2022年4月23日に発売予定の基本パック パワー・オブ・ジ・エレメンツにて新規テーマ「ティアラメンツ」が登場します。
イラストアドが高いテーマということもあって話題となっているテーマであり、様々なテーマとの組み合わせ方や運用法が考えられています。
そこで今回は「ティアラメンツ」登場の影響でシングル価格が上がりそうなカードについて予想していきます。
中には既に値段が上がっているカードもありますので、「ティアラメンツ」テーマに興味があるという人は是非参考にしてみてください。
「ティアラメンツ」の影響で高騰が予想されるカード6選を紹介!
「絶海のマーレ」
遊戯王 DIFO-JP030 絶海のマーレ (日本語版 レア) ディメンション・フォース
水族モンスター専用の墓地肥やし効果を持っており、水族の「ティアラメンツ」モンスターを墓地へ送ることであちらの効果を使って融合召喚を行えるため相性が良いです。
実質的にこのカード1枚からその後の動きに役立つ「ティアラメンツ・キトカロス」を融合召喚できますし、「ティアラメンツ・キトカロス」の効果で墓地肥やしを行うことでさっき使用したものとは別の水族の「ティアラメンツ」モンスターを墓地へ送れれば後述する「捕食植物ドラゴスタぺリア」の融合召喚も狙えます。
上記のように展開の起点となれることからこのカードに召喚権を割く価値は十分にあるため、レアリティ自体は高くないもののシングル価格が着実と上がってきています。
「ヴィサス=スタフロスト」
ディメンションフォース ヴィサス=スタフロスト プリズマレア
自身とは属性と種族が異なるモンスターを破壊して手札から自己特殊召喚できる上級モンスターのチューナーです。
いくつかの「ティアラメンツ」カードのサポートの恩恵を受けることができ、水族の「ティアラメンツ」モンスターを破壊して自己特殊召喚すればあちらの持つ融合効果を能動的に使用することが可能です。
「スケアクロー」と同じく、「ティアラメンツ」も「ヴィサス=スタフロスト」をメインとしたイラストストーリーに登場するテーマになります。
前回の基本パックから連続して登場したこともあり、今後もイラストストーリーが続くほど利用価値が上がるであろう「ヴィサス=スタフロスト」を今のうちに手に入れておこうと考えるユーザーもいることから高騰が予想されます。
「捕食植物ドラゴスタぺリア」
遊戯王/第10期/DP22-JP053 捕食植物ドラゴスタペリア
融合モンスターと闇属性モンスターで融合召喚でき、フリーチェーンで捕食カウンターを置く効果と捕食カウンターが置かれた相手モンスターの発動した効果を無効化する効果を持っています。
「ティアラメンツ」テーマでは「ティアラメンツ・キトカロス」を素材に含めることでこのカードを融合召喚できるため、制圧要員としての採用が見込めるカードとなります。
運要素はあるものの、上手くいけば「ティアラメンツ・ハゥフニス」を使うことで相手の先攻1ターン目中にこのカードの融合召喚まで繋ぐことも可能ではあります。
Vジャンプの付属カードとして登場した際のウルトラレア仕様のこのカードは流通量があまり多くないため高騰しやすいでしょう。
「隣の芝刈り」(2022年4月現在では準制限カード)
隣の芝刈り スーパーレア 遊戯王 レアリティコレクション 20th rc02-jp041
相手のデッキと同じ枚数になるように自分のデッキのカード墓地へ送れる魔法カードです。
出来るだけ多く墓地肥やしをするにはデッキの枚数を60枚にする必要はありますが、「ティアラメンツ」モンスターが持つ効果で墓地へ送られた場合に発動できる効果を複数使用することも狙えます。
「ティアラメンツ」モンスターの効果にはカード名ターン1指定がある点には要注意ですが、運次第ではこのカード1枚から最大3体の融合モンスターを融合召喚することも可能なため期待値は大きいです。
デッキの枚数が同じになることにより2枚目のこのカードは腐りやすいというのが通例ですが、「ティアラメンツ」モンスターの効果で融合召喚する場合素材に使ったモンスターはデッキに戻るため、2枚目のこのカードも複数の墓地肥やしが出来るカードとして機能し得る点でも相性が良いです。
相性の良い融合テーマとの混合構築を考える際にはこのカードを含めて60枚の構築にするというのも一つの手なこともあり、レアリティが高いカードであることも含めて高騰する可能性は十分あるでしょう。
「名推理」
遊戯王カード 名推理(ノーマル) ロスト・サンクチュアリ(SR12) | ストラクチャーデッキR 通常魔法 ノーマル
相手にレベルを宣言させ、デッキトップからカードをめくって最初に出た通常召喚可能なモンスターが宣言と違うレベルだったら特殊召喚できる通常魔法カードです。
墓地肥やしカードとしても使えるこのカードですが、メインデッキの「ティアラメンツ」モンスターはいずれも通常召喚が可能なモンスターであるため「インフェルノイド」等のような大量墓地肥やしにはなり辛いです。
そのためこのカードを「ティアラメンツ」デッキで使う場合には、採用した別テーマのモンスターの墓地肥やしをしたり「ティアラメンツ」罠カードを複数枚墓地へ送れることを狙うことになるかと思います。
「ティアラメンツ」罠カードは効果で墓地へ送られることをトリガーに、それぞれ異なる場所から「ティアラメンツ」モンスターを手札に加えられるためハンドアドバンテージを稼ぐことが狙えます。
メインデッキの「ティアラメンツ」モンスターはレベルが1~4とバラけていることからこのカードの効果で特殊召喚に成功する可能性も十分あるため、ランダムのリクルートとして見て「ティアラメンツ」モンスターのフィールドで発動する効果を活用する上でも利用していけるでしょう。
レアリティ自体は高くないカードですが、恩恵を受けられるテーマデッキが複数あることもあり需要が増えやすいカードであるとも言えます。
「簡易融合」(2022年4月現在では制限カード)
遊戯王/簡易融合(ノーマル)/デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2-
1000ライフをコストにレベル5以下の融合モンスター1体を特殊召喚できる通常魔法カードです。
効果は無効にならないので、レベル5の「ティアラメンツ・キトカロス」を特殊召喚して効果を使うことでアドバンテージを稼ぐために活用していけます。
「ティアラメンツ・キトカロス」は「ティアラメンツ」デッキを回す上で重要な役割を担っていることもあり、安定力の観点からも手札1枚から「ティアラメンツ・キトカロス」を出せる手段は多いに越したことはありません。
レベル5以下の融合モンスターが登場するたびに利用価値が上がっているカードでもあり、レアリティが高いものはより高騰しやすいかと思います。
まとめ
「ティアラメンツ」の影響で高騰するカードを紹介してきましたが、いかがでしょうか?
「ティアラメンツ」はイラストアドも高く、人気テーマになることが予想されますので、」「ティアラメンツ」テーマを組もうか迷っている方は、相性の良いカードを見つけたら、早めに集めて置いたり、今回紹介した相性の良いカード以外に相性の良いカードを探してみることをおすすめします。
「ヴィサス=スタフロスト」をメインとしたイラストストーリーが存在するので、今後も強化が期待できるテーマですので、「ティアラメンツ」テーマが気になる方や、組む予定のある方に、今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
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