2021年6月12日に発売予定のコンセプトパック アニメーションクロニクル2021にて登場する「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」の詳細が判明しました。
「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」は、漫画版遊戯王ARC-Ⅴに登場したユーリが使用していたカードです。
今回はついにOCG化となった「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」の効果を考察し、相性の良いカードを紹介していきたいと思います。
目次
「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」がOCG化!効果を考察!
収録カード公開‼️
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— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) June 7, 2021
レベル7・闇属性・ドラゴン族の融合ペンデュラムモンスターであり、攻撃力は2500守備力は2000です。
素材指定は闇属性モンスター+ペンデュラムモンスターで、スケールは1となっています。
まずモンスター効果についてですが、1つ目は1ターンに1度相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象にし、エンドフェイズまでそのモンスターの効果とカード名をコピーします。
その後対象のモンスターの攻守を500下げて効果を無効化し500ダメージを相手に与えるというものです。
カード名と効果のコピー&弱体化&効果無効化&バーンと1つの効果に色んな物が混ざっており、カード名と効果のコピーはそのターンのエンドフェイズまでですが、弱体化と効果無効化は永続的な点は覚えておくと良いでしょう。
相手の切り札級のモンスターが持つ強力な効果をコピーすることで形勢を逆転させたり、厄介な永続効果や耐性効果を無効化することで突破しやすくしたりといった運用が可能です。
2つ目のモンスター効果は、モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合にこのカードをペンデュラムゾーンに置くというものです。
1の効果が起動効果であり、耐性効果も無いため次の相手ターンには切り返されてしまう可能性がそれなりにあります。
詳しくは後述しますがペンデュラム効果には防御系のものもあるため、このカードが戦闘突破あるいは効果で破壊された場合にペンデュラムゾーンに行くことでスムーズにペンデュラム効果を活かしていけます。
ペンデュラム効果ですが、1つ目はフィールドのカードが墓地へ送られる度にこのカードにヴェネミーカウンターを1つ置くというものです。
プレイヤーもカードの種類も問わないため、お互いのデッキ次第では1ターンに複数個カウンターが置かれることも珍しくないでしょう。
2つ目は闇属性・ドラゴン族モンスター以外のモンスターはフィールドのヴェネミーカウンターの数×200ダウンするというものです。
1の効果でヴェネミーカウンターが溜まりやすいことも考えると、大幅な弱体化をはかることも可能です。
注意点として、闇属性・ドラゴン族モンスター以外であれば自分フィールドのモンスターも弱体化してしまうため、出来る限り闇属性・ドラゴン族モンスターを使っていけるようデッキやエクストラデッキの内容を検討する必要があるでしょう。
2のモンスター効果は任意効果であるため、この弱体化効果が自分にとっても困るのであればペンデュラムゾーンに置かないという手も有りです。
3つ目は1ターンに1度自分への戦闘ダメージを0に出来るというものです。
前述もしたように2のモンスター効果と合わせることで劣勢時に相手の攻撃を耐えるために役立ちます。
「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」と相性の良いカードを紹介!
「EMトランプ・ガール」
融合効果を内蔵した闇属性のペンデュラムモンスターです。
闇属性でありペンデュラムモンスターでもあるため、「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」の融合素材のどちらとしても使えることから相性が良いです。
下級モンスターであることから通常召喚もしやすく、レベルが2と低すぎないことからペンデュラム召喚も比較的しやすいという特徴もあります。
自分フィールドから融合素材を使う都合上もう片方の素材が闇属性モンスターであれば「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」の融合召喚も狙えるため、状況に応じて融合召喚先を使い分けられます。
「EMオッドアイズ・ディゾルヴァー」
ペンデュラム効果とモンスター効果の両方で融合効果を持っているペンデュラムモンスターです。
「EMトランプ・ガール」と同じく闇属性でありペンデュラムモンスターであるため「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」の融合素材として使いやすく、融合効果を内蔵していることで融合召喚がしやすいです。
自己特殊召喚効果を使うにはある程度ペンデュラムモンスターを採用しているデッキに限られますが、モンスター効果での融合は自分のペンデュラムゾーンのモンスターも融合素材に出来るため融合召喚の難易度も下がります。
このカードは「オッドアイズ」モンスターでもあるため、融合素材に使うモンスター次第では「オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン」「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」の中からどれかを選んで融合召喚できるため対応力も上がります。
「オッドアイズ・フュージョン」
ドラゴン族融合モンスター専用の融合魔法カードであり、「オッドアイズ」カードである故に「天空の虹彩」でサーチが可能でもあります。
相手フィールドにモンスターが2体以上存在し自分フィールドにモンスターが存在しない場合にはエクストラデッキの「オッドアイズ」モンスターを融合素材に出来るため、エクストラデッキのモンスターのみを使って「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」の融合召喚が狙えます。
エクストラデッキの「オッドアイズ」モンスターを融合素材に出来る時点で自分が不利な状況ではありますが、「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」の効果は切り返しに向いていることもあって相性が良いです。
「安全地帯」
フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を対象にし、そのモンスターに対象耐性・戦闘耐性・効果破壊耐性を付与できる永続罠カードです。
「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」が持つ1のモンスター効果は起動効果であるため、このカードで耐性を付与し自分フィールドに維持することで毎ターン使っていけます。
「安全地帯」が除去されることで「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」が破壊されても2のモンスター効果によってペンデュラムゾーンに置けるため、ペンデュラム効果を使っていくことが出来ます。
「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」がOCG化!!効果考察と相性の良いカード4選を紹介して性能を評価!まとめ!
「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」は素材が緩く、「オッドアイズ・フュージョン」から簡単に融合召喚できるのが魅力です。
漫画でも活躍しただけに一番最初に思いつく出しやすいデッキはやはり「EM」「オッドアイズ」「魔術師」が無理なく、このモンスターを融合召喚しやすいかと思います。
「オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン」「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」とエクストラ枠と応相談になりますが、「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」の効果も制圧力が高い効果を持っているので、枠に余裕があれば十分に採用の余地はあるでしょう(個人的には漫画版の展開は大好きなので、是非1枚は入れたい!)
デッキにもよりますが、一撃のコンボや出しやすさははどうしても「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」が優先されてしまいますが、「スターヴ・ヴェネミー・ドラゴン」も状況次第では活躍出来るモンスターなので、漫画版の再現をしたいのであれば1枚は入れておいても損はないでしょう!!