2026年1月にシングル価格の高騰が予想されるカード6選!【遊戯王OCG】

遊戯王2026年1月シングル価格高騰予想

2025年がもうすぐ終わるということで、来月にシングル価格が上がりそうなカードを予想していきたいと思います。

あくまで予想なので必ず当たるというわけではありません。

しかし、今回紹介するカードの中には既に価格が上がり始めているものもあります。売買を検討している方は参考にしてみてください。

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2026年1月に高騰が予想されるカード一覧

「絢嵐たるスエン」

効果モンスター
星3/風属性/獣戦士族/攻1600/守 400
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に「サイクロン」が存在する場合、
または相手フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「絢嵐」魔法・罠カードか「サイクロン」1枚を手札に加える。

「絢嵐」下級モンスター共通の自己特殊召喚効果に加え、固有効果では「絢嵐」魔法・罠カードをサーチできる効果があります。

状況次第に応じた「絢嵐」魔法・罠カードを引き込めるのはもちろん「絢嵐たる献詠」を経由させれば「絢嵐」モンスターにもアクセス可能なため、デッキの安定力向上に繋がることから「絢嵐」デッキではフル投入が推奨されるキーカードです。

「絢嵐」デッキは昨今の大会環境において複数の好成績を残しており、規制改定の影響も受けなかったことから、相対的な強化によって今後さらに活躍の場を広げるのではないかと注目されています。そのため、シングル価格の高騰も十分にあり得るでしょう。

「真炎竜アルビオン」

融合・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
「アルバスの落胤」+魔法使い族・光属性モンスター
このカードは融合素材にできない。
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手はフィールドのこのカードを効果の対象にできない。
(2):相手ターンに、自分・相手の墓地のモンスターを合計2体対象として発動できる。
その2体をお互いのフィールドに1体ずつ特殊召喚する。
(3):このカードが墓地に存在する場合に発動できる。
EXモンスターゾーン及びお互いの中央のメインモンスターゾーンのモンスター4体をリリースし、
このカードを特殊召喚する。

「アルバスの落胤」を素材に指定する融合モンスターの内の1体であり、相手ターンに自分の墓地のモンスター2体をお互いのフィールドに1体ずつ蘇生する効果が大きな特徴です。

デメリット効果を持ったモンスターを相手フィールドに送りつけることで制圧することが可能であり、中でも特殊召喚したターンにデメリットで特殊召喚できるモンスターが制限される「ギミックパペット-ナイトメア」はフィールドを離れてもデメリットが消えないため、ロックとして非常に強力です。

他にも、予めリンク召喚し融合素材などに使って墓地に送っておいた「青き眼の精霊」をこのカードで相手フィールドに送りつけることで、ドラゴン族モンスター以外の特殊召喚を封じるロックを仕掛けられます。

この動きは大会環境で「烙印」デッキや「烙印ドラゴンテイル」デッキが実際に活用しており、今回の規制改定でも影響を受けませんでした。「烙印」デッキが今後さらに活躍する可能性が高いことから、価格上昇が見込まれます。

「マルチャミー・プルリア」

効果モンスター
星4/水属性/水族/攻 100/守 600
このカードの効果を発動するターン、
自分はこのカード以外の「マルチャミー」モンスターの効果を1度しか発動できない。
(1):自分・相手ターンに、自分フィールドにカードが存在しない場合、
このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン中、以下の効果を適用する。
●相手が手札からモンスターを召喚・特殊召喚する度に、自分は1枚ドローする。
●エンドフェイズに、自分の手札が相手フィールドのカードの数+6枚より多い場合、
その差の数だけ自分の手札をランダムにデッキに戻す。

「増殖するG」の調整版とも言える「マルチャミー」モンスターの内の1体であり、このカードは手札からの召喚・特殊召喚に対応しています。

手札だけと範囲が狭いのが欠点ではあるものの召喚にも対応しており、手札からモンスターを1体も召喚・特殊召喚せずに展開を行えるテーマはほとんど無いため、相手のドローフェイズかスタンバイフェイズにこのカードを使用しておけば大量ドローは難しくとも1:1交換以上は狙いやすいです。

1月からの規制改定では「増殖するG」を含む汎用性の高い手札誘発モンスターやその対策手段が規制されたため、多くのデッキで調整を余儀なくされます。

抜けた「増殖するG」などの代わりとしては「マルチャミー」モンスターの中でも汎用性が高い「マルチャミー・フワロス」が筆頭候補となりますが、既に「マルチャミー・フワロス」を3枚積みしていたデッキの場合は、このカードが採用候補に入ってくるかと思われるため、価格の上昇が予想されます。

「封印の魔導士スプーン」

効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1000/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「封印の魔道士スプーン」以外の「マギストス」モンスター1体を手札に加える。
●相手フィールドのモンスター1体の攻撃力をターン終了時まで半分にする。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
自分のEXデッキ・墓地から「マギストス」モンスター1体を装備魔法カード扱いで対象のモンスターに装備する。

手札の自身をコストにした「マギストス」モンスターのサーチだけでなく、墓地で発動できる効果では自分フィールドのモンスターにエクストラデッキ・墓地から「マギストス」モンスターを装備できる効果もあります。

「マギストス」テーマにおいては初動となれる非常に優秀なカードであり、このカードから動くことが出来る展開ギミックは汎用性が高く選択肢も多いため、このカードを含む「マギストス」カード数枚を出張セットとして別テーマデッキに採用することも視野に入ります。

「マギストス」は「烙印」や「ドラゴンテイル」と組み合わせた構築が大会環境で好成績を残した実績もあり、注目を集めている一枚です。加えて、遊戯王OCG STORIES第6巻の付属カードとして登場した「エンディミオンの侍女ヴェール」によってサーチ可能な「結晶魔術 光の涙」が「マギストス」カードとしても扱われることから、テーマ全体としての強化が進んだと言えるでしょう。

こうした背景に加え、本カード自体も遊戯王OCG STORIES第4巻の付属カードとして登場したものであるため、今後は価格の上昇が予想されます。

「精霊コロゾ」

融合・チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1000/守2800
融合・S・X・Lモンスター+魔法使い族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。
●自分フィールドの、融合・S・X・Lモンスターカード1枚と
魔法使い族モンスターカード1枚を墓地へ送った場合にEXデッキから特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分か相手のモンスターの攻撃宣言時、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃を無効にし、このカードの攻撃力はターン終了時まで対象のモンスターの攻撃力分アップする。
その後、対象のモンスターを手札に戻す事ができる。

こちらも「マギストス」カードであり、エクストラデッキからでもモンスターを装備カード化できる「マギストス」では融合召喚ではなく効果外テキストを利用して特殊召喚することも容易です。

コンボ次第では魔法&罠ゾーンのカードのみを使って出すことも可能であり、レベル4チューナーであるこのカードをシンクロ・エクシーズ・リンク召喚の素材に使えばスムーズに展開を伸ばすこともできます。

上記の「封印の魔導士スプーン」と同じく「マギストス」の出張性能や「マギストス」テーマの強化の影響で価格の上昇が予想されます。

「蛇眼の原罪龍」

効果モンスター
星8/炎属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分か相手のフィールド(表側表示)・墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):相手ターンに、フィールドの永続魔法カード扱いのモンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドに特殊召喚する。
(3):このカードが手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の墓地から炎属性・レベル1モンスター2体を特殊召喚する。

魔法&罠ゾーンのモンスター2体を墓地へ送ることでも特殊召喚できるため、モンスターを装備カード化したり永続魔法・永続罠カード扱いで魔法&罠ゾーンに置くテーマだったりと相性が良いです。

先述した「マギストス」ではレベル4チューナーの「精霊コロゾ」を出すかレベル8で3000打点かつ、除去効果を持つこのカードを出すかを状況によって使い分けることが可能です。「デモンスミス」もモンスターを装備カード化する特徴があるためこのカードを利用できます。

規制改定により「閉ザサレシ天ノ月」が禁止カードになるため「デモンスミス」の汎用性は少し下がりますが、「励輝士 ヴェルズビュート」などの存在から一部のテーマデッキでなら規制改定後も問題なく「デモンスミス」を利用できるため、このカードも合わせて採用することが検討できます。

「マギストス」が強化されたことや規制改定による環境の変化などもあり、このカードの価格が上昇する可能性は高いと言えるでしょう。

新リミットレギュレーションの影響で注目度上昇!2026年1月に高騰が予想されるカード

今回取り上げたカードを振り返ると、今後高騰が予想されるカードにはいくつか共通した傾向が見られます。まず、新リミットレギュレーションによって直接的な規制を受けなかったテーマやカードが、相対的に評価を上げている点が大きな要因です。

特に大会環境で結果を残しているデッキのキーカードや、その展開を支えるカードは需要が集中しやすく、価格上昇に直結しやすいと言えるでしょう。

また、「増殖するG」のような汎用カードの規制により、その代替となるカードが注目され、高騰傾向にある点も見逃せません。環境の変化と大会実績が噛み合ったカードほど、今後も価格が動きやすいため、売買を検討する際は環境動向を注視することが大切です。

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