2019年6月22日にストラクチャーデッキ-リボルバー-が発売することが発表されました。リボルバーといえば、カテゴリに分類されないドラゴン族モンスター、「ヴァレル」リンクモンスター、「ヴァレット」テーマ、そして懐かしの罠カード等が代表として挙げられますが、今回はこれを機に強化されるであろう「ヴァレット」テーマについて考えていきます。
目次
アニメでリボルバーが使う「ヴァレット」がどんなテーマかおさらい!デッキの回し方や組み方は?
アニメ内でリボルバーがマスターデュエル用のデッキ(スピードデュエルでは「ヴァレット」カードは出てこないため)に使っているのが「ヴァレット」テーマでもあります。
「ヴァレル」リンクモンスターと強いシナジーを持っていて、演出からも「ヴァレル」リンクモンスターが銃であり「ヴァレット」モンスターが弾丸であることが分かります。
「ヴァレット」テーマの具体的な特徴としては、リンクモンスターの効果対象になったときに自壊して固有効果を発動でき、戦闘・効果で破壊されたエンドフェイズに自身と同名カード以外の「ヴァレット」モンスター1体をデッキから特殊召喚するという共通効果を持っています。
デッキの組み方ですが、2019年2月25現在で登場している「ヴァレット」テーマカードを使った純構築という前提で紹介します。
「ヴァレット」には優秀な専用サポートカードが数種類存在しているので、積極的に採用していけます。
「ヴァレット」モンスターの展開を強力に補助してくれるフィールド魔法「リボルブート・セクター」、デッキから「ヴァレット」モンスターを特殊召喚できるというシンプルに展開力向上が出来る速攻魔法「クイック・リボルブ」、自分フィールドの「ヴァレット」モンスターを破壊することでトリガーを満たしつつ2枚ドローできる速攻魔法「スクイブ・ドロー」等が主に挙げられます。
専用サポート以外にも「ヴァレット」モンスターがドラゴン族で統一されているという都合上、アニメでリボルバーも使っているドラゴン族汎用サポート効果を持つモンスターや、ドラゴン族サポートとして「竜の霊廟」等の採用をすることで展開へ繋げやすくすると良いでしょう。
次にデッキの回し方を簡単に紹介していきます。
「ヴァレット」モンスターはステータスが低いため、打点などは必然的にエクストラデッキのモンスターに頼ることになります。
専用サポートカードや他に採用したドラゴン族サポートカードでモンスターを展開し、リンクモンスターに繋げます。
「ヴァレット」モンスターは固有効果で除去か相手モンスターの無力化が出来ますので、「ヴァレル」リンクモンスター以外にも「ブースター・ドラゴン」等で積極的に効果を使うことで盤面の有利化と戦線の維持を同時に狙いましょう。
また「ヴァレット」モンスターの後続を出せる効果を利用し、相手ターン中にも「スクイブ・ドロー」を使ったサクリファイスエスケープや「激流葬」による相手も巻き込んだ一掃などをすれば更にアドバンテージを稼げます。
またコチラの別途記事では、他にも「ヴァレット」モンスターと相性の良いカードを紹介しております!
また最後にはリボルバー様お得意の罠カードについても考察しております!!
混合デッキが組まれるほど優秀!出張テーマ一覧!!
「真紅眼の黒竜」混合型
闇属性・ドラゴン族という点で「ヴァレット」テーマと共通しているため、組み合わせやすい混合デッキです。
「真紅眼の黒竜」が通常モンスターなので「竜の霊廟」によって2枚墓地肥やしがしやすく、条件を満たせば自己蘇生が出来る「霊廟の守護者」も一緒に墓地へ送ればその後の展開に繋げられます。
また「真紅眼の黒竜」がレベル7であるため、「ヴァレット・シンクロン」で蘇生すれば即座に闇属性レベル8シンクロモンスターへ繋げられる点は使いやすく強力です。
またコチラの別途記事では「真紅眼の黒竜」デッキの紹介を行なっております。
「ヴァレット」を出張させる際は大幅な構築の改善が必要ですが、「ヴァレット・シンクロン」と相性が良い良テーマです!
「覇王眷竜」混合型
「覇王眷竜ダークヴルム」は、自己蘇生効果を持ちつつ「覇王門零」をサーチ出来るので下級モンスターのペンデュラム召喚を狙えます。
「覇王眷竜ダークヴルム」の効果を使うには自分フィールドにモンスターがいない必要がありますが、後続が出てくるのがエンドフェイズである「ヴァレット」なら「スクイブ・ドロー」等で能動的に状況を作ることが可能です。
「守護竜」へのセット出張
主な出張セットしては「クイック・リボルブ」と「ヴァレット」モンスターになります。
「クイック・リボルブ」でデッキから特殊召喚した「ヴァレット」モンスターは「守護竜」リンクモンスターのリンク素材となれます。
またレベル1の「ヴァレット・シンクロン」であれば「リンクリボー」のリンク素材にすることで「守護竜」リンクモンスターの効果発動条件である、2体以上のリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドを作りやすいです。
コチラの記事では「守護竜」デッキの紹介を行なっております!
リボルバーのストラクチャーデッキは期待できそう?
元より「ヴァレット」デッキは環境入りこそしていないものの、デッキ構築をしっかり考えれば普通に回せる上に「ヴァレル」リンクモンスターが強力なので特別弱いテーマデッキというわけでもありませんでした。
それが今回の新規カード(エクストラデッキ強化パックも有り)で強化されるわけですから、かなりの性能が期待できるかと思います。
ファンとしては嬉しいですし、「ヴァレット」だけでなくドラゴン族をサポート出来るカードも新規で登場するかもしれないのでドラゴン族デッキを持っている人なら注目したほうが良いでしょう。