2021年3月も終盤になったところで、4月の大会環境で活躍しそうなテーマデッキを予想していきたいと思います。
新型コロナウイルスの影響などもあって大会をするにも大変な時期ではありますが、3月の大会環境を踏まえた上で4月の大会環境について考察していきます。
目次
2021年3月の大会環境を軽くおさらい!
3月の大会環境ですが、これまでと同じく群雄割拠な環境が続きました。
活躍しているテーマデッキやその使用率に変化はあるものの、いずれかのテーマデッキが環境上位や優勝記録を独占するような結果にはなりませんでした。
3月の大会環境でしのぎを削っているテーマデッキとしては、既に大会環境で常連となっている「閃刀姫」や「サンダー・ドラゴン」だけでなく、昨今確実に結果を残してきている「ドラゴンメイド」や「電脳堺」等多くのテーマデッキが好成績を残しています。
3月中旬には新リミットレギュレーションの内容が公開され、それ以降は新リミットレギュレーション適用下で行われた大会もありました。とはいえ新リミットレギュレーションの内容は緩和傾向が強く、厳しい規制強化も無かったため大会環境にはほとんど影響しなかったようです。
昨今注目されているテーマとしては「トライブリゲード」デッキもあります。大会環境で好成績を残してから活躍を見かけるようになり、「十二獣」との混合構築など様々な工夫がされています。
以上のことを踏まえて4月の大会環境で活躍するテーマデッキを予想していきます。
2021年4月の大会で活躍するテーマデッキの予想一覧!
「ドラゴンメイド」デッキ
イラストアドの高さもあって人気が高いだけでなく、大会環境で確実に結果を残している等性能においても優秀なドラゴン族テーマデッキです。
「ドラゴンメイド・ティルル」「ドラゴンメイド・バルラ」「ドラゴンメイド・チェイム」等を初動札にすることでスムーズにデッキを回せますし、「ドラゴンメイドのお心づくし」や「ドラゴンメイドのお片付け」等のサポートカードを使って展開や除去などを行っていけます。また融合モンスターである「ドラゴンメイド・ハスキー」や「ドラゴンメイド・シュトラール」を積極的に使うことで制圧力も発揮させられます。
他のテーマカードに関しては採用枚数を必要最低限にしても十全に機能するため、手札誘発モンスターやカウンター罠カード等の汎用性の高い妨害札を複数枚採用できる点も大きなメリットです。
以上のことから4月の大会環境でも活躍が予想されるテーマデッキです。
当サイトでは「ドラゴンメイド」デッキレシピの紹介を行なっております↓
「閃刀姫」デッキ
初登場から既に3年以上が経過しているテーマであり、「ドラゴンメイド」同様イラストアドも含めて人気の高いテーマです。
「閃刀」魔法カードを駆使したり「閃刀姫」リンクモンスターを切り替えたりしていくことでアドバンテージを稼いでいくことを得意としています。
またメインデッキには「閃刀姫」モンスター2種と優秀な「閃刀」魔法カードを複数採用すればしっかりデッキを機能させられるため、「灰流うらら」等の手札誘発モンスターを出来るだけ多く採用している構築がほとんどです。
大会環境で長きにわたって活躍している故にテーマカードのいくつかは規制を受けていますが、それでもなお大会環境で好成績を残すほどの活躍を見せている点は流石としか言いようがありません。
新リミットレギュレーションでは「閃刀機関-マルチロール」が制限解除されましたが、大した影響もなく4月以降の活躍が予想されます。
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「アダマシア」デッキ
特殊召喚効果を持つ「アダマシア」チューナーを活かすことで高い展開力を発揮する岩石族テーマです。
元々はシンクロテーマなのですが、シンクロモンスターの採用枚数を控えてリンクモンスターの採用枚数を多くしている構築が多くみられるようになりました。
「ユニオン・キャリアー」でデッキから装備した「ブロックドラゴン」を墓地へ送ってサーチ効果を使うという運用が優秀で、ハンドアドバンテージを稼いで更なる展開に繋げていけます。
メインデッキは「アダマシア」や「コアキメイル」等の岩石族モンスターを使っていますが、エクストラデッキのほとんどは汎用性の高いリンクモンスターなこともあり今後の活躍も見込めるでしょう。
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「ドライトロン」デッキ
レベルではなく攻撃力を参照して儀式召喚を行う点が最大の特徴の儀式テーマです。
テーマサポートカードを筆頭に儀式魔法や儀式モンスターへのアクセス手段が多く、消費が多くなりがちな儀式テーマであるのに事故率がかなり低いというのも大きなメリットです。
エクシーズモンスターの「竜輝巧-ファフμβ’」の登場により安定力が更に増したため、攻撃力4000の儀式モンスターが簡単に出てくるというのは相手にとってもかなりの驚異となります。
加えて「ドライトロン」モンスターの特殊召喚は墓地からも出来るため、切り返されても次のターンにはまた強力な儀式モンスターを出していける点も強力です。
海外では規制による弱体化が始まりましたが、日本では規制を受けなかったため今後も優秀な結果を残せるかと思います。
当サイトでは「ドライトロン」デッキレシピの紹介を行なっております↓
「スターダスト」デッキ
4月17日に発売の基本パック、ドーン・オブ・マジェスティで「スターダスト」や「セイヴァー」関連に新規カードが加わり強化されます。
パックのパッケージモンスターであり新たな切り札となる「シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン」は連続攻撃効果によりワンターンキルも狙えるほどの火力を出せますし、カード効果の発動を無効にし除外する効果も制圧力として活躍してくれます。
新規カードの「スターダスト」や「セイヴァー」関連カードはいずれも強力な効果を持っており、アドバンテージを稼いだりモンスターの展開に非常に役立ちます。
パックの発売時期が4月中旬なことも含めて大会環境で活躍できるかは分かりませんが、ファンとしては嬉しい強化なので期待を込めて予想に挙げさせていただきました。
新規「スターダスト」に関しての紹介はコチラ↓
【遊戯王環境予想】2021年4月に大会で活躍するテーマデッキの予想と考察!まとめ!
2021年4月の環境を予想してきましたが、4月からは新たなリミットレギュレーションが適用されます。
4月のリミットレギュレーションは緩和が多いので、環境的にはより、多くのテーマが活躍することが予想できるだけあり、1強テーマが環境を支配するというよりは引き続き、色々なテーマが活躍する結果が予想できるでしょう。
4月もコロナウイルスの影響で、大会を積極的に行うのが難しい環境ではありますが、4月は新弾の発売があるので、それがどれだけ環境に影響するのかも、気になるところです!!
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