4月ももうすぐ終わりということで、4月に強力だった環境デッキを紹介していきたいと思います。
どのようなデッキが今の環境で強力なのか、今後のデッキ構築の際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
目次
2020年4月の環境について軽くおさらい!
まず予め承知しておいてほしいこととして、新型コロナウイルスの影響の結果4月では公認非公認問わず大会がほとんど開催されていません。
ですので、今回紹介する4月環境については3月末や4月の序盤に行われた大会結果などを参考にしたものになります。
2020年4月になって大きく変わったこととして、新マスタールールの改訂があります。
これによって融合・シンクロ・エクシーズを使うデッキが実質的に強化されました。
一部の大会等では3月末には既に改訂後の新マスタールールでの試合も行われており、今回はこれも含めて4月環境に含めさせてもらいます。
他にも2020年4月環境に影響を与えたこととして、新リミットレギュレーションの適用があります。
これによって、それ以前の環境トップデッキであった「リリーサードラグーン」や「オルフェゴール」の弱体化が行われました。
その他新マスタールール改訂に合わせた調整も同時に行われ、採用率の高い「灰流うらら」が無制限になったりといったこともデッキ構築の見直しを検討させる要因の一つになりました。
2020年4月の環境で強力なテーマデッキ一覧!
「オルフェゴール」デッキ
#決闘者や遊戯王が好きな人がrtしてくれて未だ見ぬ決闘者や遊戯王が好きな人がそれを見てきっとフォローしてくれる
最近、適当にデュエルしすぎたせいで
全然勝てなくて悔しくなったので
ガチデッキを増やすことにしました笑これは @motunabe_taise に教えてもらって
再構築中の【オルフェゴール】 pic.twitter.com/16axaFdl2o— ゆーすけ@関西YP (@ysk_duel) April 26, 2020
闇属性・機械族で統一された「オルフェゴール」を主軸としたテーマデッキです。
属性や種族サポートカードや「宵星の騎士ギルス」を使って墓地肥やしを行い、「オルフェゴール」モンスターの持つ墓地で発動する効果等を駆使してデッキの回転やモンスターの展開を行っていきます。
新リミットレギュレーションによる弱体化を受けていますが、「オルフェゴール」の展開自体に必要なパーツはそこまで多くなかったためにデッキ構成を手札誘発や「墓穴の指名者」等の汎用性の高いカードの採用枚数を高めて相手の妨害をしやすくするという工夫も見受けられました。
またメインデッキに「ブラック・マジシャン」「真紅眼の黒竜」「真紅眼融合」、エクストラデッキに「超魔導竜騎士ドラグーン・オブ・レッドアイズ」「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」を使用する通称「ドラグーン」ギミックを採用しているデッキも多いです。
「ドラグーン」ギミックの性質上、「オルフェゴール」カードが持つこのターン闇属性以外のモンスターを特殊召喚できないという制約にも引っかからないため相性が良いです。
当サイトでは2020年対応版の「オルフェゴール」デッキレシピの紹介を行なっております!
「エルドリッチ」デッキ
2つ目はエルドリッチデッキです。
サイドのやぶ蛇結構効きます。そしてET入ったらみずきを送りつけてあげましょう笑笑
エルドリッチ罠好きな人には結構オススメです。#決闘者や遊戯王が好きな人がrtしてくれて未だ見ぬ決闘者や遊戯王が好きな人がそれを見てきっとフォローしてくれる pic.twitter.com/DVUMf4TBpO
— ラムクオ (@Ramukuo_no_twt) April 8, 2020
「黄金卿エルドリッチ」をエースに据え、関連カードや妨害カードを多めに採用したメタビートデッキが環境では主流です。
「エルドリクシル」や「黄金卿」カードに「強欲で金満な壺」等によって素早く「黄金卿エルドリッチ」へアクセスし、「PSYフレーム」「灰流うらら」「墓穴の指名者」「無限泡影」等の汎用性の高い妨害札だけでなく「黄金卿エルドリッチ」を邪魔せずに相手にだけロックをかけられる「スキルドレイン」等も併せることで相手の行動を強く制限できます。
相手の狙う盤面構築を妨害した後は「黄金卿エルドリッチ」の除去効果や間接的な自己蘇生効果を使い、攻撃力アップと耐性付与によって強化した「黄金卿エルドリッチ」で攻勢に出ていけます。
「黄金卿エルドリッチ」を出した後は「黄金卿」カードである罠モンスターの追加効果も狙えるので引き続き相手の動きを封じつつ確実にライフを削っていく戦術で勝利を目指せます。
当サイトでは「エルドリッチ」デッキレシピを紹介しております。
「閃刀姫」デッキ
久々に閃刀姫デッキ調整!
三戦の3枚目はプリズマティックシクが手に入り次第入れる予定!#決闘者や遊戯王が好きな人がrtしてくれて未だ見ぬ決闘者や遊戯王が好きな人がそれを見てきっとフォローしてくれる pic.twitter.com/HZEq0hRdbM— kurotuki@閃刀姫 (@kurotuki_w8) April 29, 2020
「閃刀姫」モンスターを使ってのリンク召喚を主軸としたテーマデッキです。
墓地に魔法カードを溜めることで「閃刀」魔法の追加効果の発動を狙ったり、アドバンテージを稼ぐことを得意としています。
新リミットレギュレーションでは規制を免れ、その高いアドバンテージ獲得能力によって大抵のデュエルで安定したプレイングが出来るのは大きな強みであり環境上位デッキとしては常連のテーマデッキでもあります。
当サイトではリンクヴレインズパック3で強化された「閃刀姫」デッキの紹介を行なっております。
「サラマングレイト」デッキ
足立CS
サラマングレイト使って7-0-1で優勝しました!
前回のからランク4とファルコ抜いて罠増やしました。復帰してから3回CSでて合計18-0-3なんでそこそこ強いと思います! pic.twitter.com/GFnv40htc6
— さんまいどー (@LoveSkaaal) May 6, 2019
炎属性・サイバース族で統一された「サラマングレイト」を駆使したリンク召喚を主軸にしたテーマデッキです。
少ない消費からの展開力が高く、1ターン中に複数回のリンク召喚を行うことも容易なアドバンテージ獲得能力が強みです。
新リミットレギュレーションでは「レディ・デバッガー」が制限解除され、「転生炎獣ガゼル」や「転生炎獣スピニー」等の展開のためのキーカードを引き込みやすくなり強化に繋がりました。
またその展開力の高さを利用して「ドラグーン」ギミックを採用しているデッキも見受けられます。
2020年4月の環境まとめ!
前述もしたように4月には大会がほぼ無かったので、大会が再び出来るようになった暁には実際の使用感から環境デッキも変わっていく可能性はあります。
今回は挙げませんでしたが、ライズ・オブ・ザ・デュエリストで登場もしくは強化されたテーマが環境上位として名乗りを上げるということもあり得るでしょう。
新型コロナウイルスの影響は未だ続いており、外出の自粛をしたり3密を避ける行動が肝要になっています。
私個人としても、一刻も早く収束することを切に願っております。