2021年12月も残り僅かというところで、来月の大会環境について予想していきます。
あくまで予想ではありますが、12月現在時点の大会環境での実績などを踏まえた上で紹介していくのでデッキ構築などの参考にはなるかと思います。
2021年12月までの大会環境を軽くおさらい!
12月の大会環境で活躍したテーマデッキについてですが、新リミットレギュレーションの内容が発表される前は「幻影勇者」や「勇者プランキッズ」など、11月以前にも活躍していたテーマデッキが好成績を残していました。
12月中旬には新リミットレギュレーションにより「幻影騎士団」テーマと「プランキッズ」テーマが規制され、更にはそれらで使われていた「D-HERO デストロイフェニックスガイ」と「勇者トークン」の出張セットも規制されることが判明しました。
それから少しすると新リミットレギュレーション適用下で行われる大会も出始め、「幻影勇者」や「勇者プランキッズ」は大会環境から姿を消しました。
「フュージョン・デステニー」の禁止カード化によって、「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットはほとんど使用不能になってしまいました。
しかし「勇者トークン」の出張セットは規制内容が比較的緩かったこともあってか、規制されたのにも関わらず依然変わらず使われ続けています。
むしろ新たに大会環境に台頭したデッキとの相性の良さなどから「勇者トークン」を採用しているデッキの数は11月までよりも増えたと言っていいでしょう。
昨今行われている新制限適用下の大会では「デスピア勇者」や「エルドリッチ」等のテーマデッキが活躍しています。
これらを踏まえた上で来月に活躍しそうなテーマデッキを予想していきたいと思います。
新リミットレギュレーション適用!2022年1月に大会環境で活躍しそうなテーマデッキを紹介!
「デスピア」デッキ
「デスピア」モンスターは融合素材となった場合にアドバンテージを稼げるのが特徴で、ストラクチャーデッキ-アルバ・ストライク-にて強化された「アルバスの落胤」関連カードを採用することで連続融合召喚をしたり強力な融合モンスターを使ってビートダウンを行っていくテーマデッキです。
中でもデッキ融合が出来る「烙印融合」の存在は大きく、墓地肥やしをしながら融合召喚を行うことでより大きなアドバンテージを稼ぐことが可能になっています。
その他にも「アルバスの落胤」の効果で相手モンスターを融合素材として除去したり、「赫の烙印」でサクリファイスエスケープも出来たりと多彩な戦術を駆使出来ます。
「融合」と融合素材の両方をサーチできる「魔玩具補綴」を採用したり、「勇者トークン」の出張セットを採用した「デスピア勇者」デッキも大会環境で活躍しています。
ここ最近では一番波に乗っているテーマデッキと言えるため、来月の活躍も期待できるでしょう。
「天威勇者」デッキ
「天威」モンスターを筆頭にして「相剣」や「竜星」といった幻竜族モンスターを活用しながらも、「水晶機巧-ハリファイバー」や「幻獣機アウローラドン」等の展開ギミックを採用した構築が主流になっています。
幻竜族モンスターのシナジーを駆使するグッドスタッフデッキとも言えるため、多様性のあるコンボを使えるのが大きな利点にもなっています。
そこに「勇者トークン」の出張セットを採用したのが「天威勇者」デッキであり、制圧力の高い盤面を構築したり除去効果を使って一気に切り返していけます。
前述したようにグッドスタッフ要素も入っていることや、1種類のテーマに依存したデッキではないことから規制の影響を受けにくいため、1月の大会環境でも活躍が予想されます。
「勇者電脳堺」デッキ
レベルやランクが3の倍数のモンスターを主軸としたサイキック族テーマであり、シンクロとエクシーズを駆使することで戦っていくことを得意としています。
前回の規制改定で「真竜皇V.F.D.」が禁止カードになってから大会環境で活躍することが減っていましたが、昨今の新リミットレギュレーション適用下では着実と好成績を残してきています。
これまでは「勇者プランキッズ」等が主に注目されていましたが、実は「電脳堺」も「勇者トークン」の出張セットと非常に相性が良いテーマであり、「勇者トークン」関連カードは制圧力や展開力の面で大きく貢献してくれます。
昨今の大会で実績を残したことでユーザーからの注目度も上がってきているため、1月の大会環境でも活躍してくれることでしょう。
「アダマシア」デッキ
岩石族で統一された「アダマシア」モンスターを主軸とし、展開したモンスターでシンクロやリンク召喚を行って戦っていくテーマデッキです。
「アダマシア」チューナーの特性を活かしやすくするためにデッキのモンスター割合が非常に多いのも特徴で、モンスターを展開することで戦況を有利に運ぶことができます。
岩石族ではない出張セットとは相性が悪いですが、それ故に規制改定での影響もほとんど無いため安定して大会環境でも戦っていけることかと思います。
当サイトでは「アダマシア」デッキレシピの紹介を行っております↓
https://kata0003.net/wp-admin/post.php?post=9709&action=edit
「EMオッドアイズ」デッキ
「EM」テーマと「オッドアイズ」テーマの混合構築であり、ペンデュラムモンスターを主軸とすることで状況に応じて様々な展開を行えるのが特徴です。
プレミアパック2022や1月に発売予定のディメンション・フォースで強化され、新規カードによって展開力と安定力が大きく向上します。
「EM」テーマは「Em」や「魔術師」等の他テーマとの混合構築が大会環境で猛威を振るったという実績もありますし、せっかく強化されるテーマデッキということですので個人的な願望を含めて予想させていただきました。
まとめ!
新年2022年1月に大会環境で活躍するテーマを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
2022年1月は「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の出張セットが姿を消しますが、「勇者トークン」の出張はまだ規制されたとはいえ、出張性能としては健在であり、「勇者トークン」と相性の良いテーマが大会で活躍することが予想されます。
既に2022年1月適用のリミットレギュレーションで、大会を行っている場所もあり、Twitterを見ると、優勝しているデッキテーマの情報もありますので、気になる方は大会情報をこまめにチェックしてみるといいでしょう!