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2023年6月も終盤ということで、今月にシングル価格が高騰したカードなどを振り返っていきます。
シングル価格が高騰した理由についての考察や6月29日現在時点での平均相場価格も合わせて紹介するので、売買を考えているという人はぜひ参考にしてみてください。
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2023年6月のシングル価格相場の傾向を軽くおさらい!
主に6月のシングル価格に影響を与えたのは新商品の発売や今後発売予定の商品の情報発表でした。
6月には10日にはアニメーションクロニクル2023が、24日にはストラクチャーデッキ-王者の鼓動-が発売しました。
特にストラクチャーデッキ-王者の鼓動-では「レッド・デーモン」デッキを構築する上で採用したカードが多数再録されたものの、再録されなかったカードはシングル価格が上がる傾向にありました。
今後発売予定の新商品としては7月22日に発売予定の基本パック エイジ・オブ・オーバーロードに収録されるカードの情報が発表されました。
既に判明していた「覇王」関連の強化に加え、6月には「ホルス」テーマや新たな「ヴィサス=スタフロスト」関連カードの登場や「溟界」「ヌーベルズ」「VS」「エレキ」などを強化する新規カードの情報も発表され、シングル相場に大きな影響を与えました。
新規テーマや強化される既存テーマのデッキを構築する上で採用優先度の高いカードは需要が増え、それによるシングル価格の上昇がありました。
シングル相場価格に影響を与える要素として大会環境の動きもあるのですが、6月の大会環境は特に大きな変化は無かったため、シングル相場への影響も比較的小さかったです。
大会環境の動きが少なかった理由としては、5月に引き続いて様々なテーマデッキが活躍する群雄割拠な状態が続いたこと、大会環境を大きく変えることにもなりやすい規制改定の発表が月末になったことの2つが挙げられます。
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2023年6月にシングル価格が高騰したカード一覧!
「DDD超視王ゼロ・マクスウェル」
ウルトラレア | 相場価格:2000~2500円 |
「超重武者」デッキでは元々の守備力が4000以上の「超重武者」モンスターにこのカードのペンデュラム効果を使って守備力を0にし、「超重武者装留ブレイク・アーマー」のバーン効果を2度使うことでワンターンキルを行うというコンボが可能でした。
上記の動きを先攻1ターン目にすれば先攻ワンキルも出来るということで注目され、コンボパーツとして必須であり流通量も少ないこのカードの価格が上がりました。
2023年7月から適用の新リミットレギュレーションで「超重武者装留ブレイク・アーマー」が禁止カードとなり上記のコンボは実現できなくなったことから値段が下がり始めており、規制改定発表以前は今よりも更に高額で取引されていたカードです。
「レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント」
ウルトラレア | 相場価格:280~350円 |
アルティメットレア | 相場価格:700~750円 |
シークレットレア | 相場価格:1800~2000円 |
ダブルチューニングで出せるシンクロモンスターであり、自身以外のフィールドのカードを全て破壊する一掃効果を持つのが大きな特徴です。
制圧力などの点では他の「レッド・デーモンズ・ドラゴン」関連シンクロモンスターの方が優先されやすいものの、このカードはフィニッシャーに特化した性能をしているので使い分けは十分可能です。
ストラクチャーデッキ-王者の鼓動-に再録されなかったことから価格が上がりました。
「EMオッドアイズ・バレット」
スーパーレア | 相場価格:1300~1500円 |
シークレットレア | 相場価格:7000~7500円 |
「EM」または「オッドアイズ」モンスターの墓地肥やしをしつつレベル調整が可能であるため、墓地へ送ったモンスターの利用に繋いだりエクシーズ素材などとしても利用できます。
破壊されることでペンデュラムゾーンに置く効果もあるため、「天空の虹彩」などの能動的な破壊を行うカードと組み合わせることでペンデュラムスケールの用意をしつつもアドバンテージ獲得に繋げられます。
エイジ・オブ・オーバーロードにて「覇王」デッキを強化できる新規カードが多数登場するため、それらと既存の「EM」や「オッドアイズ」を組み合わせることも可能なことから需要が増加し、流通量が少ないことも含めて価格が高騰しました。
「熱血指導王ジャイアントレーナー」
ウルトラレア | 相場価格:1300~2000円 |
バトルフェイズを放棄する代わりに最大3枚のドローとドローしたカードに応じたバーンが出来るランク8エクシーズモンスターです。
レベル8モンスター3体と要求素材は多いですが、最大3枚ドローはかなり魅力的であり、任意でエクシーズ素材を全て取り除けるという点では墓地利用を活用するテーマと相性が良いため、レベル8モンスターの展開が容易なデッキでは先攻1ターン目に出すことが検討できるランク8エクシーズでもあります。
エイジ・オブ・オーバーロードにて登場する「ホルス」は墓地肥やしと蘇生によってレベル8モンスターを展開するテーマですので、相性の良さやこのカードの流通量も少なさから価格が上がりました。
「溟界の滓-ヌル」
スーパーレア | 相場価格:600~900円 |
闇属性・爬虫類族モンスター用の墓地肥やし効果に加え、緩い条件で自己蘇生できる効果を持つことから「溟界」テーマのキーカードでもあります。
自己蘇生したこのカードはフィールドを離れた場合に除外されてしまう上に展開に制約をかけますが、「キングレムリン」のエクシーズ素材にすることで除外を回避しつつも制約を解除できるため非常に相性が良いです。
エイジ・オブ・オーバーロードにて「溟界」テーマが強化され、自己蘇生効果を持つ上に更なる展開にも繋げられる新規カード「溟界神-ネフェルアビス」はこのカードの墓地肥やしに対応しているという点で相性が良いことも含めて価格が上がりました。
まとめ!
2023年6月に高騰したカードの傾向としては、
- ストラクチャーデッキ-王者の鼓動-で再録されななかったカード
- 基本パック エイジ・オブ・オーバーロードで新規・強化されるテーマ
上記関連したカードの高騰が目立っています。
エイジ・オブ・オーバーロードに関しては、まだ公開されていないテーマが存在することを考えると、今回紹介したカード以外にも高騰するカードが出てくることが予想されます。
2023年7月は新商品であるエイジ・オブ・オーバーロード以外にも、新リミットレギュレーションが解禁されることで、新たに活躍するテーマや、注目されていなかったカードに注目が集まる可能性も高いです。
2023年7月はシングル価格の変動が激しい月になることが予想されますので、気になるカードや欲しいカードがある方は、高騰前に購入を検討して見ることをおすすめします。
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