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2023年8月も終盤ということで、今月にシングル価格が高騰したカードを振り返っていきます。
シングル価格が高騰した理由についての考察や8月29日現在時点での平均相場価格も合わせて紹介するので、売買を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
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【遊戯王OCG】2023年8月シングルの高騰傾向を紹介!
8月では主に大会環境の動きや新商品がシングル価格相場に影響を与えました。
大会環境についてですが、8月の大会環境では「R-ACE」デッキに「罪宝」を組み込んだ「罪宝R-ACE」を筆頭に、「罪宝」等と混ぜた「罪宝ティアラメンツ」デッキや「ピュアリィ」デッキの活躍が特に目立っていました。
「神碑」「クシャトリラ」「ラビュリンス」「ドラゴンリンク」等も活躍しており、その他にも新規「覇王門」カード等を採用した「魔術師」デッキである「覇王魔術師」や「ホルス」テーマと別テーマの混合構築等も好成績を残していました。
中でも「罪宝」の使用率の高さには目を見張る物があり、詳しくは後述しますがシングル価格相場にも大きな影響を与えることとなりました。
新商品としては、7月22日に発売した基本パック エイジ・オブ・オーバーロードで登場した「ホルス」や「罪宝」の他にも、「覇王門」「エレキ」など既存テーマの強化が出来る新規カードの登場は上記の大会環境での活躍も含めて8月の価格相場にも影響を与えることとなりました。
8月には26日にデッキビルドパック ヴァリアント・スマッシャーズが発売し、「メメント」「センチュリオン」「ヴァルモニカ」の3つの新規テーマが登場しました。
これら新規テーマと相性の良い既存カードや、強化された既存テーマのデッキを構築する上で採用優先度やレアリティの高いカードは価格が上がりました。
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2023年8月にシングル価格が高騰したカード5選を紹介!
「黒魔女ディアベルスター」
ウルトラレア | 相場価格:1,800~2,200円 |
アルティメットレア | 相場価格:2,000~2,800円 |
シークレットレア | 相場価格:4,500~5,100円 |
クォーターセンチュリーシークレットレア | 相場価格:4,500~5,100円 |
昨今の大会環境では「罪宝R-ACE」や「罪宝ティアラメンツ」といった、このカードを含めた「罪宝」関連カードを出張採用したデッキが活躍しています。
具体的には、「黒魔女ディアベルスター」+「“罪宝狩りの悪魔”」+「原罪宝-スネークアイ」の3種をセットにして採用しているのが基本であり、「“罪宝狩りの悪魔”」から動き始めることで実質的な手札消費を抑えつつ尚且つ召喚権を使わずにレベル1の炎属性モンスターを出していけます。
「R-ACE」ではキーカードである「R-ACEハイドラント」にアクセスする手段として、「ティアラメンツ」では「黒魔女ディアベルスター」の自己特殊召喚効果で墓地へ送るカードを活かしたり「ジェット・シンクロン」に繋いでシンクロやリンク召喚に繋ぐ動きが出来るため活用されています。
高い出張性能やイラストアドなどから発売以前から注目を集めていたカードですが、大会環境での使用率上昇に伴い価格が高騰しました。
「暗黒界の龍神王 グラファ」
ウルトラレア | 相場価格:380~420円 |
シークレットレア | 相場価格:1,000~1,400円 |
モンスター効果・通常魔法・通常罠カードの効果を変更する効果を持っており、「ティアラメンツ」デッキでは融合効果を持つ「ティアラメンツ」モンスターと融合素材代用モンスターを利用することで融合召喚が行えます。
昨今の大会環境でまたも活躍している「ティアラメンツ」デッキあるいは「罪宝ティアラメンツ」デッキにも当然採用されており、墓地肥やし手段によっては相手の先攻1ターン目からこのカードの融合召喚を行うことも狙えます。
効果の変更による妨害だけでなく手札を捨てる効果で更なる墓地肥やしに繋いだり出来るため、「ティアラメンツ」デッキの活躍を受けて価格が上がりました。
「篝火」
スーパーレア | 相場価格:3,000~4,000円 |
シークレットレア | 相場価格:4,500~5,000円 |
炎族下級モンスターのサーチができるカードであり、該当するモンスターを採用しているデッキでなら汎用的に採用できるカードです。
最近では「センチュリオン」デッキにおいて初動となれる「従騎士トゥルーデア」のサーチ手段としても利用できることから、更に注目度が高まりました。
上記の「センチュリオン」だけでなく、「ヴォルカニック」テーマの強化や「スネークアイ」テーマの登場に「TG」テーマの強化カードである「TG ロケット・サラマンダー」など、このカードの存在を踏まえてのことなのか新たな炎族の下級モンスターが複数登場しているため、利用価値がどんどん上がっているカードでもあります。
新規テーマ「センチュリオン」との相性や利用価値が上がっていること、更には今後の将来性もあって価格が高騰しました。
「軌跡の魔術師」
スーパーレア | 相場価格:300~400円 |
シークレットレア | 相場価格:1,200~1,500円 |
プリズマティックシークレットレア | 相場価格:7,000~8,000円 |
ペンデュラムサポートのリンクモンスターであり、サーチ効果によってペンデュラムスケールの確保なども出来る上に除去効果も持っています。
同じくペンデュラムサポートのリンクモンスターである「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」との併用も可能であったりと、ペンデュラムモンスターをメインとした展開コンボをする上でも積極的に活用していけます。
エイジ・オブ・オーバーロードにて新たな「覇王門」や「覇王眷竜」が登場し、それらを利用した展開コンボにもこのカードは利用しやすいことから価格が上昇しました。
「エレキリン」
ノーマル | 相場価格:300~400円 |
スーパーレア | 相場価格:400~500円 |
直接攻撃が出来る効果を持っており、直接攻撃で戦闘ダメージを与えたターン中相手の効果発動を封じる効果もあります。
2の効果はターン中続くため、このカードで直接攻撃をしてからメインフェイズ2で安全に展開を行うという運用も可能となっています
エイジ・オブ・オーバーロードで「エレキ」テーマが強化されたことで、ダイレクトアタッカーとして攻撃力が高めである上に2の効果も有用なこのカードは価格が上がりました。
まとめ!
2023年8月に高騰したカードの傾向としては、7月22日に発売した基本パック エイジ・オブ・オーバーロードの影響が大きいイメージです。
特に8月は「罪宝」出張構築が流行ったこともあり、「黒魔女ディアベルスター」のシングル価格は発売当初よりも価格が高騰し、手に入れにくくなっているのが現状です。
「黒魔女ディアベルスター」は、しばらく再録されないことを考えると、今後も相性の良いテーマが登場するたびに価格が高騰することが予想されます。
今回紹介したカード以外にも、紹介したカードと相性の良いカードも高騰傾向にあります。
今回紹介したカードの購入を検討している方は、購入のタイミングとシングルカード店をしっかり見極めた上で、購入するといいでしょう。
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