遊戯王ではリミットレギュレーションの変更が定期的に行われるのですが、例年通りであれば2020年10月にも施行されるはずです。
施行される前の月である9月の中旬には規制改定の内容が公式より発表される公開されるかと思われます。
今回は2020年10月から適用される新リミットレギュレーションについて予想していきたいと思います。
目次
2020年9月現在までに猛威を振るったカード達について軽くおさらい!
リミットレギュレーションと大会環境には密接に繋がっており、環境で活躍しているデッキの弱体化が目的で規制改定が行われることは多いです。
そのため現在のリミットレギュレーション適用下で行われた大会環境で活躍したテーマデッキや猛威を振るったカードの情報をまとめることで規制されるカードの予想をしていきます。
7月に現在のリミットレギュレーションが適用されてから、様々なテーマデッキが大会環境で活躍しています。
浜乃木公認
1:オルフェゴール 後×◎◎
2:召喚ドラグマ 先◎×◎
3:破械 後×◎◎
4:十二獣 先◎×◎優勝、幻影騎士団使いました pic.twitter.com/W4vwiYdBV5
— こーたろ。 (@majutsumin20184) August 30, 2020
未だ環境トップである「オルフェゴール」に始まり、「サンダー・ドラゴン」や「閃刀姫」等といった環境中堅以上でお馴染みになっている顔触れもあります。
新倉敷cs 使用 幻影騎士団
召喚ドラグマ××
HERO◯◯
エルドリッチ◯◯
プランキッズ×◯◯
エルドリッチ◯◯
トナメ
インフェルノイド×◯◯
SPYRAL◯◯
決勝時間の関係で🎲◯
6-1で一応優勝 pic.twitter.com/0Z2URzfABv— T / イシのハラ (@T1480T) August 16, 2020
それらに対し比較的大会環境で活躍している期間が短めな、いわゆる新顔のテーマデッキは「エルドリッチ」「ヌメロン」「ドラグマ」「召喚獣」「シャドール」等が挙げられます。
中でも「召喚獣」はこれまでも度々環境で活躍していたことがありましたが、昨今では「ドラグマ」テーマとの複合デッキが主流になっています。
また「シャドール」は新規カードで強化されたことや「ドラグマ」テーマとの相性の良さから環境で活躍中です。
この他にも様々なテーマデッキが大会で好成績を残しており、現在の大会環境は群雄割拠と言えるでしょう。
猛威を振るっているカードとしては上記のテーマデッキのキーカード等が該当しますが、先攻ワンキルができたり大会参加者がこぞって採用するような極めて強力な汎用カード等も思い当たりません。
使用率の高さで言えば「灰流うらら」等の手札誘発モンスターや「墓穴の指名者」等の手札誘発への対策カード等がありますが、遊戯王OCGの環境そのものが高速化した昨今でブレーキ役となり得るそれらのカードの規制がされる可能性は低いように感じます。
2020年10月のリミットレギュレーションで規制されるカードの予想はコチラ!
「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」禁止カード化
「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」と「真紅眼融合」の組み合わせで容易に出せること、出しやすさに対して極めて高いカードパワーを持っています。
現在は制限カードに規制されていますが、利用自体は現在も問題なく出来ることから今回で禁止カードになるのではないかと予想します。
環境トップである「オルフェゴール」デッキに採用されることも多く、私用したあるいは対戦した経験があるならこのカードの強さは身に染みているかと思います。
「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」禁止カード化
このカード単体での性能も十分に高いのですが、禁止カード化と予想する最大の理由は先述した「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」との組み合わせです。
「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」の使いやすさを下げるという点では、「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」かこのカードのどちらかが禁止カードになればもう片方の規制強化は免れるでしょう。
「マジックテンペスター」禁止カード化
カード名ターン1指定の無いバーン効果を持っていることから、特化した構築をすれば先行ワンキルをすることも可能なカードです。
先攻ワンキルコンボのキーパーツは禁止カードに規制されることが多くそれ故に予想として挙げたのですが、正直な所本当に禁止カードになる可能性はかなり低いかと思っております。
理由としては先攻ワンキルを実現させるためのコンボは相手から妨害を受けると機能しなくなってしまったりそもそも初手で数枚のキーカードを引き込めてなかったらコンボができなかったりと、大会やそれ以外を含めても使用率が極端に低いためです。
ロマンコンボに近いところがあることを踏まえると、わざわざ禁止カードにまで規制する必要も無いのかもしれません。
「召喚師アレイスター」制限カード化
「召喚獣」デッキの正に核となるモンスターであり、「召喚獣」モンスターと併せて他のテーマデッキに出張することも珍しくない優秀さを持ちます。
後述する他の環境デッキ関連の規制よりも厳しめなのは、「召喚獣」テーマ自体は環境で度々活躍しているためです。
これまでの傾向からするに、使用率が独走状態にでもならない限り登場してから月日がそう経っていないテーマに厳しい規制がかかることは少ないでしょう。
「暴走魔法陣」制限カード化
「召喚師アレイスター」をサーチできるため「召喚獣」を複合させるうえでは「召喚師アレイスター」と併せてフル投入が推奨されるカードです。
「召喚師アレイスター」と両方が制限カード化は厳しすぎると思うので、「召喚師アレイスター」かこのカードのどちらかが制限カードに規制されるのではないかと予想します。
「呪われしエルドランド」準制限カード化
環境で活躍している「エルドリッチ」デッキの弱体化が目的で規制されるのではないかと予想します。
「エルドリッチ」デッキの弱体化自体が無い可能性もありますが、仮に弱体化するのであればフル投入が推奨されるこのカードか「紅き血染めのエルドリクシル」、あるいはその両方が規制されるかもしれません。
「天底の使徒」準制限カード化
こちらは「ドラグマ」デッキの弱体化をするのであればという仮定で挙げさせていただきました。
他テーマと複合されることが多い「ドラグマ」が規制されるというのは充分に考えられるのですが、比較的新しいテーマであることを考えればまずは軽い規制で様子を見るのではないかと思われます。
フル投入されやすいこのカードか「教導の聖女エクレシア」、あるいはその両方の規制もあり得ます。
「宵星の騎士ギルス」準制限カード化
「オルフェゴール」デッキにとって潤滑剤となるキーカードです。
環境上位である「オルフェゴール」デッキの弱体化が理由で規制されるのではと予想します。
前述した「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」か「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の禁止カード化があった場合そちらでも「オルフェゴール」デッキの弱体化に繋がりますので、他の規制された「オルフェゴール」カード同様にいったん軽めの規制で様子を見るのではないかと思われます。
遊戯王2020年10月の禁止制限に規制されるカードを予想!【リミットレギュレーション】まとめ!
今回は2020年10月に規制がかかるカードを予想していきましたが、正直なところ賛否両論はあるかと思いますが、今回の禁止制限で環境が大きく動くことが予想されます。
1ターンキルの様なワンサイドゲーム系のデッキは多くないものの、やはりデッキの傾向としては似たものや相変らずの常連テーマが多かった印象なので、そろそろ環境にも変化が欲しいところであるのが正直なところです。
前回のリミットレギュレーションが緩和が多くを占めており、その事を考えると、今回の禁止制限になるカードは多いと予想されます。
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