2月には再録カードが収録されたパックが2種類発売し、それが理由でシングル価格が値下げされたカードもあります。
今回はそんな値下げされたカードにスポットを当てて紹介していきたいと思います。
2019年2月の相場を軽くおさらい!
20thアニバーサリーレジェンドコレクションに収録されたカードの中でも20thシークレットレアの物は高額で取引され、市場を大きく動かしました。
また「Sin」や「方界」等のテーマが強化されたことにより、相性の良い既存カードの価格も高騰しました。
既存カードが20thシークレットレア等の高レアリティで登場したことにより、それ以前のシークレットレアやアルティメットレアといったレアリティのカードは一部値下げとなりました。
デッキビルドパック、インフェニティ・チェイサーズでも新規テーマと相性の良い既存カード等の価格が高騰したものの、再録カード自体が少なかった上に再録カードの元のレアリティもそこまで高くなかったので、値下げした既存カードはそこまでありませんでした。
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先月の2月に再録などで価格が安くなったカード一覧!
「灰流うらら」シークレットレア・コレクターズレア
手札誘発効果でデッキに関わる効果3種類の内1つを無効にできる下級モンスターです。
無効にできる効果が3種類あるので非常に対応力が高く、現在では環境でほぼ必須と言ってもいいほどの採用率を誇るカードでもあります。
20thアニバーサリーレジェンドコレクションに20thシークレットレアで収録されたことが原因で、それ以前に登場していたレアリティのいくつかが値下げしました。
2018年12月にストラクチャーデッキ-ソウルバーナー-でノーマルカードとして再録したときも衝撃がありましたが、今までより更に高レアリティの20thシークレットレアでの登場も市場に少なくない影響を与えました。
「幽鬼うさぎ」シークレットレア・アルティメットレア
手札誘発効果でモンスター効果の発動時に、自身を手札から捨てることでそのモンスターを破壊するという効果を持つ下級モンスターです。
破壊耐性を持っていなければ問答無用で破壊できるため、「灰流うらら」ほどではないですがデッキを選ばず採用が出来る優秀なカードでもあります。
運用するうえでは、破壊は出来ても発動した効果は無効になっていない点には気を付けなければいけません。
こちらも20thアニバーサリーレジェンドコレクションにてウルトラパラレルレアが、20thシークレットレアスペシャルパックでは20thシークレットレアが登場したことが値下げの理由となります。
それまでに存在したシークレットレアやアルティメットレアは多少値段が下がり、それ以前よりはお求めやすい価格になりました。
「増殖するG」コレクターズレア
手札誘発効果で相手がこのターンモンスターを特殊召喚するたびに自分はカードをドローできるという効果を持つ下級モンスターです。
相手が展開する前にこのカードを使っておくことで、ハンドアドバンテージを稼ぐことと相手への牽制として働くため使いやすく環境でも採用率が高いカードでもあります。
ストラクチャーデッキなどにノーマルカードとして収録されたこともあるこのカードですが、20thアニバーサリーレジェンドコレクションが発売する以前はザ・レアリティ・コレクションに収録されたコレクターズレアが最高レアリティでした。
そこに20thシークレットレアという新たなレアリティが加わったことでコレクターズレアの方の価格が多少下がりました。
「RUM-アストラル・フォース」ウルトラレア・アルティメットレア
自分フィールドのエクシーズモンスター1体を対象にし、同じ属性・種族でランクが2つ高いエクシーズモンスター1体をエクストラデッキからそのモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いで特殊召喚できるという効果がメインの通常魔法カードです。
これまではウルトラレアやアルティメットレア、コレクターズレアしかなかったため中々価格が下がらなかったカードでしたが、インフェニティ・チェイサーズにノーマルかパラレルレアで再録したため価格が多少下がりました。
まとめ!
2月に値下げしたカードを紹介しましたが、カードショップや通販サイトによってその差は異なりますので購入を考えている方は調べてみることをお勧めします。
レアリティにこだわりがなければノーマルや出来るだけレア度が低く安く手に入るカードでも良いですが、これを機にウルトラレアなどの高レアリティのカードを使ってみるのも良いかと思います。
遊戯王OCG デュエルモンスターズ 20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION/アニバーサリー レジェンド コレクション