パックが発売して新規テーマが登場したりした2月も終わりに差し掛かったので、相場やシングルカードの価格をおさらいします。
2月に高騰したカード等を高騰した理由とともに紹介してきますので、購入を考えている人は参考にしても良いかと思います。
2019年2月の遊戯王のシングル相場についておさらい!!
2月の相場に影響を与えたと要因としてはいくつかあります。
まずは2月9日に発売した20thアニバーサリーレジェンドコレクションにて行われた「Sin」テーマの強化や「ブラック・マジシャン」デッキの強化が相性の良いカードの価格を高騰させました。
他にも2月23日に発売したデッキビルドパック、インフェニティ・チェイサーズに収録された3種類の新規テーマを強化できる既存カード等にも影響を与えました。
更には最近の環境で活躍しているテーマデッキに対抗するためにサイドデッキ等に採用したいカードの価格も高騰しました。
相場については高騰だけでなく、2月に発売した2種類のパックに再録されたカードのシングル価格が多少下がったという動きもあります。
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2019年2月に高騰したシングルカード一覧!
「幻想の見習い魔導師」
「ブラック・マジシャン」と「ブラック・マジシャン・ガール」の師弟デッキが強化されたことにより高騰したカードです。
手札コストを払えば自身を手札から特殊召喚でき、召喚・特殊召喚成功時に「ブラック・マジシャン」をサーチできる効果、自身を手札・フィールドから墓地へ送ることで闇属性・魔法使い族モンスター1体の攻守をダメージ計算時のみ2000アップできます。
師弟デッキには至れり尽くせりの効果ですので、複数枚積みは事故要因にもなり得ますが最低でも1枚は積極的に採用したいカードです。
コチラの記事では強化された「師弟ブラマジ」デッキレシピの紹介を行なっております!
「冥界濁龍 ドラゴキュートス」
「Sin」テーマが強化されたことで高騰したカードです。
レベル10シンクロモンスターで、戦闘では破壊されず、相手モンスターを戦闘破壊時にモンスターへの連続攻撃効果、自分スタンバイフェイズに相手モンスター1体の攻撃力を半分してその数値分ダメージを与えるバーン効果を持ちます。
シンクロ素材が闇属性チューナー+チューナー以外のドラゴン族モンスターなので、「Sin」デッキなら「Sin パラレルギア」とレベル8「Sin」モンスターで揃えられます。
強化される以前にもできたことでしたが、「Sin パラドクスギア」の登場によって遥かにしやすくなったので積極的に狙えます。
「爆走軌道フライング・ペガサス」
「無限起動」テーマの登場によって高騰したカードになります。
召喚・特殊召喚成功時に墓地の地属性・機械族モンスターを蘇生する効果と、自分フィールドのモンスターと自身のレベルをどちらかのレベルに統一する効果を持っています。
「列車」テーマの強化として登場したこのカードですが、エクシーズ召喚をする機械族デッキである点から「無限起動」とも相性が良く、サーチ効果を持つランク5エクシーズの「無限起動リヴァーストーム」のエクシーズ召喚が非常にしやすくなるので複数枚積みが推奨されます。
「おろかな副葬」
「ウィッチクラフト」テーマの登場によって高騰したカードです。
エンドフェイズに自分フィールドに「ウィッチクラフト」モンスターが存在すれば墓地から手札に戻すかフィールドに置ける「ウィッチクラフト」魔法カードを墓地へ送る手段として有用です。
結果的に手札・フィールドに来るため疑似的なサーチとして機能する他、手札に魔法カードを確保することで「ウィッチクラフト」モンスターの効果コストを払いやすくなります。
「強欲で金満な壺」
「ウィッチクラフト」デッキ、メタビート軸「呪眼」デッキ、最近の環境で活躍している「サブテラー」デッキでの採用など、エクストラデッキを使わないデッキにおいては非常に使いやすいドローソースになります。
場合によっては複数枚積みもするため、確実に需要が高まっているカードです。
またコチラの記事では「強欲で金満な壺」が出た当時の考案と考察を行なっている記事です。
https://kata0003.net/go-kinn-1330
コチラの記事ではエクストラデッキに依存しないテーマの紹介を行なっております。
「強欲で金満な壺」と相性の良いデッキも多数あります!!
「アーティファクト-ロンギヌス」
最近環境で活躍している「オルフェゴール」デッキへの対策カードとして注目され、じわじわと高騰しています。
「アーティファクト」モンスターの共通効果に加え、手札誘発で1ターン限りの「王宮の鉄壁」が出来る効果を持っています。
墓地からの除外を駆使する「オルフェゴール」デッキからすれば厄介極まりないメタカードとして機能しますし、除外することで発動する効果を展開の起点に使う場合もある「サンダー・ドラゴン」デッキにも刺さる点が評価できます。
まとめ!
既存テーマの強化や新テーマの登場など、それらと相性の良いカードは高騰しやすいので今月に関わらず興味を持ったテーマやデッキを作りたいテーマがある際には高騰する前に購入したほうが良いでしょう。
とはいえレアリティにこだわりがないなら再録したときに値段が安くなるので、買い時は難しいものでもあります。
それとは逆に高騰したカードを見て最近登場したり強化されたテーマと相性の良いカードが分かったりしますので、購入するには若干遅れてはいますが指標にしてみるのも良いかと思います。