2023年10月に高騰したカード一覧！10月の相場の動きもおさらい！【遊戯王OCG】

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2023年10月の高騰傾向と相場の動きを軽くおさらい！

10月の価格相場では主に大会環境の動きや新商品の情報が影響を与えました。

大会環境の動きについてですが、10月の大会環境では「R－ACE」に「罪宝」カードを取り入れた「罪宝R－ACE」デッキや「ピュアリィ」デッキを筆頭に様々なデッキが活躍します。

具体的には「神碑」「ラビュリンス」「覇王魔術師」「罪宝炎王」「センチュリオン」「御巫」などが目立った活躍をしており、「ホルス」テーマと他テーマとの混合構築デッキや「烙印」デッキ等も好成績を残しました。

10月から適用された新リミットレギュレーションによって「R－ACE」と「ピュアリィ」が弱体化されたことや「ティアラメンツ」が環境を退いたこともあり、コンセプトの異なる様々なデッキが活躍する結果に。

新たな大会環境で好成績を残したことで注目を集めたテーマデッキのカードなどは需要も増え、シングル価格の高騰にも繋がりました。

新商品の情報としては、10月28日に発売する基本パック ファントム・ナイトメアの収録情報が公開されていくにつれて、新規カードで強化されたテーマや新規カードと相性の良いカードの価格が上昇傾向にありました。

11月にはターミナル ワールドが発売予定ですが、再録されるカードが多いこともあって価格相場に与える影響は比較的小さかったです。

「黒魔女ディアベルスター」

ウルトラレア	相場価格：1,800～2,200円
アルティメットレア	相場価格：2,000～2,400円
シークレットレア	相場価格：4,000～4,600円
クォーターセンチュリーシークレットレア	相場価格：20,000～22,000円

容易に自己特殊召喚ができることや各種「罪宝」カードにアクセスできることから出張性能も高いカードです。

10月の大会環境で「罪宝R－ACE」や「罪宝炎王」等が活躍していることもあって、昨今確実に需要が増加しているカードでもあります。

性能面だけでなく、イラストアドやストーリー性からも人気のあるカードですので価格が上昇しました。

「No.90 銀河眼の光子卿」

ウルトラレア	相場価格：3,800～4,000円
コレクターズレア	相場価格：4,000～4,200円

そのカード名から「ギャラクシー」や「フォトン」等のサポートも受けられるモンスターですが、モンスター効果に対する制圧力を持つ汎用ランク8エクシーズとして利用できる点も優秀です。

レベル8モンスターを展開することに長けた「ホルス」テーマでは有力なエクシーズ召喚先の候補となることもあり、「ホルス」テーマの活躍やファントム・ナイトメアで強化される影響もあって価格が上がりました。

「融合派兵」

ノーマル	相場価格：1,000～1,100円
スーパーレア	相場価格：1,300～1,500円
シークレットレア	相場価格：3,500～4,000円
20thシークレットレア	相場価格：17,000～19,000円

発動ターンの誓約はあるものの融合素材にカード名が指定されているモンスターをノーコストでリクルートできるのは強力であり、融合召喚に繋げていけるのはもちろん特殊召喚したモンスター自体にはデメリットも無いことからアタッカーなども利用できます。

ファントム・ナイトメアで強化される「ユベル」デッキでは「ユベル」をリクルートする手段としても重宝し、「ナイトメア・ペイン」発動下であれば「ユベル」で攻撃するだけでも反射ダメージを狙えるほか、融合素材に使ったり特殊召喚した「ユベル」を能動的に破壊して進化させたりといった運用も狙えます。

また新規カードには「ガイストーチ・ゴーレム」の自己蘇生効果など「ユベル」モンスターではなく「ユベル」を参照している効果もあるため、「ユベル」に直接繋げられるこのカードは価格が高騰しました。

「白闘気白鯨」

 

ノーマル	相場価格：500～700円
ウルトラレア	相場価格：1,600～1.800円
コレクターズレア	相場価格：2,000～3,000円

素材に水属性を指定していますが、シンクロ召喚成功時に相手の攻撃表示モンスターを全体破壊する効果に加え、モンスターへの2回攻撃効果と貫通効果、更には相手に破壊された場合にチューナー化して自己蘇生する効果もあります。

ファントム・ナイトメアにて「ホワイト・オーラ」が強化されることで、このカードをシンクロ召喚しやすくなる上に新規カードである「白の輪廻」と合わせればよりアタッカーとしての性能を上げることも狙えます。

トーナメントパックで再録されましたが、今回の強化を機に注目を集めたことで価格が上がりました。

「宣告者の神巫」

ウルトラレア

相場価格：800～900円

エクストラデッキから「虹光の宣告者」を墓地へ送りつつも、自身のレベルを上げられることから儀式召喚をサポートできるカードとしても有名です。

ファントム・ナイトメアにて登場する「粛声」テーマとも相性が良いことから採用優先度の高いカードであり、このカードをキーカードとして使える「御巫」デッキが10月の大会環境で好成績を残したこともあって需要が増加しました。

上記の性能に加えてイラストアドの高さ、漫画の単行本の付属カードとして登場してから一度も再録されていないということも価格高騰に繋がった原因でしょう。

2023年10月に高騰したカードの傾向としては、やはり基本パック ファントム・ナイトメアの影響が大きいです。

また出張性が高い「黒魔女ディアベルスター」は以前高騰傾向であり、どのシングルカード店でも高値で取引されています。

今回紹介したカードは今後も高騰が予想される一方で、再録の影響で値下げされる可能性もあり、購入のタイミングが悩まれるところです。

今回紹介したカードの中で欲しいカードがある方は、購入の時期やシングルカード店を見極めながら購入を検討することをおすすめします。