2022年8月20日に発売するデッキビルドパック アメイジング・ディフェンダーズでは「R-ACE(レスキュー・エース)」「ピュアリィ」「御巫(みかんこ)」の3種の新規テーマが登場します。
3テーマは特徴も動き方も大きく異なっており、性能だけでなくイラストアドの面でも多くのユーザーから注目を集めています。
そこで今回は
アメイジング・ディフェンダーズの影響でシングル価格
が上がりそうなカードを紹介していきますので、今回の新規テーマが気になっているという人はぜひ参考にしてみてください。
アメイジング・ディフェンダーズの影響で高騰が予想されるカードを紹介!
「聖騎士の追想 イゾルデ」
遊戯王/聖騎士の追想 イゾルデ(シークレットレア)/LINK VRAINS PACK
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/戦士族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】
戦士族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。
このターン自分は、この効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、
そのモンスター効果も発動できない。
(2):デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。
墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
「R-ACE」と「御巫」の両方のテーマと相性が良いカードとして注目されています。
「R-ACE」では、相手ターン中でも効果を発動できる戦士族の「R-ACE」モンスターをサーチしたり、戦士族モンスターをリクルートして更なる展開に繋ぐことも狙えます。
「御巫」では、装備カードを活用する上に採用が検討できる「ゴッドフェニックス・ギア・フリード」をサーチして次の自分のターンに備えたり、「焔聖騎士-リナルド」をリクルートすることで展開しつつも装備魔法カード1枚を事実上のサーチすることも可能です。
3種の新規テーマの内2テーマと相性が良いことや高レアリティのカードもあることから価格の上昇はしやすいかと思われます。
「ピリ・レイスの地図」
遊戯王 AC01-JP023 ピリ・レイスの地図 (日本語版 コレクターズレア) ANIMATION CHRONICLE 2021
通常魔法
(1):自分メインフェイズ1開始時に発動できる。
デッキから攻撃力0のモンスター1体を手札に加え、自分のLPを半分にする。
このカードの発動後、次のターンの終了時まで、
自分はこの効果で手札に加えたモンスターまたはその同名カードの召喚に成功しない限り、
そのモンスター及びその同名カードの効果を発動できない。
こちらも「R-ACE」と「御巫」の両方のテーマと相性が良いカードになります。
「R-ACE」では、テーマのキーカードである「R-ACEハイドラント」のサーチ手段として使うことができるため、利用したい「R-ACE」速攻魔法カードや「R-ACE」罠カード次第ではライフ半減のデメリットを負う価値は十分にあると言えます。
「御巫」では、攻守が0で統一された「御巫」モンスターをサーチするのに使えるため、残り手札の「御巫」装備魔法カード等の状況に応じたカードを引き込めます。
ライフ半減は重いものの、「御巫」では上手くいけば反射ダメージによるワンターンキルも狙えるため一気に短期決戦を仕掛けていけるならそこまで気にせずに済むでしょう。
同じく2テーマと相性が良いカードであり、レアリティの高さや再録されたことがないことから価格の上昇が予想されます。
「スプライト・ブルー」
遊戯王 POTE-JP003 スプライト・ブルー (日本語版 プリズマティックシークレットレア) パワー・オブ・ジ・エレメンツ
効果モンスター
星2/闇属性/雷族/攻1100/守1000
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにレベル2またはランク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「スプライト・ブルー」以外の「スプライト」モンスター1体を手札に加える。
「ピュアリィ」はテーマの特徴のどの部分に注目するかなどで相性の良いカードが変わってくるのですが、その中の一つに「スプライト」と混合構築にしてみるのはどうかという意見もあります。
このカードは「スプライト」テーマのキーカードであり、素早くレベル2モンスターを並べてランク2の「ピュアリィ」エクシーズモンスターへ繋げることが可能です。
テーマ自体のコンセプトでもあるとはいえ「ピュアリィ」テーマは「ピュアリィ」の存在に依存しがちなこともあるため、「ピュアリィ」に頼らずとも「ピュアリィ」エクシーズモンスターを用意できる手段があるというのは「ピュアリィ」魔法・罠カードを使う上でも有難いことではあります。
実際に「ピュアリィ」と「スプライト」の混合構築がどれくらい作られるかは現状では分かりませんが、「スプライト」は大会環境でも活躍中のテーマデッキなこともあるのでキーカードであるこのカードの価格は上がりやすいかと思います。
「天霆號アーゼウス」(2022年8月現在では制限カード)
遊戯王 PHRA-JP045 天霆號アーゼウス (日本語版 プリズマティックシークレットレア) ファントム・レイジ
エクシーズ・効果モンスター(制限カード)
ランク12/光属性/機械族/攻3000/守3000
レベル12モンスター×2
「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、
自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカードが
戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキ・EXデッキからカードを1枚選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。
コストや効果でエクシーズ素材を取り除くことがなく、 比較的簡単にエクシーズ素材を増やせるランク2の「ピュアリィ」エクシーズモンスターとは相性が良いです。
高い攻守は戦力としても十分であり、フリーチェーンで使える一掃効果は強力の一言です。
上記でも触れたようにレベル2モンスターの展開も出来るようにした構築の「ピュアリィ」なら、このカードを出すための条件を満たすために使いやすい「神騎セイントレア」や「No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート」等とセットで採用するというのも有りでしょう。
その高い汎用性と強力さは多くのユーザーの知る所であり、レアリティの高さと需要と多さから更なる価格上昇が起きる可能性はあります。
「宣告者の神巫」
チューナー・効果モンスター
星2/光属性/天使族/攻 500/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキ・EXデッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る。
このカードのレベルはターン終了時まで、そのモンスターのレベル分だけ上がる。
(2):このカードがリリースされた場合に発動できる。
手札・デッキから「宣告者の神巫」以外のレベル2以下の天使族モンスター1体を特殊召喚する。
「ピュアリィ」と「御巫」の両方のテーマと相性が良いカードとして注目されています。
「ピュアリィ」では、 1の効果でデッキから「トリアス・ヒエラルキア」を墓地へ送りあちらを自己蘇生するためにこのカードをリリースすることで、2の効果で「ピュアリィ」のリクルートが狙えます。
上記の動きなら「ピュアリィ」デッキの1枚初動となれるため、採用価値は大いに高いと言えます。
「御巫」では、1の効果で「虹光の宣告者」を墓地へ送りあちらの効果で「オオヒメの御巫」をサーチすることが狙えます。
それに加えてレベル6となったこのカードを「オオヒメの御巫」の儀式素材に使用して2の効果を使ったり、「オオヒメの御巫」と並べることで
「アルティマヤ・ツィオルキン」・レベル12シンクロ・ランク6エクシーズ等
に繋げることも可能です。
本の付属カードとして登場して以降一度も再録されておらず、元々のイラストアドの高さに加えて利用価値も確実に上がってきているカードなこともあって価格高騰が予想されます。
「昇華騎士-エクスパラディン」
遊戯王 SR09-JP002 昇華騎士-エクスパラディン (日本語版 スーパーレア) STRUCTURE DECK R -ウォリアーズ・ストライク-
効果モンスター
星3/炎属性/戦士族/攻1300/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキから戦士族・炎属性モンスターまたはデュアルモンスター1体を選び、
攻撃力500アップの装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):デュアルモンスターを装備したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
その装備していたデュアルモンスターを墓地から可能な限り自分フィールドに
このカードと「チューン・ナイト」とセットで採用すれば、手っ取り早く戦士族モンスターを展開して先述した「聖騎士の追想 イゾルデ」をリンク召喚することが狙えます。
炎属性・戦士族である故に今回のアメイジング・ディフェンダーズにて再録される「増援」と「『焔聖剣-デュランダル』」の両方に対応していますし、少ない消費で「聖騎士の追想 イゾルデ」を出すギミックの中では比較的デッキ・エクストラデッキの圧迫が少ないことから出張セットとしても比較的組み込みやすいギミックと言えます。
このカードも再録されたことがなく、レアリティも高いカードなため価格の上昇はあり得るでしょう。
まとめ!
2022年発売するデッキビルドパック アメイジング・ディフェンダーズの影響でシングル価格の高騰が予想されるカードをいくつか紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回紹介したカードはあくまでも予想にはなりますが、いずれもデッキビルドパック アメイジング・ディフェンダーズに収録されるテーマと相性の良いカードです。
デッキビルドパック アメイジング・ディフェンダーズを購入予定の方も、シングルで購入を検討している方も、是非今回紹介したカードの中で気になるカードがございましたら、購入を検討してみてはいかがでしょうか?
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