2021年8月19日に発売予定のVジャンプ10月特大号に付属される「勇気の天使ヴィクトリカ」の詳細が判明しました。
そこで今回は「勇気の天使ヴィクトリカ」の効果を考察し、相性の良いカード等について紹介していきます。
目次
「勇気の天使ヴィクトリカ」の効果考察!
勇気の天使ヴィクトリカめっかわじゃん🤭✨ pic.twitter.com/SMhK6wrbW6
— MATOI@遊戯王 (@MATOI_Yu_Gi_Oh) July 26, 2021
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1400/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札からレベル5以上の光属性モンスター1体を特殊召喚し、
自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のLPを失う。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力はターン終了時まで倍になる。
(2):モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合、
自分の墓地からこのカード以外の天使族モンスター1体を除外して発動できる。
除外したモンスターとレベルが同じ天使族モンスター1体をデッキから手札に加える。
光属性・天使族のレベル4モンスターであり、攻撃力は1400守備力は800です。
レベル・攻守ともにあまり高くないことから属性・種族を参照したサポートカードの恩恵を受けやすいです。
1つ目の効果ですが、自身の特殊召喚成功時に手札からレベル5以上の光属性モンスター1体を特殊召喚し、そのモンスターの攻撃力を倍化する代わりに元々の攻撃力分のライフを失うというものです。
トリガーは自身の特殊召喚ですので、この効果を目的に使用する場合は属性や種族を参照した特殊召喚効果と合わせるのが基本になるでしょう。
特殊召喚できるモンスターはレベル5以上の光属性と指定されていますが、汎用性の高い効果を持つモンスターも多く存在し、このカード自体が光属性デッキか天使族デッキへの採用が主になることも踏まえれば問題にはなりません。
特殊召喚したモンスターは攻撃力が倍化するため、レベルが5以上であることも考えれば4000以上の打点を得ることもそう難しくはありません。
しかし元々の攻撃力が高ければ高いほど自分が失うライフも大きくなるため、ハイリスクハイリターンと言えるでしょう。
攻撃力が低いモンスターを特殊召喚すれば失うライフも抑えられますので、このカードと展開したモンスターを各種召喚方法の素材として使うというのも一つの手です。
元々の攻撃力が0や?のモンスターを特殊召喚できるかどうかは裁定待ちとなっています。
2つ目の効果ですが、モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に自分の墓地から自身以外の天使族モンスター1体を除外することでそのモンスターと同じレベルの天使族モンスター1体をサーチできるというものです。
トリガーはモンスターゾーンで破壊されることですので、能動的に使うなら自爆特攻や自分のカードでの効果破壊をすることになります。
サーチ先の指定はコストとして除外したモンスターと同じレベルの天使族であれば良いため、除外したモンスターと同名モンスターをサーチすることも可能です。
サーチしたモンスターはその後の使用に関しての制限も無いので、自己特殊召喚効果を持つモンスターを引き込んで展開したり、「オネスト」等の手札で発動出来る効果を持つモンスターを引き込んで使っていったりと自由です。
「勇気の天使ヴィクトリカ」と相性の良いカードを紹介!
「シャインエンジェル」「コーリング・ノヴァ」
★ 3枚セット ★遊戯王 日本語版 SD26-JP018 Shining Angel シャインエンジェル (ノーマル)
どちらも戦闘破壊をトリガーにしたリクルーターです。
攻撃力1500以下という指定は共通ですが、前者はリクルート先が光属性と緩い代わりに攻撃表示限定、後者は光属性・天使族に限定されている代わりに表示形式は自由という特徴があります。
「勇気の天使ヴィクトリカ」のリクルート手段として活用できます。
ライフの消費は大きくなりますが自爆特攻することで「勇気の天使ヴィクトリカ」をリクルートし、「勇気の天使ヴィクトリカ」の1の効果で特殊召喚したモンスターで追撃を行うことも狙えます。
またどちらも天使族モンスターですので、「勇気の天使ヴィクトリカ」の2の効果の墓地コストとしても有用です。
「聖夜に煌く竜」
遊戯王 SLT1-JP041 聖夜に煌めく竜 (日本語版 ウルトラレア) – セレクション – SELECTION 10
手札から召喚・特殊召喚に成功した場合の除去効果、闇属性モンスターへの戦闘・効果破壊耐性、攻撃した相手モンスターを一時的に除外し追撃する効果を持つ最上級モンスターです。
「勇気の天使ヴィクトリカ」の1の効果でこのカードを特殊召喚すれば攻撃力は倍の5000となり、加えてこのカード自体の除去効果と追撃効果で相手に大ダメージを与えていけます。
また「聖夜に煌く竜」を中心として動けるテーマ「ホーリーナイツ」はモンスターがレベル4・光属性・天使族で統一されているため、「勇気の天使ヴィクトリカ」の2の効果も活かせます。
「天空聖騎士パーシアス」
遊戯王/天空聖騎士アークパーシアス(ウルトラレア)/ストラクチャーデッキR 神光の波動
手札・墓地からの自己特殊召喚効果、貫通効果、相手に戦闘ダメージを与えた時のサーチ効果を持つ最上級モンスターです。
「勇気の天使ヴィクトリカ」の1の効果で特殊召喚すれば、攻撃力5600の貫通効果持ちモンスターとして攻勢に出ていけます。
戦闘ダメージを与えることで任意のカウンター罠カードをサーチすることも出来るため、「神の○○」シリーズなどの汎用性の高いものを引き込めば次の相手ターンの行動を妨害していけます。
「光神化」
遊戯王/光神化(ノーマル)/ストラクチャーデッキR 神光の波動
手札の天使族モンスター1体を特殊召喚する速攻魔法カードです。
このカードで特殊召喚したモンスターの攻撃力は半減しますが、「勇気の天使ヴィクトリカ」の1の効果を使うためのトリガーとして使う分には問題ありません。
また特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される点も「勇気の天使ヴィクトリカ」の2の効果のトリガーとして使えるため、「勇気の天使ヴィクトリカ」の両方の効果を活かす上で非常に相性が良いです。
あくまで手札から特殊召喚する効果ですので、このカード・「勇気の天使ヴィクトリカ」・「勇気の天使ヴィクトリカ」で特殊召喚したいモンスターと手札消費が増えがちな点には要注意です。
「勇気の天使ヴィクトリカ」は天使族デッキに何枚入れたい?評価は?まとめ!
「勇気の天使ヴィクトリカ」の効果はどちらも単体で機能する物ではありませんが、それ故に使えれば大きなメリットを得ることも狙えるカードと評価できます。
天使族デッキでは種族や属性を参照したサポートカードを採用することも多いため、「勇気の天使ヴィクトリカ」の効果を活かすことはそう難しくないでしょう。
採用枚数に関してですが、デッキのレベル5以上の光属性モンスターの採用枚数や「勇気の天使ヴィクトリカ」のどちらの効果を主に使いたいか等によってもかなり変わってきます。
「勇気の天使ヴィクトリカ」を積極的に活用したいのであれば2枚以上の採用も十分検討できますが、まずは1枚入れて様子を見るというのも有りかと思います。
何にせよ「勇気の天使ヴィクトリカ」は光属性デッキや天使族デッキを作る際の採用候補として一考の価値があるカードですので、入手しておくことをお勧めします。