11月10日発売予定のデュエリストパック-レジェンドデュエリスト編4-に「列車」関連の新規カードが収録することが判明しました。
新カードの紹介や「列車」デッキについておさらいしていきたいと思います。
レジェンドデュエリスト編4の新規「列車」カードについて
まずは新規の「列車」カードを紹介していきます。現状判明しているのは5種類で、カード番号や同じパックに収録される他のテーマの新規カードを見る限りこれ以上増えないかと思います。
「超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ」
エクシーズ・効果モンスター ランク11/地属性/機械族/攻4000/守4000 レベル11モンスター×3 「超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ」は1ターンに1度、 自分フィールドのランク10の機械族Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。 (1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 このカードの攻撃力・守備力は2000アップする。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分はこのカードでしか攻撃宣言できない。 (2):このカードは1度のバトルフェイズ中にこのカードのX素材の数+1回までモンスターに攻撃できる。
ランク11のXモンスターでランク10の機械族Xモンスターに重ねてX召喚出来ます。
一つ目の効果はターン1でX素材を一つ使って攻撃力2000アップというものです。
元の攻撃力が4000ありますので効果を使えば攻撃力6000という正に超弩級の名に相応しい高火力になります。
二つ目の効果はX素材の数+1回モンスターに攻撃できるという効果です。
ランク10に重ねて出した場合は素材は三つですので、一つ目の効果を使った後なら攻撃力6000でモンスターに3回攻撃が可能という1ターンキルすら射程範囲にする強力さです。
「弾丸特急バレット・ライナー」
効果モンスター 星10/地属性/機械族/攻3000/守 0 このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドのモンスターが機械族・地属性モンスターのみの場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 (2):このカードの攻撃宣言の際に、自分はこのカード以外の自分フィールドのカード2枚を墓地へ送らなければならない。 (3):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、 「弾丸特急バレット・ライナー」以外の自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に加える。
レベル10の機械族モンスターで、効果は三つあり自身を特殊召喚するものと自身の攻撃に制約があるというもの、墓地へ送られた時に墓地の機械族を手札に加えるというものです。
簡単に自身を特殊召喚できるためランク10のX素材として活用しましょう。三つ目の効果はX素材として墓地へ送られた時にも発動する効果なので、積極的に使っていくことをおすすめします。
「爆走軌道フライング・ペガサス」
効果モンスター 星4/地属性/機械族/攻1800/守1000 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、 「爆走軌道フライング・ペガサス」以外の自分の墓地の機械族・地属性モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。 (2):このカード以外の自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターとこのカードのレベルは、その内の1体のレベルと同じになる。 この効果を発動するターン、自分はXモンスターでしか攻撃宣言できない。
レベル4の機械族モンスターで、召喚・特殊召喚時に墓地の地属性・機械族を特殊召喚する効果とレベルを統一する効果の二つを持ちます。
蘇生するモンスターのレベルに制限はないためレベル10のモンスターを出し、二つ目の効果を使えばランク10の素材がフィールドに並びます。緩い条件でランク10へ繋げられるため、「列車」デッキなら間違いなく重宝するカードでしょう(スーパーレアという点に目を瞑ればですが)。
「緊急ダイヤ」
速攻魔法 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合に発動できる。 機械族・地属性の、レベル4以下のモンスター1体とレベル5以上のモンスター1体を デッキから効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。 このカードを発動するターン、自分は機械族モンスターでしか攻撃宣言できない。 (2):フィールドにセットされたこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから機械族・レベル10モンスター1体を手札に加える。
速攻魔法で、条件を満たせばデッキから地属性・機械族モンスター2体を特殊召喚できる効果とセットされたこのカードが墓地へ送られた場合にデッキからレベル10・機械族モンスターをサーチする効果があります。
このカード1枚で2枚のアドバンテージを得られるカードであり、機械族以外は攻撃できないというデメリットは相手ターンに発動すれば関係なくなります。
効果が無効な上にレベルが異なるためシンクロやリンクに繋げると良いでしょう。二つ目の効果は自分では発動しにくいので使えたら良い程度かと思います。
永続罠 (1):1ターンに1度、自分フィールドの機械族XモンスターのX素材を任意の数だけ取り除き、 その数だけフィールドのカードを対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 (2):このカードが墓地に存在する状態で、 自分フィールドの機械族Xモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合、 自分の墓地からこのカードと機械族Xモンスター1体を除外して発動できる。 除外したモンスターのランク×200ダメージを相手に与える。
「掃射特攻」
永続罠で、一つ目の効果はターン1で機械族Xモンスターの素材を任意の数だけ取り除いてその数までフィールドのカードを破壊出来ます。
二つ目の効果はこのカードが墓地にある状態で機械族Xモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合、墓地の機械族Xモンスターとこのカードを除外してそのランク×200ダメージを与えるというものです。
除去効果も強力ながら効果ダメージも大きく、「列車」なら2000以上のダメージを確実に狙えます。相手のLPが2000以下なら、相手が機械族Xモンスターを除去して来た時に一つ目の効果をチェーン発動してこのカードを破壊すれば、二つ目の効果発動条件を満たしてカウンター的に止めを刺せます。
「列車」関連のカードは名前で統一されていないことから他の機械族デッキにも出張が簡単なので、「列車」以外に機械族デッキを持っている方はそちらを考えてみても良いかもしれません。
「列車」と相性の良いカードをおさらい
「列車」テーマは地属性・機械族で統一されていることもありサポートカードは豊富にある他、レベル10のモンスターは自身を特殊召喚できる効果を持つものも多いです。相性が良いカードは多すぎて困るくらいですが、ここではその一部を用途別に紹介していきます。
手札補充:「アイアンドロー」、「ブレイク・ドロー」
サーチ・後続:「ゴールド・ガジェット」、「機甲部隊の最前線」
攻撃力UP・高攻撃力:「リミッター解除」、「偉大魔獣 ガーゼット」
自身を特殊召喚できるレベル10モンスター:「ドラゴエディア」「Sin サイバー・エンド・ドラゴン」
「列車」デッキの回し方
「列車」デッキのコンセプトはランク10のXモンスターへ繋いで、高い効果ダメージや戦闘ダメージを与えて相手のライフを0にすることです。
その特性上レベル10モンスターを並べることに関しては多くのテーマの中でも一番です。
またレベル10のモンスターはどれも攻守が高いので、Xモンスターに繋げられなくても壁や攻撃手段に十分使えるのも魅力です。
前述したカード以外にも機械族サポートは多いので、相手より早く盤面を揃えて速攻でデュエルを決めに行くのが確実でおすすめです。
コチラでは強化された「列車」デッキの紹介も行っておりますのでパワフルな1キルデッキを組みたい方は是非オススメのテーマとなっております。
コチラではリンクヴレインズパック2で登場した新規「列車」リンクモンスターの考案と考察について紹介しております。