2020年11日も終盤を迎えたところで、11月の大会で好成績を残したテーマデッキを紹介していきます。
今後の活躍も十分あり得るテーマデッキたちなので、大会に参加する予定の人は何かしらの対策を取っておくのも良いかと思います。
目次
2020年11月の大会環境を軽くおさらい!
11月の環境は正に群雄割拠といった感じであり、多種多様なテーマデッキが活躍し覇を競っています。
強力なパワーカードや優秀なテーマなどの存在によって、1つまたは2つくらいのテーマデッキが使用率や成績において独走することも高速化した環境では珍しくありませんでした。
それを踏まえると昨今の様々なテーマデッキが活躍している環境は久方ぶりですので、多様化という点で見ても好ましく感じます。
第3回ネクストプレイ杯cs
7-0優勝しました
プランキッズ使いましたサンダードラゴン○○
王○○
ドラゴンメイド○○
魔術師○○
十二獣○○
電脳○×○
召喚教導○×○
以前の構築から環境に合わせ調整し、
バトラー2枚にして展開対面に強くしました
11月のcs通算20-3でいい感じです! pic.twitter.com/OERRyhAksd— スローワ (@thro_world) November 25, 2020
10月の環境と比べても様々なテーマデッキが好成績を残しており、その高い安定力と運用のしやすさから最近注目を集めている「プランキッズ」や、10月末に発売したブレイジング・ボルテックスにて新規カードが加わり強化されたことで活躍の場を広げている「電脳堺」等が切磋琢磨しています。
一線級の性能があればどのデッキが勝ってもおかしくないのが今の環境であり、中でも好成績を残したデッキは大会に参加する人にとってもそうでない人にとってもデッキ構築の参考になるので注目しておくと良いでしょう。
2020年11月の大会環境で活躍したテーマデッキ一覧!
「ドラグマ」との複合デッキ
エクストラデッキのカードを直接墓地へ送るのが特徴的な「ドラグマ」テーマと相性の良い他テーマを複合させたデッキです。
11月では「エルドリッチ」との複合デッキや「召喚獣」との複合デッキ(通称「召喚ドラグマ」)が主流であり、「ドラグマ」の持つ回転力などを併用することで展開力や安定力が大きく上がっています。
ある程度までならどのデッキと対戦しても性能を発揮できる対応力もあり、最近の大会環境ではメジャーなテーマデッキになっています。
「ドラグマ」に関しての関連記事はコチラ↓
「電脳堺」デッキ
3の倍数のレベルを持つ「電脳堺」モンスターを展開し、レベル6・9シンクロやランク3・6・9エクシーズなどに繋げていくビートダウンデッキです。
シンクロとエクシーズの両方を駆使でき、「電脳堺」カードに制約が特にないことから様々な汎用シンクロや汎用エクシーズの採用が見込めます。
必然的に対応力も高くなっており、手札や状況に合わせたモンスターへ繋げられる点は文句無しに強力です。
制圧効果を持つ「真竜皇V.F.D.」を出したり、「電脳堺狐-仙々」で相手の戦術をロックしたりと先攻1ターン目からその性能を発揮させられることから制圧盤面の構築も容易という優秀さもあります。
ブレイジング・ボルテックスでは「電脳堺門-玄武」が新たに加わったことで強化がされました。
今後更なる強化がされることが予想されますので、将来性もあるテーマデッキと言えるでしょう。
当サイトでは「電脳堺」のデッキレシピの紹介も行っております↓
「十二獣」デッキ
重ねてエクシーズ召喚することに特化した地属性・獣戦士族テーマです。
モンスター1体からエクシーズ召喚できるのが最大の強みであり、出したエクシーズモンスターの効果を使うことで更なる展開やアドバンテージの獲得を狙えます。
規制を受けている現在では登場初期とは違い、「十二獣」以外の強力なエクシーズモンスターに繋げてビートダウンを行うのが主流の動き方になっています。
「十二獣」エクシーズモンスター2体を素材にして出せる「FNo.0 未来皇ホープ」やその「FNo.0 未来皇ホープ」に重ねてエクシーズ召喚できる「FNo.0 未来龍皇ホープ」は耐性と制圧力からかなり強力ですし、「十二獣ワイルドボウ」の直接攻撃効果によって繋げやすい「天霆號アーゼウス」も高い性能を誇っています。
当サイトでは「十二獣」デッキレシピの紹介と回し方についての紹介も行っております↓
「コード・トーカー」デッキ
サイバース族を主軸にし、「コード・トーカー」モンスターのサポートカードによってアドバンテージを稼ぎながら展開していくのが特徴のテーマデッキです。
リンク召喚を駆使することによる高い展開力はかなり優秀で、切り札となる「アクセスコード・トーカー」は除去性能・火力共に強力なモンスターになっています。
状況に応じたサーチするカードの選択や使用可能なコンボなどを予め覚えておく必要はありますが、使いこなせれば素早く強力な盤面構築などに繋げられるのも魅力です。
コチラでは「コード・トーカー」デッキの紹介も行っております↓
「閃刀姫」デッキ
魔法カードを駆使することでアドバンテージを獲得し、素早くデッキを回していけるテーマデッキです。
大会環境での活躍歴が長く、それなりの数のテーマカードが規制されているもののその安定力は未だ健在です。
採用しやすい手札誘発モンスターによる妨害だけでなく「魔鍾洞」等によるロックを行いやすいことから展開力の高いデッキに対して優位に立てる点も魅力であり、昨今では「アクセスコード・トーカー」を採用することで切り返し能力も向上しています。
【遊戯王環境考察!】2020年11月に大会で活躍したテーマデッキを一覧で紹介!まとめ!
2020年11月の環境は顔なじみといえば、顔なじみのテーマが多かったですが、それでも暗黒期と言われても仕方ない1強環境ではなく、色々なテーマが好成績を残した月だったと思います。
2020年12月の環境も、現在の時点では恐らく大きく変わるは考えにくいですが、12月の中旬に2021年適用のリミットレギュレーションの発表で今後の環境に大きく関わってくる事は言わずとも感じていることでしょう。
とはいえ、2020年も残りわずかということで、12月の環境もどのテーマが活躍するのかみどころです!
2020年12月の環境予想についてはコチラで紹介しております↓