2020年10月31日に発売予定の基本パック、ブレイジング・ボルテックスでは「WW(ウィンド・ウィッチ)」テーマが強化されます。
出張セット等でお馴染みだった「WW」ですが、今回はそんな「WW」の出張性能や相性の良いカードについて紹介していきたいと思います。
目次
「WW(ウィンド・ウィッチ)」の出張性能について軽くおさらい!
#決闘者や遊戯王が好きな人がrtしてくれて未だ見ぬ決闘者や遊戯王が好きな人がそれを見てきっとフォローしてくれる#デッキを晒したらRTが来てフォロワーが増えると聞いて#彩葉のデッキ
今回のテーマはWW(ウィンド・ウィッチ)です! pic.twitter.com/iiQrTgIErm— 彩葉🐧🎸🐰 (@Cyberse_dlwfew) November 21, 2019
「WW」の出張性能ですが、使われることが多いのはメインデッキに「WW-アイス・ベル」「WW-グラス・ベル」「WW-スノウ・ベル」の3種、エクストラデッキに「WW-ウィンター・ベル」と「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」の2種、計5種のセットになります。
自分フィールドにモンスターが存在しない状況で手札に「WW-アイス・ベル」1枚があれば、召喚権を使わずに最終的に効果破壊耐性を持った「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」を出すことが出来ます。
効果破壊耐性を持った「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」というだけでも非常に強力ですが、それだけではなくコンボの途中で相手に併せて1300の効果ダメージ(「WW-アイス・ベル」の500ダメージ+「WW-ウィンター・ベル」の800ダメージ)も与えられます。
WW-ダイヤモンド・ベル
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/魔法使い族/攻2800/守2400
チューナー+チューナー以外の風属性モンスター1体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合、
自分の墓地の「WW」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
(2):1ターンに1度、相手が戦闘・効果でダメージを受けた場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
このカードが「WW」モンスターのみを素材としてS召喚されている場合、
この効果は1ターンに2度まで使用できる。
最後に出すのを「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」ではなく、ブレイジング・ボルテックスに収録される新規カード「WW-ダイヤモンド・ベル」にすることも可能です。
その場合は効果破壊耐性を持つ攻撃力2800の「WW-ダイヤモンド・ベル」を出し、相手に併せて2500の効果ダメージを与えつつフィールドのカード1枚を破壊することが出来ます。
相手のライフ次第ではこちらのコンボに変えることで勝利することも狙えます。
WW-フリーズ・ベル
効果モンスター
星3/風属性/魔法使い族/攻1200/守1200
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターが「WW」モンスターのみの場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのレベルを1つ上げる。
(3):このカードをS素材として風属性SモンスターをS召喚した場合、
そのSモンスターは戦闘では破壊されない。
他にも「WW-グラス・ベル」の効果でサーチするのを新規カード「WW-フリーズ・ベル」にしてあちらの効果で自己特殊召喚してシンクロ素材にすれば、戦闘耐性を持つ「クリアウィング・シンクロ・ドラゴン」や「クリアウィング・ファスト・ドラゴン」等を出すことも可能です。
「WW-アイス・ベル」からスタートした場合限定ではあるものの、いずれも召喚権を使用しないことを含めてかなり強力なコンボと言えます。
しかし、この出張セットは使用後ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できなくなるという制約がかかる点には要注意です。
新規強化された「WW」と相性の良いカードを紹介!
「SR」テーマカード
現在の私のスピードロイド(SR)デッキ(大会仕様)もご紹介したいと思います。
初動1枚〜2枚からコズミックまで確実に繋げ、次ターンでクリスタルウィングを並べることを基本戦術にしています。
大会用のため、苦手な展開デッキと罠デッキはサイドで手厚く対策、手札誘発もケア出来るようにしています。 pic.twitter.com/TB2Vxcadnv
— アブソゼロXO (@YOC2017) September 6, 2020
風属性を主軸にしていて尚且つ展開力の高いシンクロテーマという点から「WW」テーマとは抜群に相性が良いです。
先述した出張セットは「灰流うらら」や「エフェクト・ヴェーラー」等の手札誘発モンスターで妨害されることに弱いのですが、「SR」テーマも採用しているのであれば出張セットのコンボが妨害された後でも「SRタケトンボーグ」等から違うコンボへと派生させることが可能です。
「WW」と「SR」は制約を共有している点も相性が良く、一番ネックになるポイントを気にせず採用できるというのは大きな強みです。
当サイトでは「SR」デッキレシピの紹介もおこなっております↓
「幻獣機」モンスター
風属性のトークンを生成できることから「WW」のシンクロ召喚をサポートしてくれます。
「WW」はその特性もあってレベル7やレベル8の風属性シンクロモンスターへ繋げたいため、レベル3のトークンを生成できる「幻獣機」モンスターは素材確保という意味でも重宝します。
「WW-アイス・ベル」をまだ使っていないのであれば、エクシーズやリンク召喚も狙っていけるでしょう。
当サイトでは「幻獣機」デッキレシピを紹介しております↓
「風霊媒師ウィン」
出張セットの起点となる「WW-アイス・ベル」を筆頭にほとんどの「WW」モンスターをサーチすることが出来ます。
先述した出張セットによるコンボが手札1枚から召喚権を使わずに展開できることから、このカードでサーチする価値は十分にあります。
これまで「WW」は墓地利用をあまりしないことから「風霊媒師ウィン」のコストが単なる消費になっていましたが、新規カード「氷風のリフレイン」は「WW」専用の蘇生札としても使えるため汎用カードに頼らずとも墓地のモンスターを再利用出来るようになりました。
「朔夜しぐれ」
手札誘発モンスターであり、相手が特殊召喚したモンスターの効果をターン終了時まで無効にし同じターン中にそのモンスターがフィールドを離れた場合効果ダメージを与える効果を持ちます。
手札誘発で相手モンスターの効果を無効化して戦術を妨害したいのであれば「エフェクト・ヴェーラー」や「無限泡影」がいますが、今回注目するのは効果ダメージを与えられることです。
「WW-ダイヤモンド・ベル」は相手への効果ダメージをトリガーにして除去効果を使えるため、「朔夜しぐれ」の効果を使うことで相手ターン中に除去効果の発動を狙えます。
相手からすれば効果を無効化されたモンスターを各種素材にして処理してしまいたいのに、それをすると効果ダメージを受けるだけでなく除去までされてしまうという苦渋の選択を迫ることが出来ます。
「クリアウィング・ファスト・ドラゴン」
フリーチェーンでエクストラデッキから特殊召喚されたモンスター1体の攻撃力を0にし効果を無効化出来る効果を持ちます。
エクストラデッキを活用するデッキに対しては高い制圧力を発揮でき、攻撃力も2500とエース級にあることから優秀なシンクロモンスターです。
素材に風属性モンスターを指定していますが「WW」では特に気にせずに済みますし、先述したように「WW-フリーズ・ベル」や「WW-スノウ・ベル」をシンクロ素材にすれば耐性を付与できるため場持ちが格段に向上します。
「WW(ウィンド・ウィッチ)」の出張性能をおさらいし、相性の良いカードを紹介!新規カードが加わり強化!【遊戯王OCG】まとめ!
「WW」テーマは長い間、出張テーマとしては優秀だったものの、種類が少なく、純構築は組みにくいテーマでありましたが、ブレイジング・ボルテックスで種類が増えたので、「WW」を中心としたデッキをやっと構築出来る様になりました!
遊戯王アークファイブの柚子シリーズのヒロインの1人が使うテーマなので、個人的には新規強化は嬉しい限りです!
コチラでは新規カードで強化された「WW」のデッキレシピを紹介しております↓
コメント
瑠璃は!?LLの強化はこないのか!?幻影騎士団やRRは強化来たのに!