライト」が緩和傾向になる可能性も十分考えられるため、シングル価格が上がりやすいでしょう。
「ナイトメア・スローン」
フィールド魔法(準制限カード、2025年7月1日から制限解除)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、以下の効果を適用できる。
●攻撃力と守備力が0の悪魔族モンスター1体をデッキから選び、手札に加えるか破壊する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の「ユベル」モンスターが効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
その内の1体より元々のレベルが1つ高いか1つ低い「ユベル」モンスター1体を、
自分のデッキ・墓地・除外状態から手札に加える。
その後、そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できる。
発動時に攻守0の悪魔族モンスターのサーチか破壊ができる効果も「ユベル」を特殊召喚する効果も「ユベル」デッキにおいては、非常に有用なフィールド魔法カードです。
こちらも今回の規制改定で直接緩和を受けたカードであり、準制限カードから制限解除されます。かつて大会環境で活躍した「ユベル」デッキですが、多くのユーザーの予想に反して規制を受けてから、緩和されるまでが早かったため、レアリティや採用優先度の高さもあり価格の上昇が考えられます。
「白銀の城の召使い アリアンナ」
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守2100
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「白銀の城の召使い アリアンナ」以外の「ラビュリンス」カード1枚を手札に加える。
(2):自分の通常罠カードの効果でモンスターがフィールドから離れた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
その後、以下の効果を適用できる。
●手札から、悪魔族モンスター1体を特殊召喚するか、魔法・罠カード1枚をセットする。
「ラビュリンス」カードのサーチが出来ることに加え、自分の通常罠カードの効果でモンスターがフィールドから離れた場合にはドローと2つの追加効果の内どちらかを使えます。
このカードでのサーチ先にカード種類の指定は無いため、「ラビュリンス」デッキでは状況に適したカードを引き込めるため、デッキの安定力向上に繋がるキーカードです。
今回の規制改定では「ビッグウェルカム・ラビュリンス」が制限解除されるため、テーマ人気も高い「ラビュリンス」においてフル投入が推奨されるこのカードの価格上昇が予想できます。
「マスク・チェンジ・セカンド」
速攻魔法(制限カード、2025年7月1日から準制限カード)
「マスク・チェンジ・セカンド」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚捨て、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送り、
そのモンスターよりレベルが高く同じ属性の「M・HERO」モンスター1体を、
「マスク・チェンジ」による特殊召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
コストや条件がついた代わりに「HERO」モンスター以外のモンスターを使っても「M・HERO」モンスターを特殊召喚できるのが特徴の速攻魔法カードです。闇属性デッキであれば、このカードを使うことで効果の汎用性が高く影響力も大きい「M・HERO ダーク・ロウ」を出すことができます。
墓地で発動出来る効果を持つカードなどを手札コストや、このカードの対象にすれば、その後の更なる動きにも繋げることができます。
こちらも今回の規制改定で緩和されたカードであり、採用枚数が増えることで上記の「M・HERO ダーク・ロウ」とセットで出張採用させやすくなるので、価格が上がるでしょう。
2025年7月リミットレギュレーションの影響に関する高騰予想カードの共通点と今後の動向
2025年7月のリミットレギュレーションでは、人気テーマや環境デッキの一部に制限・緩和が入り、キーカードの価格上昇が見込まれます。特に「K9VS」や「勇者トークン」「スプライト」「ユベル」「ラビュリンス」など、過去に実績を持ち、今後の環境入りが期待されるテーマ関連カードに注目が集まっています。
高騰が予想されるカードに共通するのは「規制を免れたテーマのキーパーツ」または「準制限・制限解除によって採用枚数が増えるカード」です。
制限復帰したカードに連動して、周辺カードの需要が急増する傾向も強いため、環境復帰や出張セットとしての活躍を見越して早めに集めるのも手です。
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