今回は2019年11月にシングル価格が高騰したカードを紹介していきたいと思います。
11月に発売した商品と深くかかわっていますので、購入を検討している人も売却を考えてい人も参考にしてみてください。
目次
2019年11月の遊戯王OCGの発売商品と高騰の関連性を振り返ります!!
遊戯王OCG デュエルモンスターズ デュエリストパック -レジェンドデュエリスト編6- BOX
11月も例に漏れず11月に発売した商品がシングルカード価格に少なくない影響を与えました。
商品としては9日にはデュエリストパック-レジェンドデュエリスト編6-が、23日にはリンクヴレインズパック3が発売しました。
レジェンドデュエリスト編6ではアニメの歴代主人公が使用していたカードの価格が高騰傾向になり、リンクヴレインズパック3では強化された20種のテーマや新規リンクモンスターと特別相性が良いと思われるカードの価格が高騰しました。
関連カードであれば何でも良いということでもなく、新商品に再録されなかった・元々希少性が高い・レアリティが高い等の要素が合わさることで大きな価格高騰に繋がります。
そこで次は高騰したカードを紹介してその理由も考察していきます。
2019年11月に高騰・買取強化されたカードを紹介!!
「FNo.0 未来皇ホープ-フューチャー・スラッシュ」
遊戯王OCG FNo.0 未来皇ホープ-フューチャー・スラッシュ ウルトラレア VB19-JP001-UR ザ・ヴァリュアブル・ブック19
レジェンドデュエリスト編6にて「未来皇ホープ」関連の強化が行われ、再録されなかったことに加えてこのカード自体がザ・ヴァリュアブル・ブック19の付属カードだったために元々希少性が高かったことも主な高騰理由になります。
性能面についてですが、「希望皇ホープ」モンスターまたは「FNo.0 未来皇ホープ」に重ねてエクシーズ召喚が可能でありお互いの墓地の「No.」エクシーズモンスターの数に応じた自己強化と戦闘耐性、エクシーズ素材を1つ取り除くことでこのターン2回攻撃を可能する効果があります。
「ガガガガマジシャン」を使って「FNo.0 未来皇ホープ」をエクシーズ召喚し、その上に「FNo.0 未来皇ホープ-フューチャー・スラッシュ」を重ねて出すことによって自身の連続攻撃効果を使用後「ガガガガマジシャン」によって付与された効果を使用することで攻撃力4000で2回攻撃を行うことが可能になります。
「捕食植物トリフィオヴェルトゥム」
遊戯王 DP22-JP045 捕食植物トリフィオヴェルトゥム (日本語版 ウルトラレア) デュエリストパック – レジェンドデュエリスト編5 –
リンクヴレインズパック3で「捕食植物」テーマにリンクモンスターである「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」が加わり強化されたことが主な高騰理由です。
「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」自体が効果モンスター2体でリンク召喚が可能である汎用リンクモンスターなので、「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の効果で「超融合」の効果を使えば比較的容易に相手モンスターを使用した「捕食植物トリフィオヴェルトゥム」の融合召喚を狙えます。
相手が展開力の高い闇属性デッキを使用しているなら相手モンスター3体を使って「捕食植物トリフィオヴェルトゥム」を融合召喚することも視野に入ります。
もしそうでなくとも「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の効果で相手モンスター1体を闇属性に変えられるため、「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」+相手フィールドのモンスター+自分フィールドの闇属性モンスター(トークンでも可)で「捕食植物トリフィオヴェルトゥム」の融合召喚が出来たりと使い方は様々です。
「翼の魔妖-波旬」
遊戯王カード 翼の魔妖-波旬(スーパーレア) デッキビルドパック ヒドゥン・サモナーズ(DBHS) | 効果モンスター 風属性 アンデット族 スーパー レア
リンクヴレインズパック3で「零氷の魔妖-雪女」が収録され「魔妖」テーマが強化されました。それに対して再録されず元々のレアリティがスーパーレアと高い上にデッキを構築するには必須に近いほどの重要性のカードなこともあって高騰しています。
召喚・特殊召喚成功時に「魔妖」モンスター1体をリクルートできるという非常に優秀な効果であり、ノーコストでなおかつリクルートしたモンスターの効果は無効にならないという利点は展開の起点として重宝します。
リクルート先の「魔妖」モンスターの効果やアンデット族汎用サポートカードを使うことでリンク4である「零氷の魔妖-雪女」も「翼の魔妖-波旬」1枚から出せたりと、テーマ専用とはいえその性能の高さは圧倒的と言えます。
2019年11月の高騰・買取強化されたカードについて個人的感想は?
「未来皇ホープ」関連の強化が行われることが判明した時点で「FNo.0 未来皇ホープ-フューチャー・スラッシュ」の価格高騰は予想出来ていたことでもありました。
「捕食植物トリフィオヴェルトゥム」のように比較的新しいカードはリンクヴレインズパック3発売前から価格高騰がされていましたが、「翼の魔妖-波旬」のように再録するかしないかギリギリまで分からないというカードはパックの発売後(収録内容の全てが分かるのは発売日前日)高騰が始まる傾向にあります。
本音を言えば「翼の魔妖-波旬」のようにデッキを作る上で必須とも言えるほど重要なカードは積極的に再録すべきだと思いますが、そういうカードほど再録されないというのは今に始まったことでもないので事前に集めておいた方が良いでしょう。
今回は紹介しませんでしたが「万物創世龍」は発売以降価格が高騰し続けており、売買を考えている人は相場の調査をしておくと良いかもしれません。