2026年1月リミットレギュレーションの影響で高騰が予想されるカード6選!【遊戯王OCG】

遊戯王リミットレギュレーション2026年1月高騰予想

2026年1月1日から適用される新リミットレギュレーションの内容が発表されました。

新リミットレギュレーションの影響でシングル価格が高騰しそうなカードを予想していきます。また、今回紹介するカードには、すでに価格が高騰し始めているものに加え、今後さらに需要の増加が見込まれるものも含まれています。

あくまで予想なので必ず当たるとは限らない点は予めご承知おきください。

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2026年1月のリミットレギュレーションの影響で高騰が予想されるカード一覧

「マルチャミー・フワロス」

効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻 100/守 600
このカードの効果を発動するターン、
自分はこのカード以外の「マルチャミー」モンスターの効果を1度しか発動できない。
(1):自分・相手ターンに、自分フィールドにカードが存在しない場合、
このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン中、以下の効果を適用する。
●相手がデッキ・EXデッキからモンスターを特殊召喚する度に、自分は1枚ドローする。
●エンドフェイズに、自分の手札が相手フィールドのカードの数+6枚より多い場合、
その差の数だけ自分の手札をランダムにデッキに戻す。

「増殖するG」の調整版とも言える性能をしている「マルチャミー」モンスターの内の1体であり、中でもデッキ・エクストラデッキからの特殊召喚に対応しているこのカードは汎用性が高いです。

新リミットレギュレーションで「増殖するG」が制限カードに規制されることから、空いた枠にこのカードを採用するという人が増える可能性が高く「墓穴の指名者」「灰流うらら」も規制されることで、このカードの効果を通しやすくなった点は追い風と言えます。また、このカードは登場以降1度も再録されたことがないこともあってすでに高騰が始まっており、今後もさらなる価格高騰が予想されます。

既に「増殖するG」もこのカードも可能な限り採用していた場合には、同じく「マルチャミー」モンスターである「マルチャミー・プルリア」「マルチャミー・ニャルス」の採用も視野に入るので、それらの価格上昇もあるでしょう。

「励輝士 ヴェルズビュート」

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/悪魔族/攻1900/守 0
レベル4モンスター×2
(1):自分メインフェイズ及び相手バトルフェイズに、
相手の手札・フィールドのカードの数が、自分の手札・フィールドのカードの数より多い場合、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる(同一チェーン上では1度まで)。
フィールドの他のカードを全て破壊する。
この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。

汎用ランク4エクシーズであり、特殊な条件を持つ代わりに豪快な一掃効果で切り返しを狙えるのが大きな特徴です。

今回の規制改定で「閉ザサレシ天ノ月」が禁止カードに規制されるため、これまでは可能だった適当な効果モンスター2体から「デモンスミス」の動きに繋ぐ運用が出来なくなります。

このカードは汎用素材で出せる光属性・悪魔族のランク4エクシーズなので、新リミットレギュレーション適用後は使用不能になる「閉ザサレシ天ノ月」の代替案として「デモンスミス」に繋ぐための中継点に利用できることから価格の上昇が考えられます。

「閉ザサレシ天ノ月」以外で光属性・悪魔族モンスターを用意する手段としては、「エルフェンノーツ」にて「エルフェンノーツ」カードのサーチをしつつ光属性・悪魔族の「幻層の守護者アルマデス」「魔轟神レヴェルゼブル」を出すこともできる展開ギミックが挙げられるため、それらのシングル価格も上がる可能性があります。

「バハムート・シャーク」

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/海竜族/攻2600/守2100
水属性レベル4モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
EXデッキからランク3以下の水属性Xモンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時までこのカードは攻撃できない。

水属性レベル4モンスター2体でエクシーズ召喚できるランク4エクシーズであり、ランク3以下の水属性エクシーズモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚できる効果を持ちます。

今回の規制改定で制限復帰した「餅カエル」エクシーズ素材が無い状態でも3つの内2つの効果が使用可能であり、特に2の妨害効果が優秀なことからこのカードの効果での特殊召喚先として有力な候補です。

「餅カエル」は相手ターン中に制圧力として機能するだけでなく、最短でこのカードから「餅カエル」に繋げば4回目の召喚・特殊召喚で妨害効果持ちを用意できることから「原始生命態ニビル」への対策手段などとしても利用できるので「餅カエル」と相性の良いこのカードは価格の上昇が予想されます。

「強欲で貪欲な壺」

通常魔法(準制限カード、2026年1月1日から制限解除)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。

デッキトップからカードを10枚裏側除外することで2枚ドローできる通常魔法カードです。

今回の規制改定により準制限カードから制限解除されるカードであり、デッキに3枚積み出来るようになるためその分序盤の内に手札に来る確率も上がります。

このカードを発動する前にキーカードをサーチ・リクルートしておくことである程度デメリットを抑えることは出来るものの、デッキ内にあるコンボに必要となるキーカードが裏側除外されてしまう危険性は無視できないので、利用の際には注意が必要なカードでもあります。

「紅蓮魔獣 ダ・イーザ」など大量の除外コストを逆に利用する構築も狙えるため、規制が緩和されたこのカードは価格が上昇するでしょう。

「アストログラフ・マジシャン」

ペンデュラム・効果モンスター(準制限カード、2026年1月1日から制限解除)
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2000
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、手札・デッキから「星読みの魔術師」1体を選び、
自分のPゾーンに置くか特殊召喚する。
【モンスター効果】
(1):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、このターンに破壊された自分か相手のモンスター1体を選び、
その同名モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。
(2):自分の手札・フィールド・墓地の、「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」
「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」モンスター1体ずつと、
フィールドのこのカードを除外して発動できる。
「覇王龍ズァーク」1体を融合召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。

自身を破壊して「星読みの魔術師」をペンデュラムゾーンに置くペンデュラム効果や、自分フィールドのカードの破壊をトリガーとした自己特殊召喚とサーチ効果を持つのが大きな特徴のペンデュラムモンスターです。

こちらも今回規制改定で準制限カードから制限解除されたカードであり、このカードのモンスター効果には名称ターン1指定が無いことから採用枚数が増えれば、その分だけ効果を1ターンに複数回利用することも狙いやすくなるため、複数枚積みしても腐りにくい点も有用です。

またこのカードのモンスター効果では自身と同名カードをサーチすることも可能なため、1枚目のこのカードをペンデュラム効果で自壊させ、手札の2枚目の効果で自己特殊召喚しつつ3枚目をサーチするという運用も可能です。

以上のことから制限解除のメリットが大きいカードもであるので、シングル価格の上昇が考えられます。

「The Fallen & The Virtuous」

ルール上「烙印」「ドラグマ」カードとしても扱う速攻魔法カードであり、フリーチェーンでエクストラデッキからの墓地肥やしをしつつ除去を行ったり、条件を満たせば自分・相手の墓地のモンスターを蘇生したりもできます。

「烙印」デッキは昨今の大会環境で活躍していたのですが、このカードを含む新規カードで強化されたばかりということもあり、今回の規制改定での規制を免れたことに加え、大会環境の上位で活躍していた「ヤミー」や「M∀LICE」が厳しい規制を受けることから相対的な強化がされたとも言えます。

このカードが新しくなった「烙印」デッキにおいて優秀なカードであるのはもちろんのこと、使い勝手のいい速攻魔法カードであることから同じく今回の規制を免れた「絢嵐」デッキや「閃刀姫」デッキでは3枚積みされていることも珍しくないため、シングル価格の高騰が予想されます。

また、このカードとの相性の良さからセットで採用するのが基本となっている「烙印竜アルビオン」「黒き竜のエクレシア」の価格も上がりやすいでしょう。

2026年1月リミットレギュレーション発表後のシングルカードに関する売買ポスト一覧

2026年1月リミットレギュレーションの影響で顕在化する代替カード高騰

2026年1月リミットレギュレーションでは「増殖するG」をはじめとした汎用誘発や定番札への規制・緩和が目立ち、環境全体が”代替カード探し”の動きを見せています。この影響で高騰が予想されるカードの傾向は以下の3つです。

  • 汎用性が高く役割を引き継げるカード
  • 規制緩和で採用枚数が増えるカード
  • 特定テーマを支えるキーカード

中でも「マルチャミー・フワロス」は既に価格が動き始めており、再録の予定が不透明な今のうちに確保しておくのも手かもしれません。今回注目されたカードの中には将来的に再録される可能性もありますが、それまでは需要が先行して値上がりしやすい状況が続くでしょう。

また、汎用カードへの規制が多かった分、今後の大会環境次第では想定外のカードが必須札として浮上する可能性もあります。環境の変化を見据えた柔軟なカード選びが、これまで以上に重要になりそうです。

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2026年1月リミットレギュレーションの影響で下落が予想されるカードの紹介はコチラ⬇︎

2026年1月リミットレギュレーションの影響で下落が予想されるカード5選!【遊戯王OCG】

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