2022年3月19日に発売予定のデッキビルドパック タクティカル・マスターズにて新規テーマとして「ヴァリアンツ」が登場します。
そこで今回は「ヴァリアンツ」テーマの影響で相場価格が上昇しそうなカードを紹介していきます。
あくまで予想ではありますが、中には既に価格が上がっているものもあるので売買を検討する際の参考にしてみてください。
「ヴァリアンツ」テーマの影響で高騰が予想されるカード5選!
「魔導獣 マスターケルベロス」
遊戯王/魔導獣 マスターケルベロス(アルティメットレア)/エクストリーム・フォース
「魔導獣」テーマの切り札となる最上級ペンデュラムモンスターであり、優秀なサーチ効果や除去効果が強力です。
「ヴァリアンツ」テーマはその特性上ペンデュラムゾーンを空けることが容易ですので、このカードのペンデュラム効果を使うことも狙いやすいです。
ただ、「ヴァリアンツ」テーマはエクストラデッキ以外からは「ヴァリアンツ」モンスターしか特殊召喚できなくなる制約があります。
そのため「魔導獣 マスターケルベロス」のペンデュラム効果で自身を破壊して「魔導獣 キングジャッカル」をサーチ→
「魔導獣 キングジャッカル」のペンデュラム効果で自身を破壊してエクストラデッキの「魔導獣 マスターケルベロス」を特殊召喚、という運用を主に狙うことになります。
「ヴァリアンツ」テーマは回し方次第ではペンデュラムゾーンへのセットを1ターンに複数回行うことからこのカードに魔力カウンターを溜められますし、下記の「軌跡の魔術師」等を使ったコンボではペンデュラム召喚も行えるため上記の運用でエクストラデッキに加わった「魔導獣 キングジャッカル」をペンデュラム召喚してこのカードと並べることも視野に入ります。
除外効果を持つこのカードと制圧力として機能する「魔導獣 キングジャッカル」のセットは「ヴァリアンツ」デッキに無理なく採用できるため、高騰が予想されます。
「軌跡の魔術師」
遊戯王 DIFO-JP048 軌跡の魔術師 (日本語版 プリズマティックシークレットレア) ディメンション・フォース
ペンデュラムモンスターをサーチする効果やペンデュラム召喚をトリガーとした除去効果を持つリンク2モンスターです。
「ヴァリアンツ」モンスターは簡単に自己特殊召喚できることから、ペンデュラム召喚権を温存したままモンスターを展開することは非常に容易なためこのカードのリンク召喚に繋げていけます。
このカードの効果で高スケールのモンスターをサーチし、「ヴァリアンツ」モンスターと合わせてペンデュラムゾーンにセットすればリンク素材に使用した「ヴァリアンツ」モンスターなどをペンデュラム召喚していけます。
ペンデュラム召喚後にはスケールとして使用した「ヴァリアンツ」モンスターをペンデュラム効果で自己特殊召喚させたりと、モンスターを更に展開していけます。
サーチ先の候補としてはスケールが9と高くペンデュラム召喚時に自身をバウンスする「カラテ魂 KURO-OBI」等が有力です。
また除去効果もあるので、相手のフィールドゾーンに置いた「ヴァリアンツ」フィールド魔法カードを相手に利用されたくないのであればこの効果で除去してしまうのも有りでしょう。
その他にもタクティカル・マスターズに再録されている「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」との組み合わせは非常に強力で、「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」を素材に含めてこのカードをリンク召喚したり、その逆にこのカードを使用することで展開したペンデュラムモンスターを素材に「ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム」をリンク召喚したりと、組み合わせ方や出す順番次第でアドバンテージを稼ぎながら展開していけます。
以上のことから「ヴァリアンツ」デッキで大量展開をする際の中継点として非常に有用ですので、価格高騰は十分あり得るでしょう。
「トロイメア・フェニックス」
遊戯王 / トロイメア・フェニックス(スーパー)/ 19SP-JP608 / SPECIAL PACK 20th ANNIVERSARY EDITION Vol.6
リンク召喚成功時に手札1枚をコストにして相手フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊する効果を持つ汎用リンク2モンスターです。
展開力の高い「ヴァリアンツ」でならリンク召喚することは難しくなく、このカードの効果でなら相手のフィールドゾーンに置いた「ヴァリアンツ」フィールド魔法カードを手早く除去できるため利用されるのを防げます。
比較的レアリティは低い方ですが、需要の増加による多少の価格上昇はあるかもしれません。
「神聖魔皇后セレーネ」
遊戯王 LVP3-JP036 神聖魔皇后セレーネ (シークレットレア 日本語版) リンク・ヴレインズ・パック3
自身に魔力カウンターを置く効果と、魔力カウンターを取り除くことで手札・墓地から魔法使い族モンスターを特殊召喚できる効果を持つリンク3モンスターです。
「ヴァリアンツ」モンスターの内半分は魔法使い族モンスターですし、上記の「軌跡の魔術師」の存在もあってこのカードをリンク召喚しやすいです。
魔力カウンターについても、ペンデュラムゾーンにセットしたペンデュラムモンスターや「ヴァリアンツ」フィールド魔法カードの特性もあって最序盤でも3つ以上のカウンターを置くことが可能でしょう。
また、このカードはリンク先が下3つでもあるのでペンデュラムスケールの確保さえできればエクストラデッキから3体のペンデュラムモンスターをペンデュラム召喚することも狙えます。
「アクセスコード・トーカー」等の優秀な高リンクモンスターに繋ぐための中継点として度々使われていることもあり、「ヴァリアンツ」テーマの登場によって更に需要が増えることかと思います。
「ペンデュラム・パラドックス」
【 3枚セット 】遊戯王 日本語版 EXFO-JP061 ペンデュラム・パラドックス (レア)
エクストラデッキの表側表示のペンデュラムモンスターの中からスケールが同じでカード名が異なるモンスター2体を手札に加えられる通常魔法カードです。
メインデッキの「ヴァリアンツ」モンスターはペンデュラムスケールが1で統一されているため、リンク素材やフィールドから融合素材にした「ヴァリアンツ」モンスターをこのカードで手札に戻せます。
そのターン中同名カードの効果を使っていないのであれば、手札に戻した「ヴァリアンツ」モンスターはペンデュラム効果を使うことで再び展開していけます。
「VV~始まりの地~」の2の効果を使えばエクストラデッキの表側表示の「ヴァリアンツ」ペンデュラムモンスターをペンデュラムゾーンに置けるため、このカードと似た運用が可能ですが、あちらはペンデュラムゾーンに置く手段が少なかったりペンデュラム召喚しづらい「ヴァリアンツ」融合モンスター等を選ぶようにすると良いので使い分けは可能です。
こちらもレアリティが高いカードではありませんが、「ヴァリアンツ」テーマとの相性が良いので価格の上昇が予想されます。
まとめ!
「ヴァリアンツ」テーマの影響で高騰が予想されるカードを紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
「ヴァリアンツ」テーマはペンデュラムテーマであり、今回紹介したカード以外にも相性の良いペンデュラム関連のカードやエクストラデッキのモンスターの高騰が予想されます。
私個人の意見にはなってしまいますが、「ヴァリアンツ」テーマは、同じパックに入っているテーマ「神碑(ルーン)」「ラビュリンス」と比べるとデッキ構築の難易度がやや高いテーマなだけあり、どのカードが高騰するのか、予想が難しいところです。
今回紹介したカード以外にも、今後の新規カードなどの登場や、発売後に高騰するカードが出てくる可能性は十分にありますので、「ヴァリアンツ」テーマを組もうか迷っている方は是非、価格の動きを気にしてみると良いかも知れません。(特に相性の良さそうなカードは再録の可能性もありますので、よくよく吟味してみると良さそうです)
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