2025年6月にシングル価格が高騰したカード7選!【遊戯王OCG】

2025年6月シングル価格高騰

遊戯王OCGの2025年6月にシングル価格が高騰したカードについて振り返っていきたいと思います。

価格が高騰した理由の考察も合わせて紹介します。カードの売買を検討している方は参考にしてみてください。

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2025年6月にシングル価格が高騰したカード一覧

「魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール」

魔術師の弟子-ブラック・マジシャン・ガール

効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは手札を1枚捨てて、手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したこのカードのカード名は「ブラック・マジシャン・ガール」として扱う。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「光の黄金櫃」1枚を手札に加える。
(3):このカードの攻撃力は、「光の黄金櫃」のカード名が記されたお互いの墓地のモンスターの数×300アップする。

手札1枚を捨てて自己特殊召喚が可能であり「光の黄金櫃」をサーチする効果を持っていることから「光の黄金櫃」デッキにとっては初動となれるキーカードでもあります。

6月28日に発売予定のTACTICAL-TRY PACK -黒魔導・HERO・御巫-にて登場する新規カードである「滅びの黒魔術師」は自己特殊召喚したこのカードとサーチした「光の黄金櫃」を使えば、特殊召喚条件を満たすことが出来るため、あちらのサーチ効果を利用してその後の動きに繋がります。

このカードはイラストアドや知名度の高さから元々人気が高かった1枚です。今回のTACTICAL-TRY PACK -黒魔導・HERO・御巫-での新規カードの登場で利用価値が上がったことで値上がりました。

「ネオス・フュージョン」

ネオス・フュージョン

通常魔法
(1):自分の手札・デッキ・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
「E・HERO ネオス」を含むモンスター2体のみを素材とするその融合モンスター1体を
召喚条件を無視してEXデッキから特殊召喚する。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
(2):「E・HERO ネオス」を融合素材とする自分フィールドの融合モンスターが
戦闘・効果で破壊される場合、または自身の効果でEXデッキに戻る場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。

重い制約はありますが「E・HERO ネオス」を含むモンスター2体を使った疑似的なデッキ融合ができます。素材となるモンスターを採用さえすれば、デッキリソースのみを使って「レインボー・ネオス」「アームド・ネオス」といった切り札級のモンスターを出すことできます。

同じ「HERO」でもこのカードは「E・HERO ネオス」関連ですがTACTICAL-TRY PACKで登場する新規は「M・HERO」関連です。ですが、「HERO」全体をサポートするカードの存在により、「ネオス」軸のデッキに「M・HERO」を組み込む、またはその逆も十分に検討できるでしょう。

「E・HERO ネオス」などはファンからの人気もあるため、特に高レアリティのこのカードは価格が上がりました。

「No.3 地獄蝉王ローカスト・キング」

No.3 地獄蝉王ローカスト・キング

エクシーズ・効果モンスター
ランク3/風属性/昆虫族/攻1200/守2500
レベル3モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの表示形式が変更された場合に発動できる。
自分の手札・墓地から昆虫族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
(2):フィールドのモンスターの効果が発動した時、
このカードのX素材を1つ取り除き、そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果を無効にする。
その後、フィールドの昆虫族モンスター1体を選び、
守備力を500アップするか、表示形式を変更する。

汎用ランク3エクシーズであり、2の効果だけを目的とするのであればフィールドのモンスター効果への妨害手段として汎用的に利用できる性能をしています。

このカードは風属性のランク3エクシーズであるため、2025年7月26日発売予定のドゥーム・オブ・ディメンションズにて登場する新規テーマ「絢嵐」との相性が良いということが注目されています。

「絢嵐」は昔懐かしの「サイクロン」を中心としたテーマということから話題にもなったため、相性の良いこのカードは今まで再録されたことがないこともあって価格が上がりました。

「グランドレミコード・クーリア」

グランドレミコード・クーリア

リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/天使族/攻2700
【リンクマーカー:左下/下/右下】
Pモンスターを含むモンスター2体以上
(1):このカードの攻撃力は自分のEXデッキの表側表示のPモンスターの数×100アップする。
(2):このカードのリンク先のPモンスターが発動した効果は無効化されない。
(3):1ターンに1度、相手が効果を発動した時に発動できる。
自分のPゾーンのPスケールが奇数の「ドレミコード」カード1枚を
このカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚し、その発動を無効にする。
その後、デッキからPスケールが偶数の「ドレミコード」Pモンスター1体を
EXデッキに表側表示で加える事ができる。

「ドレミコード」のリンクモンスターであり、エクストラデッキから複数体をペンデュラム召喚するためのリンク先の用意や制圧力として機能する効果に加え、「覇王龍の魂」と合わせたコンボ運用も可能です。

ドゥーム・オブ・ディメンションズにて新規カードが登場することで「ドレミコード」テーマは強化され、中でも「ドレミコード・ソルフェージア」のペンデュラム効果と合わせてより制圧力の高い盤面を作ったり「幸せの多重奏」を使ってこのカードのリンク先を活かして2度目のペンデュラム召喚で大量展開をしたりといったことも出来るようになります。

このカード自体のレアリティやイラストアドの高さもあり、「ドレミコード」強化の詳細が発表されたことで価格が上昇しました。

「ドレミコード・エレガンス」

ドレミコード・エレガンス

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「ドレミコード」Pモンスター1体を自分のPゾーンに置く。
●手札から「ドレミコード」Pモンスター1体をEXデッキに表側で加える。
その後、デッキからPスケールが奇数と偶数の「ドレミコード」Pモンスターを1体ずつ自分のPゾーンに置く。
●自分のPゾーンからPスケールが奇数と偶数のカードを1枚ずつEXデッキに表側で加え、自分は2枚ドローする。

3種の効果から好きなものを通常魔法カードであり、「ドレミコード」デッキにおいては、展開の起点や手札の補充などに使えるため、優秀なキーカードです。

こちらもドゥーム・オブ・ディメンションズでの「ドレミコード」強化の影響で価格が上がったカードであり、このカードはトーナメントパック2025 Vol.2に再録されることが判明していますが、あちらの仕様上流通量はそこまで増えないので、今のうちに手に入れておきたいという人からの需要もあったようです。

「サブテラーマリスの妖魔」

サブテラーマリスの妖魔

リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/幻竜族/攻2000
【リンクマーカー:左下/右下】
リバースモンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの攻撃力は、このカードのリンク素材とした
「サブテラー」モンスターの元々のレベルの合計×100アップする。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキからリバースモンスター1体を墓地へ送り、
手札からモンスター1体をこのカードのリンク先に裏側守備表示で特殊召喚する。
(3):1ターンに1度、このカードのリンク先のモンスターがリバースした場合に発動する。
自分のデッキ・墓地からリバースモンスター1体を選んで手札に加える。

リバースモンスターを素材に指定するリンク2モンスターであり、2と3の効果を使えば、リバースモンスターの展開やアドバンテージ獲得をサポートできます。

2025年8月23日に発売予定のデッキビルドパック ファントム・リベンジャーズにて登場する新規テーマの内の1種である「糾罪巧(エニアクラフト)」はリバースモンスターテーマという情報が公開されたため、リバースモンスターをサポートできる効果を持つこのカードにも注目が集まりました。

このカードがファントム・リベンジャーズに再録される可能性はありますが、再録されない可能性も十分にあるので、新しいリバースモンスターテーマという「エニアクラフト」が気になっている人からの需要によって価格が上がりました。

「ヴァレルガード・ドラゴン」

ヴァレルガード・ドラゴン

リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000
【リンクマーカー:上/右/下/右下】
効果モンスター3体以上
(1):このカードは効果では破壊されない。
(2):1ターンに1度、自分の魔法&罠ゾーンのカード1枚を墓地へ送って発動できる。
このターンに破壊され自分または相手の墓地へ送られたモンスター1体を選び、
効果を無効にして自分フィールドに特殊召喚する。
(3):1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを表側守備表示にする。
この効果の発動に対して相手はカードの効果を発動できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。

「ヴァレル」リンクモンスターの内の1体であり、効果破壊耐性やフリーチェーンで、フィールドのモンスター1体を表側守備表示にする効果もあります。

3の効果は相手の攻撃妨害や低守備力モンスターの突破に使えるのはもちろんのこと、自分のリバースモンスターのリバース効果をフリーチェーンで利用したいという場合にも使えるため、リバースモンスターを活用するデッキへの採用も検討出来ます。

昨今では効果破壊耐性を持っていることから「サイバーポッド」のリバース効果を使っても自身を維持できたり、海外先行で登場しマスターデュエルの方には先行実装している「ミミグル」テーマで使われたりしているカードでもあり、ファントム・リベンジャーズで登場する「エニアクラフト」との兼ね合いも気になるということから価格が高騰しました。

2025年6月はテーマ強化や新規情報が価格に直結する結果に

2025年6月に高騰したカードの多くは、新弾であるTACTICAL-TRY PACK -黒魔導・HERO・御巫-やドゥーム・オブ・ディメンションズ、さらに8月発売予定のファントム・リベンジャーズに関連したテーマ強化による影響が大きい傾向にあります。

今後の環境入りが期待されるテーマと相性の良いカードや、再録の有無が不明な注目カードは早期確保の動きが加速しやすく、価格が上昇傾向です。

また、人気テーマである「黒魔導」や「HERO」、「ドレミコード」、新規リバーステーマなどに関連するカードは、ファン需要と相まって高騰が予想されるでしょう。新弾で登場する・強化されるテーマと相性の良いカードが欲しい方は、早めに集めておくのも手と言えます。

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2025年7月に高騰が予想されるカードの紹介に関してはコチラ⬇︎

2025年7月リミットレギュレーションの影響で高騰が予想されるカード7選!【遊戯王OCG】

 

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