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2025年1月も終盤ということで、今月にシングル価格が高騰したカードについて振り返っていきます。
高騰した理由の考察や1月28日現在時点での平均相場価格も紹介するので、売買を検討している方は参考にしてみてください。
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2025年1月にシングル価格が高騰したカード一覧
「原石竜アナザー・ベリル」
効果モンスター
星4/地属性/ドラゴン族/攻1600/守 0
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚した場合に発動できる。
デッキから「原石」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
(2):このカードをリリースして発動できる。
デッキから通常モンスター1体を墓地へ送る。
(3):自分スタンバイフェイズに、自分フィールドか墓地に通常モンスターが存在する場合に発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
| レア | 相場価格:220~540円 |
召喚成功時に「原石」魔法・罠カードをデッキからセットできることから「原石」テーマにおける初動として機能してくれる下級モンスターです。
「原石」はその特性上通常モンスターを利用するデッキであれば、無理なく混合構築ができます。このカードは2の効果での墓地肥やしや3の効果での自己サルベージも出来るため積極的にアドバンテージを稼げます。
昨今の大会環境では「ブルーアイズ」に「原石」を組み合わせた「原石ブルーアイズ」デッキが活躍していたため、デッキにフル投入するのが基本となるこのカードはレアリティが低いながらも価格が上がりました。
「閉ザサレシ天ノ月」
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/悪魔族/攻1200
【リンクマーカー:上/右上】
効果モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先の相手の表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、自分が自分フィールドのこのカードをリンク素材としてリンク5モンスターをL召喚する場合、
対象の相手モンスターもL素材にできる。
| ウルトラレア | 相場価格:2,000~2,500円 |
| シークレットレア | 相場価格:5,500~6,600円 |
| シークレットレア(RED Ver.) | 相場価格:17,000~20,000円 |
効果はリンク5モンスターのリンク召喚をサポートするものですが、最近では専ら汎用素材で出せる光属性・悪魔族リンクモンスターであることから「デモンスミス」に繋ぐための中継点として利用されています。
1月から適用された新リミットレギュレーションではこのカードや「デモンスミス」関連は規制を受けなかったため、今後も引き続き上記の運用ができるということで需要が増加し価格が上がりました。
「M∀LICE<P>White Rabbit」
効果モンスター
星3/闇属性/サイバース族/攻1200/守 300
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
同名カードが自分の墓地に存在しない「M∀LICE」罠カード1枚をデッキから自分フィールドにセットする。
(2):このカードをリンク先とする「M∀LICE」Lモンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(3):このカードが除外された場合、300LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
このターン、自分はLモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
| スーパーレア | 相場価格:1,800~2,400円 |
| クォーターセンチュリーシークレットレア | 相場価格:30,000~40,000円 |
「M∀LICE」罠カードをデッキからセットする効果を持っており「M∀LICE」モンスターを除外すれば即座に発動可能という「M∀LICE」罠カードの特徴と「M∀LICE」モンスターの自己帰還効果を組み合わせることで、このカードは「M∀LICE」デッキを動かすための起点となれる性能を持ちます。
1月から適用された新リミットレギュレーションでは「闇の誘惑」や「封印の黄金櫃」の規制はあったものの「M∀LICE」カードの直接的な規制を免れていることに加え、1月末に発売したアライアンス・インサイトでは「M∀LICE」に新規カードが加わったため、今後の大会環境での更なる活躍が見込めることやイラストアドの高さなどにより価格が高騰しました。
「水征竜-ストリーム」
効果モンスター
星4/水属性/ドラゴン族/攻1600/守2000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):ドラゴン族か水属性のモンスター1体とこのカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「瀑征竜-タイダル」1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
| ノーマル | 相場価格:1,400~2,000円 |
| ノーマルパラレル | 相場価格:1,000~2,000円 |
ドラゴン族か水属性のモンスター1体と自身をコストにすることで「瀑征竜-タイダル」のリクルートが出来る「征竜」下級モンスターです。
アライアンス・インサイトにて「征竜」に新規カードが複数登場し強化されたため、新しくなった「征竜」デッキを作る上でもこのカードを含めた既存の「征竜」モンスターの需要が増加しています。
このカードも他の「征竜」下級モンスター同様トーナメントパック2024 Vol.5に再録されはしましたが、流通量はそこまで増えておらず価格の上昇に繋がりました。
「ワイトベイキング」
効果モンスター
星1/闇属性/アンデット族/攻 300/守 200
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。
(2):自分フィールドのレベル3以下のアンデット族モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに手札のこのカードを捨てる事ができる。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから以下のモンスターを合計2体手札に加える(同名カードは1枚まで)。
その後、手札を1枚選んで捨てる。
●「ワイト」
●「ワイトベイキング」以外の「ワイト」のカード名が記されたモンスター
| ノーマルレア | 相場価格:600~1,100円 |
「ワイト」または「ワイト」関連モンスター2枚のサーチ後手札を1枚捨てる効果を持っていることから「ワイト」デッキにおいてはサーチ手段と墓地肥やしの両方が出来る非常に優秀なカードです。
アライアンス・インサイトで「ワイト」関連にカードが増えて強化されたことに加え、このカードはノーマルレアである故に流通量がそこまで多くないこともあり、価格が上がりました。
「灰滅せし都の巫女」
効果モンスター
星4/闇属性/炎族/攻1200/守1300
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドゾーンに「灰滅の都 オブシディム」が存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「灰滅せし都の巫女」以外の「灰滅」カード1枚を手札に加える。
| スーパーレア | 相場価格:500~900円 |
| シークレットレア | 相場価格:1,000~1,500円 |
自己特殊召喚効果に加えてカード種類の指定無しで「灰滅」カードをサーチできる効果を持つことから「灰滅」デッキのキーカードでもある下級モンスターです。
アライアンス・インサイトにて登場した「カオティック・エレメンツ」は、ステータスの指定によっりモンスターが闇属性・炎族で統一されている「灰滅」モンスターと「滅亡龍 ヴェイドス」のサーチ・サルベージ手段として活用できるため、採用すればデッキの安定力を上げる強化となります。
また「カオティック・エレメンツ」2の効果に関しても相手フィールドに「滅亡龍 ヴェイドス」を送り付ける「灰滅」なら容易に発動条件を満たせるため、積極的に活用できるのも大きな利点です。
「カオティック・エレメンツ」の登場による「灰滅」デッキの強化を受け「灰滅」デッキのキーカードであるこのカードは価格が上昇しました。
まとめ
2025年1月の高騰傾向としてはアライアンス・インサイトで強化されるテーマに関するカードが目立つ形となりました。
特に「征竜」下級モンスターは長いこと禁止カードであったことから、流通量もそこまで多くはなく、全体的に高値で取引されています。
アライアンス・インサイトで登場する新規と強化テーマの活躍次第ではさらに高騰するカードが出てくることも予想されます。
今回紹介したカードに関するテーマを組む予定の方は、早いうちに集めておくのも手でしょう。
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