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2023年12月も終盤ということで、今月にシングル価格が高騰したカードについて振り返っていきます。
価格が上がった理由の考察や12月29日現在時点での平均相場価格も合わせて紹介するので、売買を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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2023年12月のシングル価格の高騰傾向を軽くおさらい!
12月の価格相場全体としては、大会環境の動きや新商品に加えて新リミットレギュレーションの発表も影響を与えました。
大会環境についてですが、12月の大会環境では「罪宝R-ACE」「罪宝炎王」「罪宝炎王スネークアイ」「ピュアリィ」「粛声」「ラビュリンス」「神碑」「破械」「インフェルノイド」「ホルス」「霊獣」など様々なデッキが活躍しました。
中でも「R-ACE」「炎王」「スネークアイ」「インフェルノイド」などは昨今続々と強化されている炎属性のテーマであるということもあり、流行という側面も含めて使用率や戦績が多くなりやすかったです。
これら昨今の大会環境で使用率の上がっているテーマのキーカードはシングル価格が上がりました。
新商品としては、11月に発売したターミナル・ワールドでは4種の既存テーマが強化され、中でも「インフェルノイド」や「霊獣」は大会環境でも好成績を残したことから注目を集まる形に。
また12月は2024年1月に発売予定の基本パック レガシー・オブ・デストラクションの収録内容についての情報も公開されたことから、新規テーマと相性の良いカードなどは価格が上がりました。
12月下旬には2024年1月から適用される新リミットレギュレーションの内容が発表され、規制が緩和されたカード、特に禁止カードから制限復帰したカード等は価格が上がりやすく、一部のカードは規制改定の発表からすぐに価格が大きく上がることとなりました。
規制改定の影響で価格が上がるカードに関しては、実際にリミットレギュレーションが適用される1月以降の価格にも影響を与えることかと思われます。
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2023年12月にシングル価格が高騰したカードを紹介!
「転生炎獣レイジング・フェニックス」
ウルトラレア | 相場価格:1,900~2,400円 |
シークレットレア | 相場価格:3,300~4,200円 |
登場当時は消費が重く使い難さが優っていましたが、このカードと非常に相性の良い「賜炎の咎姫」が登場してからは評価が見直され、このカードや「賜炎の咎姫」を採用した「サラマングレイト」デッキが大会環境で好成績を残してからは更に注目されました。
これら「サラマングレイト」デッキの活躍や「賜炎の咎姫」の需要増加に伴い、このカードの価格も大きく上がることtとなりました。
「宣告者の神巫」
ウルトラレア | 相場価格:1000~1400円 |
エクストラデッキから「虹光の宣告者」を墓地へ送れば自身をレベル6にしつつあちらの効果で儀式魔法カードか儀式モンスターのサーチが出来るため儀式召喚をサポートできます。
デッキにレベル2以下の天使族モンスターを採用しておけば、リクルート効果を目的にリリースすることも狙えます。
登場してすぐに大会環境で活躍するようになった「粛声」デッキでは、キーカードである「粛声の祈り手ロー」へのアクセス手段となれることから、初動としてフル投入が推奨されるほど利用価値が高いカードです。
大会環境での「粛声」デッキでの活躍により需要が増加したことに加え、今まで1度も再録したことが無いこと、レガシー・オブ・デストラクションにて「粛声」の強化が判明したことも相まって価格が上がりました。
「氷水帝エジル・ラーン」
スーパーレア | 相場価格:800~1,000円 |
シークレットレア | 相場価格:2,000~2,800円 |
プリズマティックシークレットレア | 相場価格:6,000~8,000円 |
手札コストは必要ですが、レベル7チューナーの自身と非チューナーのレベル3トークンを並べられるため手軽に水属性のレベル10シンクロやリンク2モンスターに繋げられるのが優秀です。
ターミナル・ワールドで「氷結界」テーマが強化され、展開力が大幅に上がったことから展開要員としても利用しやすいこのカードの需要が増加しました。
元々水属性デッキであれば汎用的に採用が見込めるカードであり、イラストアドも高いことから価格が上がりました。
「トライデント・ドラギオン」
スーパーレア | 相場価格:300~400円 |
ウルトラレア | 相場価格:400~1,200円 |
アルティメットレア | 相場価格:900~3,000円 |
素材にドラゴン族を指定するレベル10シンクロモンスターであり、シンクロ召喚成功時に自分フィールドのカードを破壊することで攻撃回数を増やす効果を持っています。
レガシー・オブ・デストラクションにて登場する「天盃龍」と非常に相性が良く、バトルフェイズ中にこのカードをシンクロ召喚し「盃満ちる燦幻荘」を破壊することで、攻撃力6000複数回攻撃を狙うことも可能となっています。
上記の運用から「天盃龍」デッキには是非採用したいカードです。トーナメントパック2024 Vol.1に再録されるものの高レアリティで、手に入れたいなら既存の物を探す必要があることなどもあって価格が上がりました。
「星杯の神子イヴ」
スーパーレア | 相場価格:2,000~3,000円 |
シークレットレア | 相場価格:7,200~9,000円 |
20thシークレットレア | 相場価格:20,000~70,000円 |
「星遺物」カードをサーチしたり「星杯」モンスターを特殊召喚したりとアドバンテージを稼ぎやすい効果が優秀なレベル5シンクロチューナーです。
様々なデッキに出張採用もされていたこと等もあって禁止カードになっていましたが、2024年1月からの新リミットレギュレーションにて制限復帰したことで使用可能になります。
イラストアドや性能の高さから規制改定の発表後すぐに価格が大きく変動しているカードであり、中でも20thシークレットレア仕様のものに関しては、店舗やサイトによって値段が大きく異なるため売買をする際には注意が必要です。
まとめ!
2023年12月に高騰したカードの傾向としては、大会環境の動きや新商品に加えて新リミットレギュレーションが大きな影響を与える形となりました。
今回紹介したカードの中には、いずれ再録が予想されるカードも複数存在するため、購入を検討している方はタイミングをしっかり見定め、売りたい方は再録される前にカードを売ることを検討してみることをおすすめします。
「星杯の神子イヴ」の20thシークレットレアはイラストアドの面と、禁止制限から解除された影響で更なる高騰が予想されるので、コレクションとして集めておきたい方は、店舗やサイトによって値段差があるので注意しましょう。
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