2021年12月21日に発売予定のVジャンプ2月号には「八雷天神」というカードが付属されます。
そこで今回は、Vジャンプの情報や現在のカードプールを元に「八雷天神」の効果を予想していきたいと思います。
あくまで予想ですので、必ず当たるわけではないことはあらかじめご承知おきください。
「八雷天神(ヤクサイカヅチノカミ)」の現在判明している情報!
八雷天神は龍大神と組ませたい感あるよね pic.twitter.com/3lEc2JfQDS
— ズッキ一二 (@Ch_Huffington) November 18, 2021
「八雷天神」はについてですが、光属性・幻竜族のレベル8モンスターであり、攻守はともに2000であることは判明しています。
肝心の効果については分かっていませんが、ステータスが判明したことから恩恵を受けられるサポートカードはいくつか挙げられます。
レベルが8であるためランク8エクシーズの素材に使えたり、光属性のサポートカードの恩恵を受けられたり出来ますし、その中でも注目すべきは幻竜族モンスターという点かと思います。
昨今の大会環境でも活躍している「相剣」テーマの登場により再注目されていますが、幻竜族のサポートカードは優秀なものも多いです。
例を挙げると、
「源竜星-ボウテンコウ」による墓地肥やし
「邪竜星-ガイザー」によるリクルート
「幽麗なる幻滝」によるサーチ
「相剣大師-赤霄」でサーチできる「大霊峰相剣門」による蘇生や「龍相剣現」によるサーチ等々があります。
これらのサポートカードの恩恵を受けられることもあり、「八雷天神」がどのような効果を持っているにせよアクセスすること自体はそう難しくないかと思われます。
また攻守はレベル8としては高くないことから各種召喚方法の素材に繋いでいくのが基本的な用途になりそうなことが予想されます。
肝心の効果についてですが、Vジャンプでの情報では
『墓地にレベル8が存在している場合に真価を発揮する2つの効果で展開をサポートできる』
とのことです。
レベル8という言い方から考えれば、属性や種族ではなくレベル8モンスターを参照した効果や発動条件を持っていることが予想されます。
効果は2つあるとのことですが、展開をサポートできるということから特殊召喚効果などのボードアドバンテージを稼ぐ効果を持っている可能性は高そうです。
また
『墓地にレベル8が存在している場合に真価を発揮する』
という言い方も気になる所です。
普通に考えればレベル8モンスターを蘇生したりサルベージする効果が思い浮かびますが、この言い方ですと
『墓地にレベル8モンスターが存在する場合に発動できる』
というように、発動条件としてレベル8モンスターが墓地に必要という見方も出来なくはないです。
他にも『真価を発揮する』ということは、墓地にレベル8モンスターが存在すれば性能を全て活かせるが、仮に墓地にレベル8モンスターが存在しなくてもある程度は使える効果を持っているという考え方も出来るでしょう。
関係あるのかどうかは分かりませんが、Vジャンプにて「八雷天神」の情報が書いてあるページは2021年12月4日に発売予定のストラクチャーデッキ-アルバ・ストライク-と同じページになっています。
「アルバスの落胤」関連カードには融合モンスターを筆頭にレベル8モンスターも複数存在しますが、「八雷天神」がアルバ・ストライクと相性の良い効果をしているかどうかは未知数です。
「八雷天神(ヤクサイカヅチノカミ)」の効果予想の案を何個か出してみた!
案1.自己特殊召喚効果
例えるなら
『自分の墓地にレベル8モンスターが存在する場合に発動できる。手札のこのカードを特殊召喚する』
というようなものです。
攻守の低いレベル8モンスターあることや展開をサポートできる効果を持っているのであれば、自己特殊召喚効果は持っていて欲しい所ではあります。
コストの有無、墓地からの特殊召喚に対応しているかどうか、効果使用後に制約は発生するのかなど色々考えられますが、自己特殊召喚効果の手軽さ次第ではそれだけでもかなり強くなる可能性があるため何かしらの
コスト・制約・デメリット
のようなものはあるかもしれません。
逆に自己特殊召喚効果を持っていないからこそ強力な展開効果を持っているという可能性も考えられます。
案2.レベル8モンスター専用の蘇生効果
例えるなら
『自分の墓地のレベル8モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する』
というようなものです。
このカード自身と蘇生したモンスターを合わせれば素早くランク8エクシーズに繋げられることになりますが、汎用ランク8エクシーズは強力な効果を持つものも多いため、それらを容易に出せるようになるのはバランス的にどうなのか難しい所です。
蘇生効果を持っているとすれば、蘇生先の効果無効化などは普通にありそうですし、効果使用後の制約も何かしらありそうではあります。
これが墓地で発動する効果であったりフィールドの自身をコストにするのであれば、使い切りの蘇生カードとして汎用的な運用ができそうではあります。
案3.墓地にレベル8モンスターがいることで使える蘇生以外の特殊召喚効果
例えるなら
『自分の墓地のレベル8モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターと同じ種族のモンスター1体を手札から特殊召喚する』
というようなものです。
『墓地にレベル8が存在している場合に真価を発揮する』
とはいっても、蘇生やサルベージのように直接墓地に関わる効果を持っているとは限りません。
手札からではなくデッキから特殊召喚する効果であれば大量展開のために活用することも考えられますし、特殊召喚先の指定やその後の制約次第ではデッキのキーカードへ繋ぐといった運用も可能でしょう。
またVジャンプの付属カードは使い勝手があまり良くない性能のものも登場した過去があるため、展開をサポートすることはできるものの使いづらさが目立つというような効果である可能性も否定できません。
「八雷天神(ヤクサイカヅチノカミ)」の効果はどんなものであって欲しい!?理想は?
簡単に使える自己特殊召喚効果とレベル8モンスターの蘇生効果を持っていれば、このカード1枚からランク8エクシーズに繋げられる強力カードとして理想的ではありますが、条件・コスト・制約など次第では強すぎるようにも感じます。
いっそのこと消費を抑えてランク8エクシーズに繋げられる強力モンスターとして出すのも有りなのかもしれませんが、もしそうであればVジャンプの紹介文でランク8エクシーズに繋げやすいことに触れても良さそうではあります。
個人的な理想としては『墓地のレベル8モンスター1体をデッキに戻す』効果やコストなどを持っていれば、エクストラデッキからレベル8の融合モンスターを直接墓地に送ることもある「アルバスの落胤」関連カードと併用しやすいのではないかと思います。
「アルバスの落胤」関連とのシナジーを意識しつつランク8エクシーズに簡単に繋がることを警戒するのであれば、特殊召喚効果には『この効果の発動後、ターン終了時まで自分はX召喚できない』というような制約があっても良さそうではあります。