2020年9月も始まったところで、今月大会環境で活躍するテーマデッキを予想していきます。
8月の大会環境や最近の新商品情報を踏まえた上で予想していきますが、あくまで予想ですので参考程度にお読みください。
目次
2020年8月の大会環境を軽くおさらい!
8月の大会環境ですが大まかな部分では7月の大会環境と比べて変化は少なかったです。
柔軟な対応ができる「オルフェゴール」デッキは優勝記録や使用率の高さから以前変わらず環境トップとして活躍していますし、「ドラグマ」にプラスして「シャドール」「召喚獣」「エルドリッチ」等のテーマを複合させるのは昨今の主流になってきています。
「ドラグマ」+他テーマのデッキと比べると使用率はやや落ちますが、大会ではお馴染みの「閃刀姫」デッキや「サンダー・ドラゴン」デッキも大会環境で好成績を残しました。
またワンターンキルも難しくない短期決戦能力と相手ターン中の制圧盤面の両方が優れた「ヌメロン」デッキも活躍しており、環境中堅になったと言っても過言ではありません。
7月までに比べて8月の目立った変化点としては「十二獣」デッキの活躍があります。
8月に発売した基本パック ファントム・レイジに収録された「天霆號アーゼウス」との相性の良さが注目され、「十二獣」デッキは規制による大幅な弱体化を受けて以来久々の大会環境での活躍となりました。
一度デュエルをしたことがある人なら身をもって実感しことかと思いますが、回転力の高い「十二獣」と出しやすい上にフリーチェーンの全体除去効果と高いステータスを持つ「天霆號アーゼウス」の組み合わせはかなり強力です。
同じくファントム・レイジにて強化された「幻影騎士団」も大会環境で着実と好成績を残して来ています。
全体を通してのおさらいとしては「オルフェゴール」デッキが環境トップなのは変わっていないものの、その他では様々なデッキがしのぎを削っているというのが8月の環境と言えるでしょう。
2020年9月に環境で活躍するテーマデッキを予想!
「エンディミオン」デッキ
おつでーす!
エンディミオンデッキを作り途中なのですが何がいらないとか、何がいるとか教えて欲しいです😂
灰流うららとキングジャッカルはもう1枚ずつ足そうかなと思っています🤔#決闘者や遊戯王が好きな人がrtしてくれて未だ見ぬ決闘者や遊戯王が好きな人がそれを見てきっとフォローしてくれる pic.twitter.com/BOaqQOT98M— えすきぃ (@eskey396) April 4, 2019
「エンディミオン」カードを主軸とした魔法使い族テーマデッキであり、魔力カウンターやペンデュラムモンスターといった要素を取り入れているのが大きな特徴です。
魔法カードの発動やペンデュラムモンスターをペンデュラムゾーンにセットすることで魔力カウンターを溜めて更なる効果を使えることから様々な展開手段を持っており、その対応力の高さから大会環境でも度々好成績を残しています。
最近では純構築の「エンディミオン」よりも「セフィラ」との複合デッキの方が多く、デッキの回転力と安定力を底上げした構築となっています。
ペンデュラムモンスターを利用してデッキを回す「セフィラ」との相性の良さはお墨付きです。
昨今の新商品の影響はほとんどありませんがそれ故に、9月も安定した活躍を期待できることかと思われます。
また大会環境でもトップではないことから、環境トップに狙いを定めたメタカードでの対策を取られることが少ないというのも環境では利点となるでしょう。
「電脳堺」デッキ
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ランキングデュエルの優勝デッキをご紹介🎊
マナソース(和歌山県)で優勝🏆した「電脳堺」デッキです‼デッキレシピの詳細・解説はこちら👉https://t.co/ORu9g7Ftzp pic.twitter.com/UTN5qb15uo
— 【公式】遊戯王OCGインストラクター (@YuGiOh_INS_INFO) September 2, 2020
レベルまたはランクが3の倍数で統一された「電脳堺」テーマを主軸にしたデッキです。
墓地肥やしや蘇生を駆使することから展開力が高いのが特徴で、「電脳堺媛-瑞々」といったキーカードを引き込めれば多彩な展開に繋げていくことが出来ます。
キーカードをリクルートできる「緊急テレポート」が現在準制限カードであることから2枚積みできるため、それだけ安定した運用を期待できます。
蘇生や墓地肥やしを使う特性から展開のために使うカードが多くないため、「灰流うらら」等の手札誘発モンスターや「墓穴の指名者」等の対策カードをフル投入しても事故率が低く上手くデッキを回せるのはれっきとした長所です。
すでにいくつかの大会で好成績を残したという実績もあるため、9月以降にも活躍出来るのではないかと予想します。
当サイトでは「電脳堺」のデッキレシピを紹介しております↓
「ドラグニティ」デッキ
ドラグニティデッキです!あまり入ってないと思うギザームやトライデントが1枚ずつ入ってます。あとロムルスは一枚減らしてダークネスメタルでもいいかなと思います( ´_ゝ`)#決闘者や遊戯王が好きな人がrtしてくれて未だ見ぬ決闘者や遊戯王が好きな人がそれを見てきっとフォローしてくれる pic.twitter.com/yDOWRaJ4Dg
— 早坂柚子 (@yuzuhayasaka) August 29, 2020
鳥獣族とドラゴン族の2つの種族を駆使する「ドラグニティ」テーマを主軸としたデッキです。
ドラゴン族の「ドラグニティ」モンスターを装備し、装備されたドラゴン族「ドラグニティ」モンスターの自己特殊召喚効果を使うことで展開してシンクロやリンク召喚に繋げるというのが主な動き方になっています。
8月29日に発売したストラクチャーデッキR-ドラグニティ・ドライブ-で強化され、純構築の「ドラグニティ」デッキだけでなくドラゴンリンク要素を併せ持った構築のデッキ等様々なデッキタイプやコンボが考案・試用されています。
構築や運用次第ではありますが、ワンターンキル盤面や制圧盤面の構築等も出来たりとドラゴン族という豊富なカードプールも相まって強力なデッキを作ることが可能です。
今回せっかくストラクチャーデッキRで強化されたわけですし、個人的な願望も含めて9月の大会環境で活躍することを予想させていただきました。
当サイトでは強化された「ドラグニティ」デッキレシピの紹介を行っております↓
【遊戯王】2020年9月の大会環境で活躍するテーマデッキを予想!まとめ!
2020年9月は今回紹介したテーマが活躍することが予想される一方で、やはりファントム・レイジで強化されたテーマや「ドラグマ」関連のテーマが8月の大会では活躍している傾向があり、私自身も「ドラグマ」は嫌という程、目に入った印象でした。
10月にはリミットレギュレーションの改定もあるので、9月を超えた後にどの様な、環境になるのかに注目ですね。
2020年8月の環境についてはコチラで紹介しております↓