2020年1月11日に発売予定の基本パック、エターニティ・コードに収録される「融合派兵」の情報が判明しました。
そこで今回は融合召喚をサポートする新規カード「融合派兵」について考察していきます。
目次
新たな「融合」通常魔法カードである「融合派兵」の効果考察!!
発売まで、あと7⃣日❗️
【1/11(土)発売 ETERNITY CODE(エターニティ・コード)】✨『融合派兵』✨収録❗️商品HPはこちら👉https://t.co/SueK4GgvI3 pic.twitter.com/Uoe7FPtC5G— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) January 4, 2020
カード名ターン1で発動できる通常魔法カードであり、エクストラデッキの融合モンスター1体を相手に見せることでその融合モンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚するという効果です。
このカードを発動するターン自分は融合モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できないという制約もあります。
まず「融合」通常魔法カードなので「竜魔導の守護者」や「捕食植物ダーリング・コブラ」でサーチすることが可能になっています。
似たカードとして「融合徴兵」がありますが、あちらはカード名が記された融合素材モンスターをサーチ・サルベージ出来るのに対して「融合派兵」はカード名が記された融合素材モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚できます。
対応範囲の広さや制約など、2つの違いは多くあるのでデッキとの相性や出したい融合モンスターによってもどちらを採用するかが変わるでしょう。
カード1枚で融合素材モンスターをリクルートできるため非常に優秀な効果と言えます。
カード名が記されているからといって「インフェルノイド・ネヘモス」や「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」等の召喚条件があるモンスターを特殊召喚することは出来ません。
特殊召喚したモンスター自体には何の制約もかからないため、効果を使うことはもちろん攻撃することも問題なく可能です。
「ブルーアイズ」デッキのように融合素材となるモンスターの攻撃力が高い場合は融合素材にするためだけでなく総合打点の向上にも使えるというのは、サーチではなく特殊召喚するからこその利点と言えるでしょう。
このカード1枚でリクルートも出来るため、融合素材をフィールドから要求する「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」やフィールド融合でメリットがある「鋼鉄の魔導騎士-ギルティギア・フリード」等とも相性が良いです。
また融合魔法を必要としない代わりに素材をフィールドに並べる必要がある「剣闘獣」やコンタクト融合とも相性が良いです。
制約についてですが、このカードを発動するターンはリンク召喚などが出来ないため大量展開のために「融合派兵」を使うといった運用は難しいです。
とはいえアドバンス召喚や儀式召喚のための素材などには問題なく使えるので覚えておくと良いでしょう。
ちなみに「クロック・ワイバーン」を「融合派兵」でリクルートすればその効果により召喚権を使わずにモンスター2体を用意できるため最上級モンスターのアドバンス召喚に役立ちます。準アタッカー級の打点がある下級モンスターであることや、素引きした場合はリンク素材として有用であることなどから腐りにくいこともメリットです。
制約のこともあるので、出したモンスターは融合素材にしたい・効果を使いたい・火力として使いたいのいずれかになるかと思います。
3つの内期待できるものが複数であればなお良いでしょう。
「融合派兵」と相性の良いテーマデッキは?
「ブルーアイズ」デッキ
「融合派兵」でリクルートも出来る「青眼の白龍」が単体でも火力が高いことから相性が良いです。
特殊召喚した「青眼の白龍」は融合素材として使うのも良し、そのまま攻撃するのも良しなので状況次第では「融合派兵」がそのターン中にデュエルを決めるための決定打になり得ます。
ノーコストで「青眼の白龍」のリクルートが出来るため、「滅びの爆裂疾風弾」や「王者の看破」を発動しやすくなるというメリットがあります。
「青眼の白龍」を出しやすいという利点は大きいですが、「ブルーアイズ」デッキは墓地肥やしからの蘇生で「青眼の白龍」を出すということを主としている場合も多いので「融合派兵」でリクルートしたい「青眼の白龍」がもうデッキに残っていないという状況があり得る点は要注意です。
「剣闘獣」デッキ
「剣闘獣」融合モンスターは融合素材となるモンスターを自分フィールドからデッキに戻すことでエクストラデッキから特殊召喚できるという特徴があります。
「剣闘獣」融合モンスターの内何体かは融合素材としてカード名を指定しているものもいるため、「融合派兵」を使えばリクルートが可能です。
またカード名を指定していない「剣闘獣」融合モンスターも融合素材は「剣闘獣」モンスター×2等といった広い括りなので、「融合派兵」でリクルートしたモンスターを他の「剣闘獣」融合モンスターの融合素材として使用できる点も相性が良いです。
コチラでは「剣闘獣」デッキについて紹介しております!
「融合派兵」の評価は?まとめ!
融合素材を特殊召喚できるという効果はシンプルに強力であり、採用している融合モンスター次第では非常に使いやすいカードです。
前述もしたように「融合徴兵」とは違いがいくつかあるので自分のデッキにはどちらを採用すべきか一度考えてみると良いかと思います。