2022年11月も終盤ということで、来月の大会環境についての予想をしていきたいと思います。
あくまで予想なので確実に当たるというわけではありませんが、今月の大会環境の結果を踏まえた上で予想していくので今後大会への参加を考えているという人はぜひ参考にしてみてください。
【遊戯王OCG】2022年12月の環境を予想!
12月の大会環境の流れについてですが、12月上旬は11月の環境から大きな変化は無さそうです。
11月での環境がそうであったように、使用率と戦績ともに「ティアラメンツ」デッキがトップとして、「クシャトリラ」デッキが2番目として活躍することでしょう。
それ以外のテーマデッキが全くないわけではありませんが、「ティアラメンツ」と「クシャトリラ」と比べれば使用率も戦績も見劣りするというのが現状の環境でもあります。
ただし、そんな環境も12月の下旬には大きく変わっていくことが予想されます。
というのも、12月の中旬には来年1月1日から適用される新たなリミットレギュレーションが発表されるためです。
新しい規制改定が発表された際、本格的な適用よりも早く新リミットレギュレーション環境下で行われる大会も多く、それらの使用率や結果は12月の環境全体にも影響を及ぼすというのが恒例です。
規制改定は大会環境のテコ入れが主な目的となることが多いため、かれこれ半年以上大会環境のトップとして活躍し続けている「ティアラメンツ」デッキが規制によって弱体化されるのは免れないでしょう。
一部の「ティアラメンツ」カードは既に規制を受けており、それを踏まえての現状の活躍ぶりだと考えると、更に厳しい規制がされる可能性は高いでしょう。
規制によって環境がどのように変化するかは分かりませんが、12月下旬に行われる大会では新リミットレギュレーションでどんなデッキが活躍できるのかが試される試行錯誤の段階に入ることかと思います。
規制の内容次第では環境が大して変化しない可能性もあるのですが、昨今の固定化された環境は望ましいものではないと思うので個人的な願望としても変わって欲しい所ではあります。
2022年12月に大会で活躍が予想されるテーマデッキは?
「ティアラメンツ」デッキ
墓地肥やしと効果で墓地へ送られた場合に融合効果を駆使するのが特徴のテーマデッキです。
以前までは「イシズ」関連カードを採用したものが主流でしたが、11月に入ってからは「ティアラメンツ・クシャトリラ」を筆頭にしたいくつかの「クシャトリラ」関連カードを採用した構築が主流となりました。
他にも「クシャトリラ」カードの採用枚数を増やした混合構築や「シャドール」と合わせた混合構築も大会環境で好成績を残しています。
お互いのターンに墓地肥やしと融合召喚を行える動きはやはり強力ですし、他テーマとの混合構築ではより強力な制圧盤面の構築を図ることも出来ます。
12月上旬ではこれまで通り環境トップとして大活躍するはずですし、規制の内容次第では12月下旬にも環境上位や中堅として活躍する可能性もあります。
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「クシャトリラ」デッキ
裏側表示での除外を活用するのが特徴のエクシーズテーマです。
一時期は「ティアラメンツ」と肩を並べるほどの使用率と戦績を誇っていましたが、昨今では環境2位と言える活躍をしています。
単体でのカードパワーが高いものも多く裏側除外という強力な除去手段を利用できるだけでなく、相手の墓地利用の妨害も出来る点も優秀です。
こちらも「ティアラメンツ」同様12月上旬にはこれまで通り大活躍をするかと思います。
規制についてですが、「クシャトリラ」自体は本格始動してからまだ日が浅いものの「クシャトリラ・フェンリル」は早いうちに登場していた上に出張セットとしても採用率が高いためそちらが規制を受けて弱体化に繋がる可能性はあります。
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「ふわんだりぃず」デッキ
アドバンス召喚と除外を活用する鳥獣族テーマデッキです。
効果による追加召喚で自分のターンだけでなく相手ターン中にも最上級モンスターをアドバンス召喚することができ、それらで相手の動きを抑えながら戦っていけます。
上記のテーマデッキには劣りますが、11月の大会環境でも度々好成績を残していたため12月の大会環境でも活躍が予想されます。
多くのデッキに効果的な特殊召喚メタや墓地利用メタが刺さらないことから、様々なテーマデッキが参加するであろう12月下旬に行われる新リミットレギュレーション適用下の大会での活躍も期待できます。
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「神碑」デッキ
速攻魔法カードを使うことで相手のデッキ破壊をするのが特徴のテーマデッキです。
自分からは戦闘を行わずに相手のロックや行動妨害をしつつもデッキ破壊を行い、「神碑の泉美」で自分の手札を補充していく動きは強力です。
11月の大会環境でも着実と好成績を残していており、テーマ自体の癖はあるものの安定した強さを誇ります。
12月上旬にはこれまで通りに、そして新リミットレギュレーション適用下での大会ではその対処のし辛さによって活躍しそうです。
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「蟲惑魔」デッキ
「落とし穴」通常罠カードや「ホール」通常罠カードを駆使するのが特徴のテーマデッキです。
12月3日に発売予定のストラクチャーデッキ-蟲惑魔の森-にてリンクモンスターやエクシーズモンスター等の新規カードが多数登場することで大幅に強化されます。
「落とし穴」通常罠カードの特性や相手を罠にかけるというコンセプトの都合上動きが遅れがちですが、上手くいけば相手の展開を許さず一方的にデュエルを進めることも可能でしょう。
新リミットレギュレーションの内容を問わず12月の大会環境で活躍できるかは難しい所もあるかと思いますが、せっかくの大幅強化ですので個人的な願望を含めて予想に挙げさせていただきました。
まとめ!
2022年12月は来年2023年1月リミットレギュレーションの発表が控えており、恐らく「ティアラメンツ」「クシャトリラ」の2強テーマは規制を免れることは出来ないでしょう。
その影響で、12月中旬からは店舗に寄っては2023年1月のリミットレギュレーションで大会を開催するところも増えて来ることを考えると、2022年12月の環境は、途中で大きく変化するか、多少の前後はあっても環境テーマが残り続けるのか、気になるところです。
2022年12月はリミットレギュレーションの改訂が中旬に控えており、その影響でデッキの調整を余儀なくされるでしょう。
2022年11月の環境についての紹介はコチラ⬇︎
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