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2022年7月1日に適用された新リミットレギュレーションで「水晶機巧-ハリファイバー」が禁止カードとなり、2024年7月現在も禁止カードのままです。
「水晶機巧-ハリファイバー」は様々なコンボのキーカードとして使われていたこともあり、デッキ内容の見直しを余儀なくされたという人もいるかと思います。
「水晶機巧-ハリファイバー」の代用となれるカードはあるのかなどについて考えていきます。
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「水晶機巧-ハリファイバー」の代用はある?無し?結論は?
初めに結論から言えば、「水晶機巧-ハリファイバー」の性能全てを代用できるようなカードは現状存在しません。
しかし、「水晶機巧-ハリファイバー」の効果やそれを利用した用途を絞り、使えるテーマデッキも限定すれば代用できなくはないと言うこともできます。
知っての通り「水晶機巧-ハリファイバー」は、
- 自身自体の出しやすさ
- チューナーのリクルートによる展開
- リンク素材としての利用しやすさ
- シンクロチューナーの特殊召喚でアドバンテージ獲得や相手ターン中のシンクロ
など、極めて幅広い用途があるカードです。
そんな「水晶機巧-ハリファイバー」だからこそ多くのデッキに採用され、数多くの強力な展開コンボが考案されることとなったのです。
「水晶機巧-ハリファイバー」の用途は数あれど、その中から自分がしたい運用法を絞りさえすれば代わりになり得るカードはあります。
例えば「水晶機巧-ハリファイバー」を「幻獣機アウローラドン」に繋ぐための中継点として使用するという用途であれば、素材指定が緩く尚且つ機械族であるリンク2モンスターを代用候補として挙げることができます。
当然ですがこの場合「水晶機巧-ハリファイバー」のようにチューナーをリクルート出来るわけでもなければシンクロチューナーの特殊召喚が出来るわけでもないため、あくまでも目的とした運用をするためだけの下位互換的代用とも言えます。
このように用途を絞るあるいはそこに更に使えるテーマデッキを限定すれば、どうにか代用らしきことは出来なくもないというのが現状です。
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何とか「水晶機巧-ハリファイバー」の代用になりそうなカードをいくつか紹介!
「警衛バリケイドベルグ」
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/機械族/攻1000
【リンクマーカー:左/下】
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
このターンのエンドフェイズに、
自分の墓地から永続魔法カードまたはフィールド魔法カード1枚を選んで手札に加える。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの表側表示の魔法カードは相手の効果では破壊されない。
このカード自体は特殊召喚効果を持ってはいませんが、カード名が異なるモンスター2体という緩い素材指定で出せる機械族リンク2モンスターであるため「幻獣機アウローラドン」への中継点として利用できます。
このカードを経由させることで、カード名が異なるモンスター2体+機械族モンスター1体さえ並べられれば「幻獣機アウローラドン」を出せることになります。
- 「魔界発現世行きデスガイド」で「クリッター」をリクルート
- 2体を素材にこのカードをリンク召喚
- 「クリッター」の効果で「ワンショット・ブースター」をサーチして自己特殊召喚
1枚から「幻獣機アウローラドン」へ繋ぐことも可能です。
「霊使い」リンクモンスター
【リンクマーカー:左下/右下】
○属性モンスターを含むモンスター2体
このカード名はルール上「憑依装着」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手の墓地の○属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(2):リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから守備力1500以下の○属性モンスター1体を手札に加える。
今では6属性分が揃っており、それぞれの属性に応じた素材指定と自身と同じ属性のモンスターを相手の墓地から蘇生する効果を持ちます。
「水晶機巧-ハリファイバー」から「エフェクト・ヴェーラー」や「神聖魔皇后セレーネ」を使うことで「アクセスコード・トーカー」に繋ぐ動きは有名であり、「霊使い」リンクモンスターはその動きを「水晶機巧-ハリファイバー」無しで再現することが狙えます。
ただし、
- 自分が出した「霊使い」リンクモンスターと同じ属性のモンスターが相手の墓地に存在していること
- 自分の墓地にリンクモンスター以外の魔法使い族モンスターが存在していること
が前提となるため、仕方がないとは言え汎用性と安定性は大きく下がります。
上記の条件さえ整えば、
- 「霊使い」リンクモンスターを出して相手の墓地のモンスターを蘇生
- 2体で「神聖魔皇后セレーネ」
- 「神聖魔皇后セレーネ」で墓地のリンクモンスター以外の魔法使い族モンスターを蘇生
- 2体で「アクセスコード・トーカー」
という動きができます。
「灰流うらら」や「増殖するG」が墓地にいやすいことを考えれば「灼熱の火霊使いヒータ」や「崔嵬の地霊使いアウス」、属性のカードプールの多さを考えれば「暗影の闇霊使いダルク」も有力な候補となるでしょう。
「聖騎士の追想 イゾルデ」
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/戦士族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】
戦士族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。
このターン自分は、この効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、
そのモンスター効果も発動できない。
(2):デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。
墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
チューナーをリクルートできるという点でなら「水晶機巧-ハリファイバー」の代用となり得ます。
素材指定に縛りがあるため該当するテーマデッキでの利用か戦士族モンスターを並べられる展開ギミックの採用が必要であり、リクルート効果を使うにも装備魔法カードと該当するレベルの戦士族チューナーを採用する必要があることから出張セットにするにはどうしても枠を取るのがネックです。
そこまでしてチューナーをリクルートしたいかというのも難しい所ではありますので、それよりもデッキに採用しているチューナーをリクルートできる別のサポートカード等を採用した方が無難な気もします。
「クロスローズ・ドラゴン」
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/ドラゴン族/攻 800
【リンクマーカー:左/下】
種族が異なるモンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、このカードと自分フィールドの植物族モンスター1体をリリースして発動できる。
EXデッキから「ローズ」Sモンスターまたは植物族Sモンスター1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドのモンスターが効果で破壊された場合、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の墓地から「ローズ・ドラゴン」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
こちらはシンクロチューナーを特殊召喚できるという点で「水晶機巧-ハリファイバー」の代用になれなくもないです。
素材指定の都合上このカードのリンク召喚自体はリンク1モンスターを経由させたり種族がバラけているデッキであれば難しくないものの、効果を使うには植物族モンスターと一緒に並べる必要があるためデッキを選びます。
またこのカードの効果で出せるシンクロチューナーは「ガーデン・ローズ・フローラ」のみであり、相手ターン中にシンクロ召喚をするという動きをするためには更にモンスターを用意しておく必要があります。
当然ですが「水晶機巧-ハリファイバー」なら可能だった「シューティング・ライザー・ドラゴン」や「砂漠の飛蝗賊」などを特殊召喚して更にアドバンテージを稼ぐ動きは出来ないので、そちらを目的とするのであれば別の展開ギミックを使用した方が良いでしょう。
今回のまとめ!
「水晶機巧-ハリファイバー」の代用について紹介しましたが、やはり「水晶機巧-ハリファイバー」の性能の高さは唯一無二であったというのが正しい評価かと思います(だからこそ禁止カードになったわけではありますが)
上記で挙げた代用できそうなカードはリンクモンスターに限定させていただきましたが、テーマやデッキ内容と目的とする最終盤面次第では「水晶機巧-ハリファイバー」を使わずとも実現出来る可能性もあるので、色々と検証してみると良いかと思います。
今後「水晶機巧-ハリファイバー」の調整版とも言えるカードが出るのかは分かりませんが、第11期になってからは既存テーマの強化カードや汎用性のあるカードも続々と登場しているので、それらを活かして「水晶機巧-ハリファイバー」の抜けた穴を少しでも埋められるようにするというのも一つの手でしょう。
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