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基本パック ディメンション・フォースにて「スケアクロー」テーマが新たに登場しました。
そこで今回は「スケアクロー」関連のイラストストーリーについて考察していきたいと思います。
あくまでもカード名やカードイラストから推察したものになるので、そういう見方もある程度に呼んでいただければ幸いです。
「スケアクロー」のストーリー考察!
ストーリーの前に、まずはこの物語に登場するキャラクターについておさらいしていきたいと思います。
「スケアクロー・アストラ」「スケアクロー・ベロネア」「スケアクロー・アクロア」の3体は灰色と緑色の体色をしたた獣の姿をしており、いずれもベルトのような拘束具を全身に着けています。
拘束具の一部なのかは分かりませんが、金色の輪っかが近くあるいは身体に装着していることも共通しています。
「スケアクロー・ライヒハート」は「スケアクロー」の中で唯一人型をしており、髪や鎧に緑色の部分があり、禍々しい形の大剣を持っています。
鎧には装飾の一部なのか、ベルトのような形状の部分も見て取れます。右手首から先には色の異なる球状の光がいくつか付いているのも特徴的です。
「スケアクロー・トライヒハート」は外見から察するに「スケアクロー・ライヒハート」が3体の獣と合体した姿だと思われます。
「スケアクロー・ライヒハート」の上半身が付いていることに加え、翼があることや牙などの3つの頭の特徴からもそれが推察できます。
「スケアクロー」のストーリーについてですが、物語の時系列順にカードを並べると「肆世壊=ライフォビア」→「肆世壊の新星」→「スケアクロー・トライヒハート」→「肆世壊の牙掌突」→「肆世壊の継承」であるように思います。
「肆世壊=ライフォビア」では、高台にある玉座のような物に座っている「スケアクロー・ライヒハート」が獣たち同士の戦いを悠々と眺めています。
カード名から察するにこの場所(星?世界?)が「ライフォビア」という名前であり、ここでの「スケアクロー・ライヒハート」と獣たちの関係性が表れているイラストのようです。
「スケアクロー・ライヒハート」が獣たちの王のような立ち位置であり、拘束具の付いた獣たちがまるで剣闘士のように戦う姿を見せることが娯楽になっているのかもしれません。
「肆世壊=ライフォビア」のイラストの背景、空高い所には青い隕石のような光が見えるのも印象的です。
「肆世壊の新星」では、「スケアクロー・ライヒハート」たちの前に「ヴィサス=スタフロスト」が現れた様子のようです。
構図などから察するに「ヴィサス=スタフロスト」は「肆世壊=ライフォビア」にやってきた侵入者であり、獣たちも敵意をむき出しにして臨戦態勢に入っています。
カード名の新星という部分は、恐らく「ヴィサス=スタフロスト」が突然この「肆世壊=ライフォビア」に現れたことを意味しているのだと思われます。
「スケアクロー・ライヒハート」は獣たちと合体し「スケアクロー・トライヒハート」の姿になって戦いを挑みます。
「肆世壊の新星」のイラストで「スケアクロー・ライヒハート」はどこか余裕を感じる表情だったのに対し、「スケアクロー・トライヒハート」の時にはそれが無いあたり「ヴィサス=スタフロスト」に予想以上の苦戦を強いられた結果出した奥の手なのかもしれません。
「肆世壊の牙掌突」では「スケアクロー・トライヒハート」が「ヴィサス=スタフロスト」に胸を突かれて絶望の表情を浮かべています。
恐らくこれが致命打となり、「スケアクロー・トライヒハート」は「ヴィサス=スタフロスト」に敗北したのでしょう。
カード名の牙掌突というのは、イラストから察するに「ヴィサス=スタフロスト」の腕で刺突する攻撃のことを指しているのでしょう。
「肆世壊の継承」では、本体であった「スケアクロー・ライヒハート」が倒されたことで合体が解けた3体の獣が「ヴィサス=スタフロスト」を見送っているように見えます。
「ヴィサス=スタフロスト」の周囲には青い光が生まれており、「肆世壊=ライフォビア」のイラストの空にある隕石のような青い光と似ていることも有り、「ヴィサス=スタフロスト」はこの移動法によって「肆世壊=ライフォビア」にやって来たのかもしれません。
カード名の継承についてですが、倒した「スケアクロー・ライヒハート」の力を継承した、という風に受け取ることが出来るもののそれが明確に分かる部分は見当たらないためよく分かりません。
「肆世壊の牙掌突」のイラストをよく見れば、「スケアクロー・トライヒハート」の身体から抜け出したいくつもの光が「ヴィサス=スタフロスト」の右腕に吸い込まれているように見えるため、この時「ヴィサス=スタフロスト」は「スケアクロー・トライヒハート」の力を自らに取り込んだのかもしれません。
「肆世壊の継承」のイラストは、「肆世壊=ライフォビア」に現れた「ヴィサス=スタフロスト」を見つけた3体の獣という風にも見えますが、そうなるとカード名の継承は『継承した』のではなく『継承しに来た』という形になりそうなので表現が婉曲な気もします。
そして、その後のストーリーでは、
- 「ヴィサス=スタフロスト」に力を吸収され、ねんどろいど化した「スケアクロー・トライヒハート」
- 「ティアラメンツ」を支配する「ティアラメンツ・レイノハート」
- 敵戦力である「クシャトリラ」
- 「ヴィサス=スタフロスト」が認知していない精神世界「カラリウム」にて生まれる小さなエネルギー体である「マナドゥム」」
と様々な種族と世界が複雑に絡みあうのが「スケアクロー」の世界線となっています。
「ヴィサス=スタフロスト」とは何者?「スケアクロー」との関連性は?
上記で考察したストーリーが本当なら、「ヴィサス=スタフロスト」はかなり謎が多い人物です。
まず名前から考察すると、カード名のヴィサスはVicious(ヴィシャス)から来ていると思われ、Vicious(ヴィシャス)とは悪質・悪意のある・危険という意味です。
スタフロストは星を意味するスターと霜を意味するフロストを合わせた星霜ということになりそうです。星霜とは、幾星霜という言葉があるように年月を意味します。
「スケアクロー」からすれば「ヴィサス=スタフロスト」は急に来てボスを倒してどこかへ行ったという、道場破りとも通り魔とも言えるようなことをしたとも受け取れますので、悪い意味を持つヴィシャスが名前に付いているのはある意味納得できます。
星霜が名前についているのがどういうことかは今のところ分かりませんが、間に=が入っていることから単に彼の名前が「スタフロスト」である可能性もあります。
「ヴィサス=スタフロスト」について考察をする上で外せないのが「新世壊(ニュー・クリア・ワールド)」というカードです。
「ヴィサス=スタフロスト」の自己特殊召喚効果と「新世壊」の効果はよく似ていますし、世壊という部分は今回「ヴィサス=スタフロスト」と関りのあった「肆世壊=ライフォビア」とも共通しています。
「新世壊」のイラストでは中央に一際強く輝く青白い光があり、他にも光の球のようなものがいくつも浮いています。
この光の球それぞれが世壊(世界?)だと仮定すれば、中央にあるのがカード名で表している新世壊、新しく生まれた世壊ということになります。
そこで「ヴィサス=スタフロスト」のイラストに注目すると、彼の右腕は顔のような肌色ではなく宇宙のような模様になっているのが分かり、右手の甲にあるいくつかの光の球の中で中心にある白い光が一際大きいことが見て取れます。
この右手の甲の部分は「新世壊」のイラストの中央にあった光とよく似ており、「ヴィサス=スタフロスト」の背景に描かれている青い球のような光は「新世壊」のイラストの左下にあるものと酷似しています。
ここでもう一度「スケアクロー・ライヒハート」のイラストに注目すると彼の右手の甲の中心にある大きい青い光の球は、「ヴィサス=スタフロスト」の背景にあるもの、「新世壊」のイラストの左下にあるものとよく似ています。
これらの情報から推察するに、「新世壊」のイラストの左下にあるこの青い光こそが「肆世壊=ライフォビア」であり、世壊の代表とされる存在には右手の甲に自分の世壊を表す模様もしくは力の象徴のようなものがあるのではないかと考えられます。
もしそうなら「ヴィサス=スタフロスト」は「新世壊」のイラストの中央にある世壊の代表者であると考えられます。
「新世壊」のイラストには他にも色や形の違う光が描かれており、「肆世壊=ライフォビア」の肆は数字の4として使われていたことから、「肆世壊=ライフォビア」は数ある世壊の中でも4番目の世壊なのかもしれません。
そうなると「壱世壊=○○」や「弐世壊=○○」等もあるはずなので、今後そういったカード名のカードやそれを中心としたテーマが出そうではあります。
上記の推測を前提とした場合でも「ヴィサス=スタフロスト」が世壊を移動して他の世壊の代表者を倒す(力を吸収する?)理由は未だ分かりませんし、なぜそんなことが可能なのかについても謎のままです。
公式Twitterで明かされた設定画では、「ヴィサス=スタフロスト」は右腕すべてが宇宙のような模様なのに対して「スケアクロー・ライヒハート」は右手首から先だけが宇宙のような模様になっています。
「ヴィサス=スタフロスト」が勝利を収めたであろうことを踏まえると、この右腕の模様の広がり方は力の大きさにも関係があるように思えます。
まとめ!
- 「スケアクロー」の存在。
- 「スケアクロー」の目の前に突如現れた「ヴィサス=スタフロスト」の正体
- 「ヴィサス=スタフロスト」に力を吸収され、ねんどろいど化した「スケアクロー・トライヒハート」
- 「ティアラメンツ」を支配する「ティアラメンツ・レイノハート」
- 敵戦力である「クシャトリラ」
- 「ヴィサス=スタフロスト」が認知していない精神世界「カラリウム」にて生まれる小さなエネルギー体である「マナドゥム」」
様々な種族や世界が複雑に絡み合うのが「スケアクロー」のストーリーであり、「ヴィサス=スタフロスト」の今後の展開が非常に気になるところです。
いずれにせよ、ストーリ性の高いテーマなので、今後のストーリー展開に期待です。