2023年4月のリミットレギュレーション(禁止制限)で規制強化が予想されるカード8選!【遊戯王OCG】

遊戯王OCGでは1年に4回の規制改定があり、例年通りであれば20234月からは新たなリミットレギュレーションが適用されることになります。

実際に適用される日から約半月前には規制改定の内容が発表されるかと思いますが、今回はその前に新リミットレギュレーションで規制強化されるカードについて予想していきます。

あくまでも予想ですので、必ず当たるというわけではない点は予めご承知おきください。

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2023年1月~3月までの大会環境を軽くおさらい

カードが規制強化される理由として挙げられる大きなものとして、大会環境の調整があります。

デッキパワーのバランスを調整するため、大会環境で上位あるいはトップとして活躍しているテーマデッキを弱体化するために規制強化が行われるということです。

そこでまずは新リミットレギュレーションを予想するためにも、前回の規制改定(20231月適用)から現在までの大会環境について軽くおさらいしていきます。

最近の大会環境としては「イシズ」関連と「ティアラメンツ」の混合構築、「イシズティアラメンツ」デッキが使用率・戦績共に上位として活躍しています。

「イシズティアラメンツ」は間違いなく環境上位デッキと言えるものの、環境トップを独走しているというほどではなく、あくまでも他の環境デッキの中で使用率と戦績が高い部類に入るというだけです。

また1月~3月までの環境では、上記の「イシズティアラメンツ」デッキを筆頭に複数のテーマの混合構築が活躍の場を広げていたのが目立ちました。

「リチュア」や「トライブリゲード」等との混合構築が度々活躍していた「スプライト」、「P.U.N.K.」や「超重武者」に「スプライト」との混合構築もしていた「ビーステッド」も好成績を多く残していました。

環境上位としては他にも「神碑」や「ふわんだりぃず」「エクソシスター」等が活躍し、1月のサイバーストーム・アクセスの発売以降はそこに更に「超重武者」や「ピュアリィ」等も環境デッキとして加わることとなりました。

これらを総合すると、「イシズティアラメンツ」デッキが上位なのは間違いないものの、全体的には様々なテーマデッキが活躍する群雄割拠な状態に近い環境となりました。

以上のことを踏まえて20234月のリミットレギュレーションで規制強化されるカードを予想していきます。

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2023年4月のリミットレギュレーションで規制強化が予想されるカード8選!

「スプライト・エルフ」禁止カード化

スプライト・エルフ

リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/雷族/攻1400
【リンクマーカー:左下/右下】
レベル2・ランク2・リンク2のモンスターを含むモンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
(1):このカードのリンク先のモンスターは相手の効果の対象にならない。
(2):自分・相手のメインフェイズに、自分の墓地のレベル2モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、代わりにランク2またはリンク2のモンスター1体を対象とする事もできる。

素材に指定はあるものの、レベル2・ランク2・リンク21体でも含めれば良いだけなので簡単にリンク召喚が出来ます。

お互いのターンに使える蘇生効果が非常に強力であり、自分のターンだけでなく相手ターンにもモンスターを展開することで強力な盤面構築をすることが狙えます。

「スプライト」デッキでの使用はもちろんのこと、「イシズティアラメンツ」デッキ等にも採用されていたりと、比較的緩い素材指定と強力な効果により高い出張性能を誇るカードでもあります。

かつての「水晶機巧-ハリファイバー」「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」を彷彿とさせる使用率となっており、このカードの存在は今後の新規テーマ登場や既存テーマ強化にも小さくない影響を及ぼすことが考えられるため、今回の規制で厳しい規制強化がされるのではないかと予想されます。

「ティアラメンツ・ハゥフニス」制限カード化

ティアラメンツ・ハゥフニス

効果モンスター(準制限カード)
星3/闇属性/水族/攻1600/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がフィールドのモンスターの効果を発動した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
融合モンスターカードによって決められた、
墓地のこのカードを含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールド・墓地から好きな順番で持ち主のデッキの下に戻し、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

相手フィールドでのモンスター効果発動をトリガーに自己特殊召喚と墓地肥やしが出来るため、「ティアラメンツ」においては相手の先攻1ターン目でも墓地肥やしが出来る点が優秀です。

後述の「ティアラメンツ・クシャトリラ」「古尖兵ケルベク」が墓地へ送られたなら連鎖的に大量の墓地肥やしができ、水族の「ティアラメンツ」モンスターが墓地へ送られれば融合召喚も狙えます。

「ティアラメンツ」デッキのキーカードの内の1枚ですので、「イシズティアラメンツ」デッキの弱体化のために既に準制限カードであるこのカードを更に規制強化することも考えられます。

「ティアラメンツ・クシャトリラ」制限カード化

ティアラメンツ・クシャトリラ

効果モンスター
星7/水属性/サイキック族/攻2300/守1200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、自分の手札・墓地から
「クシャトリラ」カードまたは「ティアラメンツ」カード1枚を選んで除外する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分または相手のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
(3):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。

「ティアラメンツ」であり「クシャトリラ」でもあるモンスターであり、自己特殊召喚効果と2つの墓地肥やし効果を持っています。

既に緩くはない規制を受けていた「ティアラメンツ」にとっては有用な墓地肥やし手段であり、「クシャトリラ」カテゴリにも属することからサポートカードで簡単に引き込めるのも有用なポイントです。

既に「ティアラメンツ」は禁止カードも出ているほどの規制を受けているため、「イシズティアラメンツ」デッキを弱体化するにあたり、このカードのようなデッキに複数枚積みが推奨される優秀な墓地肥やし手段を規制する方針になるのではないかと予想しています。

「古尖兵ケルベク」制限カード化

古尖兵ケルベク

効果モンスター
星4/地属性/天使族/攻1500/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札・デッキからカードが相手の墓地へ送られた場合、
相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。
(2):このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。
お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。
その後、自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合、
自分の墓地から罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットできる。

1の自己特殊召喚&バウンス効果も優秀ですが、何より2の墓地肥やし効果が強力です。

このカード1枚を手札・デッキから墓地へ送るだけで追加で5枚もの墓地肥やしが出来るため、「イシズティアラメンツ」デッキにおいては連鎖的な墓地肥やしをする上でも非常に重宝するキーカードです。

「イシズティアラメンツ」デッキを弱体化するにあたり、墓地肥やし性能が非常に高いこのカードを規制するであろうことは当然の対応とすら思えます。

「剣神官ムドラ」制限カード化

剣神官ムドラ

効果モンスター
星4/地属性/天使族/攻1500/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から他の天使族・地属性モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、デッキから「墓守の罠」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。
(2):自分・相手ターンに、フィールド・墓地のこのカードを除外し、
自分・相手の墓地のカードを合計5枚まで対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。
自分のフィールド及び墓地に「現世と冥界の逆転」が存在しない場合、この効果の対象は3枚までとなる。

こちらも「イシズ」関連カードであり、墓地で発動する効果によってフリーチェーンでお互いの墓地からカードをデッキに戻せます。

予め墓地に用意さえしていれば任意のタイミングで使えるため、自分の墓地のカードをデッキに戻して再利用を図るのはもちろん、相手の墓地利用を妨害する手段としても使える点が優秀です。

「イシズティアラメンツ」デッキの弱体化をするために規制強化されることが予想でき、デッキに採用している枚数が2枚というケースもあるので、確実な弱体化に繋げるために制限カード化となる可能性は十分にあるでしょう。

「スプライト・ブルー」準制限カード化

スプライト・ブルー

効果モンスター
星2/闇属性/雷族/攻1100/守1000
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにレベル2またはランク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「スプライト・ブルー」以外の「スプライト」モンスター1体を手札に加える。

闇属性「スプライト」モンスターの共通の自己特殊召喚効果と「スプライト」モンスターをサーチする効果を持っていることから、「スプライト」デッキに置ける展開の起点として重宝するキーカードです。

既に「スプライト」はテーマカードが規制を受けていますが、昨今の大会環境で活躍している「スプライト」と別テーマの混合構築を弱体化させるためにもこのカードが規制されることが考えられます。

「イシズティアラメンツ」デッキの弱体化がどのくらい厳しいものとなるかは分かりませんが、それ次第ではこのカードを準制限カードではなく制限カードに規制することもあり得るでしょう。

「神碑の泉」準制限カード化

神碑の泉

フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分は相手ターンに「神碑」速攻魔法カードを手札から発動できる。
(2):1ターンに1度、自分が「神碑」速攻魔法カードを発動した場合、
自分の墓地の「神碑」速攻魔法カードを3枚まで対象として発動できる。
そのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。
その後、戻した数だけ自分はデッキからドローする。

「神碑」速攻魔法カードを相手ターンでも手札から発動できるようにしたり、墓地の「神碑」速攻魔法カードをデッキに戻してドローすることで手札を補充したり出来るため、「神碑」テーマにとっての要と言えるフィールド魔法カードです。

「神碑」デッキはデッキ破壊という主流デッキとは異なる勝ち筋を目指すこともあり、登場して以降大会環境では度々好成績を残しています。

大幅規制をするほどではないにしろ昨今の活躍ぶりや登場してからある程度月日が経ったことも踏まえると、今回の規制改定でテーマカードの一部が規制を受ける可能性は十分にある思うので、キーカードであるこのカードの規制強化を予想させていただきます。

「深淵の獣ルベリオン」準制限カード化

深淵の獣ルベリオン

特殊召喚・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
このカードは通常召喚できない。
「深淵の獣ルベリオン」は1ターンに1度、
自分フィールドのレベル6以上のドラゴン族・闇属性モンスター1体をリリースした場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
デッキから「深淵の獣ルベリオン」以外の「ビーステッド」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「烙印」永続魔法・永続罠カード1枚を選んで自分フィールドに表側表示で置く。

「ビーステッド」の特殊召喚モンスターであり、比較的緩い召喚条件と手札から使えるサーチ効果、デッキの「烙印」永続魔法・永続罠カードにアクセスできる効果を持ちます。

使いやすいサーチ効果を持つことから「ビーステッド」デッキの安定力を上げるキーカードとして利用でき、フィールドに出せばエース級の打点やレベル10シンクロなどに繋ぐためのシンクロ素材としても活用していけます。

「ビーステッド」ではサーチ・サルベージ先の範囲の広さもあってか「深淵の獣マグナムート」が既に制限カードになっていますが、昨今活躍している「ビーステッド」と別テーマの混合構築を弱体化するためには文句無しに「ビーステッド」のキーカードであるこのカードの規制強化が無難な気もします。

まとめ!

2023年4月のリミットレギュレーションでは恐らく、「イシズティアラメンツ」「スプライト」「ビーステッド」関連のカードの規制が強化されることが予想されます。

今回の予測が正しければ、恐らく「イシズティアラメンツ」「スプライト」「ビーステッド」テーマは大会環境から外れる可能性が高い反面、ギリギリ環境に残る可能性もあります。

リミットレギュレーションは例年通りにいけば、発表まで後4日ほどでしょう。

リミットレギュレーション後に損をしないためにも、売れるカードは今のうちに売っておいたり、早めに新禁止制限前提のデッキ構築を考えておくのも手です。

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