2022年5月も終盤というところで、来月6月の大会環境について予想していきたいと思います。
あくまでも予想なので必ず当たるわけではありませんが、今月の大会環境の動きやデッキの特徴も踏まえて紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。
2022年5月の大会環境を軽くおさらい!
5月全体の環境としては、一部のテーマデッキが猛威を振るうこととなりました。
昨今の大会環境にてトップの戦績と使用率を誇るのが「スプライト」と「ガエル」の混合構築である「ガエルスプライト」デッキです。
この「ガエルスプライト」デッキの活躍振りは凄まじく、ベスト4が全て「ガエルスプライト」デッキという大会も少なからずあったほどです。
「ガエルスプライト」デッキと比べると戦績や使用率にこそ差はありますが、「ティアラメンツ」と「烙印」の混合構築である「烙印ティアラメンツ」デッキも着実と好成績を残していました。
以上のことを踏まえると、5月の大会環境では「ガエルスプライト」デッキがトップを独走し、そこから少し離れて「烙印ティアラメンツ」デッキが続き、更にそこから離れた所にそれ以外のテーマデッキたちがいるという形になりました。
「ガエルスプライト」デッキはあまりにも目立った活躍をしていることもあり、6月の中旬に発表されるであろう7月から適用される新リミットレギュレーションにて規制されて弱体化するのではないかという見方が濃厚です。
これまで通りであれば規制改定の発表以降は新リミットレギュレーション環境下で行われる大会もあるはずなので、規制改定の発表以前と発表以降で分けて活躍しそうなテーマデッキを予想していきます。
2022年6月の大会環境で活躍するテーマデッキを予想して紹介!
「ガエルスプライト」デッキ
レベル・ランク・リンクが2のモンスターを駆使して戦う「スプライト」テーマと水族の「ガエル」モンスターを活用する「ガエル」テーマとの混合構築デッキです。
「ギガンティック・スプライト」で「原始生命態ニビル」の対策を取りつつも大量展開をすることで「餅カエル」や「スプライト」モンスター等の制圧盤面を構築できます。
それらの制圧力や展開力といった性能が高いだけでなく展開ギミックに使うコンボパーツが多くないため、「灰流うらら」「エフェクト・ヴェーラー」「無限泡影」等の手札誘発カードを可能な限りメインデッキに積むことが出来るのも非常に大きなメリットとなっています。
昨今独走状態で大会環境で活躍していることもあるので、少なくとも規制改定の内容が発表されるまではこのまま大活躍し続けるでしょうし、規制改定の内容次第ではそれ以降の活躍も考えられるでしょう。
「スプライト」テーマデッキを当サイトでも行なっております↓
「烙印ティアラメンツ」デッキ
墓地肥やし効果と墓地で発動する効果を駆使する「ティアラメンツ」テーマとデッキ融合や幅広い融合召喚先を状況に応じて使い分ける「烙印」テーマの混合構築です。
どちらも融合テーマである故にシナジーがあり、「烙印融合」によるデッキ融合で「ティアラメンツ」モンスターを素材に含めることで更なる融合召喚を行ったり出来る点も強力です。
また「ティアラメンツ」モンスターの効果で融合召喚する場合素材に使ったモンスターはデッキに戻るため、「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスターを素材としてデッキに戻すことで繰り返し使用することも可能となっています。
こちらも昨今の大会環境で活躍しているテーマなことから6月上旬での活躍が予想され、活躍ぶりもあって規制改定の影響で弱体化を受ける可能性はあるものの、規制改定の内容や上記の「ガエルスプライト」デッキとの兼ね合い次第ではそれ以降も活躍できるでしょう。
「烙印ティアラメンツ」デッキレシピを当サイトでも紹介しております↓
「P.U.N.K.」デッキ
レベル3・サイキック族のチューナーを活用し融合・シンクロ・リンクなど多彩な召喚方法を駆使して戦うテーマデッキです。
状況に応じて強力な効果を持つシンクロモンスターやリンクモンスターを使えるという対応力の高さが魅力的で、新パックなどでカードプールが着実と増えていることからも強化傾向にあるテーマでもあります。
「P.U.N.K.」テーマにはライフコストを払って使える効果が多いことやレベルなどの都合もあり、お互いのライフ差次第で強固な耐性と高い攻撃力を得られる「サイコ・エンド・パニッシャー」とシナジーがあるため、強力な切り札として活躍してくれます。
規制改定で上記の「ガエルスプライト」等が弱体化するのであれば、それ以降の大会環境で活躍できるスペックは十分にあるデッキだと思います。
当サイトでは「P.U.N.K.」デッキレシピの紹介も行なっております↓
「エクソシスター」デッキ
墓地利用メタを得意とする光属性のエクシーズテーマデッキです。
新規カードの登場以降は相手の動きに依存することなく、相手の墓地利用を封じつつも能動的にエクシーズモンスターを展開していける優秀なテーマとなりました。
また墓地利用メタだけでなくフリーチェーンでの除去効果も使えたりと、妨害手段も複数あることから制圧・切り返しの両方の面で活躍が見込めます。
新規カードによる強化以降は大会環境でも結果を残すほど強いテーマデッキとなったものの、昨今は「ガエルスプライト」デッキ等の活躍によって大会で勝ち残るのが難しかったため、規制改定の内容次第ではそれ以降の大会で活躍が出来るのではと予想します。
当サイトでは「エクソスター」デッキレシピの紹介も行なっております↓
「D(ディフォーマー)」デッキ
表示形式によって効果が変わるのが特徴の機械族テーマです。
先日発売したデュエリストパック-輝石のデュエリスト編-にて新規カードが登場して強化され、中でも「D・テレホン」を使ったループコンボはシンクロだけでなくリンクやエクシーズなど様々な用途に使えると注目を集めました。
新たなシンクロモンスター「パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン」は装備魔法を最大3枚装備することでワンターンキル級の火力を得たり、制圧力としても使える効果を持っていたりと攻防共に活躍できる切り札です。
「ガエルスプライト」等の強力なテーマデッキが蔓延る中6月の大会環境で活躍できるかは分かりませんが、せっかく強化されたテーマですので個人的な願望を含めて予想として挙げさせていただきました。
当サイトでは「D(ディフォーマー)」デッキレシピの紹介も行なっております↓
まとめ!!
2022年6月に大会環境で活躍するテーマデッキを予想し、紹介してきましたが、これから組む予定のデッキや、既に使い込んでいてるテーマはありましたでしょうか?
2022年5月の環境は「スプライト」テーマを見かけることが多く、「スプライト」テーマ一強と言っても過言ではないでしょう。
しばらくは「スプライト」一強環境になるかと思いますが、
6月の中旬に発表されるであろう7月から適用される新リミットレギュレーションで「スプライト」テーマは規制の対象になることが予想されます。
個人的には、6月中旬からどの様に環境が入れ替わるのか?
今回紹介したテーマが環境で結果を残せるのかが、見どころでしょう!!
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