2019年の5月も終盤になったところで、6月の環境を予想していきます。
2019年5月の環境の傾向を考察し、それを踏まえた上で6月の環境で活躍しそうなテーマデッキを選出します。
目次
2019年5月の環境の傾向を考察!
5月の環境ですが、4月の環境と比べても大きな変化はありませんでした。
環境上位には「オルフェゴール」「サラマングレイト」「サンダー・ドラゴン」「閃刀姫」等のテーマが名を連ねています。その他中堅などには「オルターガイスト」や「魔鍾洞」等のテーマデッキが活躍しています。
それ以外にも登場した時期が新しいテーマも少しずつ活躍しており、「エンディミオン」や「天威」なども大会で結果を残しています。
環境の全体的な傾向としますと、4月とほぼ変わらないというのが主な結果になります。
以上のことを踏まえて6月に活躍しそうなテーマデッキを予想します。
またコチラでは5月に環境で活躍したテーマについて紹介しております!
2019年6月に環境で活躍しそうなテーマ一覧!
「サラマングレイト」デッキ
炎属性・サイバース族で統一されたテーマであり、墓地のモンスターを使った展開や転生リンク召喚等の動きが特徴です。
少ない消費で展開が出来ることもあり、妨害されなければ1ターンの内に自分に有利な盤面を構築するほどの速攻性もあります。
「SRベイゴマックス」が制限カードになったため多少の弱体化はありましたが、純構築に近いデッキが最近の環境では主流となっています。
むしろ純構築に近いデッキ構成で環境上位にいれるということが高く評価できるので6月の環境でも活躍が期待できます。
「サンダー・ドラゴン」デッキ
雷族モンスターで統一されたテーマであり、手札誘発の効果と除外された場合の効果を使うことで展開などをして融合モンスターやリンクモンスターを使って戦っていきます。
中でも一番出しやすい「超雷龍-サンダー・ドラゴン」は永続効果で相手のサーチを防げるため、先攻で出すには最も優先されるモンスターでもあります。
加速化する最近の遊戯王においてサーチによってデッキを回転させるのは基本でもあるので、サーチが出来なくなるのは強力な制限となります。
それ以外にも「雷神龍-サンダー・ドラゴン」や汎用性の高い強力なリンクモンスターと併せても対応力が上がります。
環境上位に一度なってからは大きな規制もないため、今後も大会環境で活躍するかと思われます。
「HERO」デッキ
「E・HERO」を筆頭に数多くの種類が存在し、最近のパックでも強化されているテーマ群です。
このテーマに関してはどの「HERO」を主軸とするかでデッキ構成が大きく異なるため一概には言いにくいですが、昨今「HERO」テーマが連続して強化されていることを考えると環境でも戦えるかと思われます。
コレクションパック-革命の決闘者編-で強化された「V・HERO」やデュエリストパック-レジェンドデュエリスト編5-で強化される予定の「E-HERO」などもあります。
それらを主軸としたデッキ構築でも良いですし、優秀なカードのみを出張採用させて「HERO」という共通カテゴリに注目した複合デッキも強力そうです。
既存のカードでもアドバンテージを稼ぎやすかったり強力な効果を持っている「HERO」モンスターは数多く存在するため、それらと併せたデッキ構築も視野に入ります。
「HERO」という括りだけではカードの種類があまりにも多いため、プレイヤーの個性も出るデッキになるという点も個人的に活躍して欲しい点です。
6月の環境全体はどうなるか予測!
6月にも新商品が発売されるため、デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編5-で強化されるテーマには環境で活躍して欲しいと思います。
ストラクチャーデッキ-リボルバー-も発売しますが、発売日が22日と遅めなのでよほどのぶっ壊れ性能でもなければその月の間に環境入りは難しいでしょう。
6月の環境全体ですが、新商品で強化されるテーマが環境入りしなければ5月と比べてそこまで変化はないかと予測できます。
それだけ現在環境の中堅以上に入っているテーマデッキの性能が高いということでもあり、その環境上位等を一変させるようなことは簡単ではないと思います。
そうは言っても「魔鍾洞」という前例もありますので、発売から少ししたカードがその性能の高さに注目されて環境に入るというケースもありかと思います。