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2025年9月27日に発売予定のワールドプレミアパック2025では、海外先行で登場していた「王家の神殿」関連カードが収録されています。
「王家の神殿」は遊戯王DMでリシドが使用した永続魔法カードです。作中で彼が使用したリメイクカードやリシド本人を思わせる「刻印を刻むもの」などを駆使して戦うのが「王家の神殿」(リシド)デッキの特徴です。
「王家の神殿」(リシド)デッキレシピやその回し方などを紹介していきます。
「王家の神殿」(リシド)デッキレシピ2025
モンスターカード
「刻印を持つ者」×3
「守護獣セルケト」×2
「ジャッジメント・オブ・アヌビス」×3
「原始生命態ニビル」×2
「増殖するG」×2
「灰流うらら」×3
魔法カード
「王の遺宝祀りし聖域」×3
「神殿の守護神」×1
「王家の神殿」×1
「テラ・フォーミング」×1
「金満で謙虚な壺」×1
「墓穴の指名者」×2
「抹殺の指名者」×1
罠カード
「アヌビスの審判」×1
「アポピスの蛇神」×3
「アポピスの化身」×1
「澱神アポピス」×3
「苦紋様の土像」×1
「聖王の粉砕」×3
「無限泡影」×3
エクストラデッキ
「聖神蛇アポピス」×2
「聖神獣セルケト」×1
「No.41 泥睡魔獣バグースカ」×1
「セイクリッド・トレミスM7」×1
「エヴォルカイザー・ラーズ」×1
「厄災の星ティ・フォン」×1
「転生炎獣アルミラージ」×1
「リンク・スパイダー」×1
「セキュア・ガードナー」×1
「影法師トップハットヘア」×1
「崔嵬の地霊使いアウス」×1
「S:Pリトルナイト」×1
「神聖魔皇后セレーネ」×1
「アクセスコード・トーカー」×1
「王家の神殿」(リシド)デッキの回し方
デッキのコンセプトとしては、「王家の神殿」関連カードや罠モンスターを駆使してビートダウンで勝利を目指します。
今回紹介したデッキレシピでは、あくまでも「王家の神殿」関連カードをメインとした構築にしましたが「神殿の守護神」でサーチできる「神の怒り」と合わせて「ラーの翼神竜」やそのサポートカードを採用したり、「ARG☆S」のような相性の良いテーマと組み合わせたりするのも有りでしょう。
デッキの回し方ですが、まずはキーカードを引き込みつつ、モンスターの展開をしていきます。
主なサーチ手段としては、以下のカードが有用です。
- 召喚・特殊召喚成功時に「王家の神殿」またはその関連魔法・罠カードをサーチできる「刻印を持つ者」
- 手札の自身をコストに「刻印を持つ者」をサーチできる「ジャッジメント・オブ・アヌビス」
- デッキから「アポピス」罠カードのセットや「王家の神殿」または、その関連モンスターをサーチできる「王の遺宝祀りし聖域」
王の遺宝祀りし聖域
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「アポピス」罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。
(2):このカードはフィールドゾーンに存在する限り、カード名を「王家の神殿」として扱う。
(3):1ターンに1度、自分フィールドに裏側表示カードが2枚以上存在する場合、
または自分の墓地に罠カードが存在する場合に発動できる。
デッキから「王家の神殿」のカード名が記されたモンスター1体を手札に加える。
中でも「王の遺宝祀りし聖域」はフィールドに存在する限りカード名を「王家の神殿」として扱う効果も含めてアドバンテージを稼ぐ上で優秀です。「刻印を持つ者」のサーチ先としては筆頭候補となります。
守護獣セルケト
特殊召喚・効果モンスター
星6/地属性/天使族/攻2500/守2000
このカードは通常召喚できない。
「守護獣セルケト」は1ターンに1度、自分フィールドに「王家の神殿」が存在する状態で、
手札・デッキからレベル10以上のモンスター1体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
「王家の神殿」またはそのカード名が記された魔法カード1枚をデッキから手札に加える。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを破壊し、このカードの攻撃力は破壊したモンスターの元々の攻撃力の半分だけアップする。
「守護獣セルケト」も「王家の神殿」または、その関連魔法カードをサーチできる効果を持っていますが、特殊召喚モンスターである「守護獣セルケト」を出すためには既に「王家の神殿」がフィールドに存在する必要があります。そのため、初動ではなく展開の中継点として経由するのが基本です。
刻印を持つ者
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は罠カード1枚をセットしたターンに発動できる。
(2):自分フィールドの表側表示の「聖獣セルケト」1体とこのカードを墓地へ送って発動できる。
手札・デッキのモンスター1体またはEXデッキの融合モンスター1体を特殊召喚する。
モンスターの展開についてですが、通常召喚権は主に「刻印を持つ者」に割くことになります。しかし、自身が罠モンスターでありつつも罠モンスターになれる「アポピス」という罠カードをそのターンに発動可能な状態でデッキからセットできる「アポピスの蛇神」は、展開要員として有用です。
罠カード1枚をセットしたターンに発動できるようにする「王家の神殿」と併用すれば、自分のターン中に「アポピスの蛇神」を利用しつつ、モンスターを複数体並べることも可能です。
次に展開したモンスターを使い、融合モンスターなどを出していきます。
聖神蛇アポピス
融合・効果モンスター
星6/地属性/爬虫類族/攻2800/守2600
「王家の神殿」のカード名が記されたモンスター×2
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分フィールドの「アポピス」モンスター2体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分の墓地の「アポピス」罠カードを3枚まで対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのカードを自分フィールドにセットする。
(2):1ターンに1度、罠カードが発動した場合、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
融合モンスターである「聖神蛇アポピス」は、正規の方法での融合召喚だけでなく自分フィールドの「アポピス」モンスター2体をリリースして特殊召喚もできます。
また、墓地の「アポピス」罠カードを3枚まで自分フィールドにセットできる起動効果を持つことから、特殊召喚するためにリリースした「アポピス」カードの再利用に繋げられるため、事実上の消費を大きく抑えられるのも利点です。
聖神獣セルケト
融合・効果モンスター
星6/地属性/天使族/攻3000/守2000
「セルケト」モンスター+攻撃力2500以下のモンスター
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合、
またはこのカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時、
相手のフィールド(表側表示)・墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードの攻撃力は除外したモンスターの元々の攻撃力の半分だけアップする。
(2):レベル10以上のモンスターが除外されている限り、
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
同じく融合モンスターの「聖神獣セルケト」は、除去&自己強化効果・2回攻撃効果とかなり攻撃的な性能を持ちます。融合手段である「神殿の守護神」で相手フィールドのモンスターも融合素材に巻き込めることを含め、切り返しの際に利用することで相手の盤面を切り崩しつつ、一気に攻勢に出ることが狙えます。
また、無効化効果を持つ「澱神アポピス」や除去効果を持つ「聖神蛇アポピス」は、相手ターン中に相手の行動を妨害する制圧力としても優秀です。「影法師トップハットヘア」からアクセス可能な「苦紋様の土像」と「アポピス」罠カードを併用すれば、1ターンに複数回の除去を行い、相手の展開を妨害することも狙えます。
「王家の神殿」(リシド)デッキの展開例
刻印を持つ者
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は罠カード1枚をセットしたターンに発動できる。
(2):自分フィールドの表側表示の「聖獣セルケト」1体とこのカードを墓地へ送って発動できる。
手札・デッキのモンスター1体またはEXデッキの融合モンスター1体を特殊召喚する。
先攻1ターン目を前提とし、手札に「刻印を持つ者」(「ジャッジメント・オブ・アヌビス」でも可)+魔法・罠カード1枚の計2枚がある場合に出来るコンボです。
「刻印を持つ者」を通常召喚→「刻印を持つ者」召喚成功時の効果で「王の遺宝祀りし聖域」をサーチ→「王の遺宝祀りし聖域」を発動し発動時の効果処理でデッキから「アポピスの蛇神」をセット→魔法・罠カード1枚をセット→「王の遺宝祀りし聖域」効果で「守護獣セルケト」をサーチ→デッキから「ジャッジメント・オブ・アヌビス」を除外することで手札から「守護獣セルケト」を特殊召喚→
「守護獣セルケト」効果で「王家の神殿」をサーチ→「王家の神殿」を発動→「王家の神殿」効果により「アポピスの蛇神」を発動して自身を特殊召喚し、その後の効果でデッキから「澱神アポピス」をセット→「澱神アポピス」を発動して自身を特殊召喚→「アポピスの蛇神」と「澱神アポピス」をリリースすることで、エクストラデッキから「聖神蛇アポピス」を特殊召喚→
墓地へ送られた「アポピスの蛇神」効果で「アポピスの化身」をサーチ→「聖神蛇アポピス」効果で墓地から「アポピスの蛇神」と「澱神アポピス」をセット→「刻印を持つ者」と「守護獣セルケト」を素材に「影法師トップハットヘア」をリンク召喚→「影法師トップハットヘア」リンク召喚成功時の効果でデッキから「苦紋様の土像」をセットします。
結果的に「王の遺宝祀りし聖域」の発動下で「影法師トップハットヘア」+「聖神蛇アポピス」を並べられ、魔法&罠ゾーンには表側表示の「王家の神殿」とセットした「苦紋様の土像」「アポピスの蛇神」「澱神アポピス」と初期手札の魔法・罠カード1枚を用意できました。
次の相手ターン、以下の4枚で相手の行動を妨害できます。
- 罠カードが発動した場合に使える除去効果を持つ「聖神蛇アポピス」
- 魔法&罠ゾーンからモンスターを特殊召喚した場合に使える魔法・罠カード除去効果を持つ「影法師トップハットヘア」
- ターン1指定無しで魔法&罠ゾーンからモンスターを特殊召喚した場合に使える除去効果を持つ「苦紋様の土像」
- 罠モンスターとしての特殊召喚をしつつ他の永続罠カードの数までフィールドのカード効果を無効に出来る「澱神アポピス」
「アポピスの蛇神」を発動し、その効果でデッキから「澱神アポピス」(2体目)をセットすれば、もう1度「澱神アポピス」の無効効果と「苦紋様の土像」での除去で妨害することが狙えます。
上記を総合すると、最大で「聖神蛇アポピス」での除去1回+「影法師トップハットヘア」での魔法・罠除去1回+「苦紋様の土像」での除去3回+「澱神アポピス」2枚でカード効果無効2回分の妨害を構えることができます。
「王家の神殿」(リシド)デッキは原作らしい動きが楽しめるファンテーマ
「王家の神殿」(リシド)デッキは、新規カードの登場で大幅に強化され、よりリシドらしい戦術を楽しめる構築になりました。
特に「王の遺宝祀りし聖域」による安定したサーチと展開補助が魅力で、罠モンスターを駆使して制圧しつつビートダウンを狙えるのが強みです。また「聖神蛇アポピス」や「聖神獣セルケト」といった融合モンスターも攻守両面で活躍します。
しかし、罠に依存する性質上、展開の速いデッキに押されやすい弱点があるので、その点をどう補うかが課題と言えるでしょう。
また、改造案としては「ラーの翼神竜」を組み込んだロマン構築や、罠主体のテーマとの混合型も候補になります。独自の罠展開やリシドらしさを活かしたプレイングが魅力で、キャラクターらしさを重視するファンにおすすめできるテーマデッキです。
「王家の神殿」(リシド)デッキと相性の良いカードの紹介はコチラ⬇︎