2019年7月13日に発売予定の基本パック、カオス・インパクトに「天威」テーマの強化として「天威龍-アシュナ」が収録されることが判明しました。
今回はそんな新たな「天威」モンスターである「天威龍-アシュナ」について考えていきます。
新規「天威」モンスター!「天威龍-アシュナ」の考察と考案!
【7/13(土)発売 CHAOS IMPACT(カオス・インパクト)】に✨『天威龍-アシュナ』✨が収録❗️
🍃龍脈の地に宿る気=「天威龍」🍃#遊戯王 #VRAINS pic.twitter.com/41qjeW23Kl
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2019年5月20日
効果モンスター 星7/光属性/幻竜族/攻1600/守2600 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在する場合、 手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。 デッキから「天威龍-アシュナ」以外の「天威」モンスター1体を特殊召喚する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は幻竜族モンスターしか特殊召喚できない。
レベル7の光属性・幻竜族で、攻撃力は1600守備力は2600です。
効果は2つ持っており、このカード名の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できません。
1つ目の効果は自分フィールドに効果モンスターが存在しない場合に、手札の自身を特殊召喚できる効果です。
2つ目の効果は自分フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在する場合に手札・墓地の自身を除外して発動でき、デッキから自身と同名モンスター以外の「天威」モンスター1体を特殊召喚します。
この効果の発動後、ターン終了時まで幻竜族モンスターしか特殊召喚できなくなります。
「天威」モンスターとしてはレベル7は2体目であり、光属性は初になります。
攻撃力はそこまで高くないので効果を当てにするもしくは各種召喚方法の素材に使ってしまうと良いでしょう。
1の効果は「天威龍」共通の自己特殊召喚効果であり、最上級モンスターでありながら特殊召喚は容易です。
相手フィールドにモンスターが2体以上いて自分フィールドにモンスターがいないという状況であれば「ダイナレスラー・パンクラトプス」と組み合わせてランク7のエクシーズモンスターを出すことも可能です。
2の効果は「天威龍」の固有効果であり、発動条件の自分フィールドに効果モンスター以外のモンスターが必要であり自身を除外する点は同じです。
効果自体は「天威」モンスターのリクルート効果であり、墓地からでも発動できるため1の効果で特殊召喚した自身を使って効果モンスター以外のリンクモンスター等を出した後に使えばモンスターの展開が出来ます。
制約として発動後は幻竜族モンスター以外特殊召喚できなくなるため、幻竜族モンスター以外を出したい場合はこの効果を使う前に出しておくと良いでしょう。
制約を気にしなくていい幻竜族を主軸としたデッキであれば展開力の向上に大きく貢献できます。
「天威龍-アシュナ」と相性の良いカードは?
「天威龍-アーダラ」
「天威」モンスターのレベル1チューナーであり、固有効果では除外されている自身以外の「天威」モンスターを手札に加えられます。
「天威龍-アシュナ」と様々な用途で噛み合うため相性が良いです。
一緒に手札に来たならまず「天威龍-アシュナ」を特殊召喚して「天威龍-アーダラ」を通常召喚して「天威の龍鬼神」をシンクロ召喚もしくは効果を持たないリンクモンスターをリンク召喚して墓地の「天威龍-アシュナ」の効果で好きな「天威」モンスターをリクルート後「天威龍-アーダラ」の効果で「天威龍-アシュナ」を手札に戻せます。
「天威龍-アシュナ」だけが手札に来た場合でも似た運用が可能であり、自己特殊召喚した後効果を持たないリンクモンスターの素材にした「天威龍-アシュナ」の2の効果で「天威龍-アーダラ」をリクルートし、更なるリンク召喚にした後「天威龍-アーダラ」の固有効果で「天威龍-アシュナ」を手札に戻せます。
「天威龍-アシュナ」を起点にした展開ルートで最後に「天威龍-アーダラ」の固有効果で「天威龍-アシュナ」を手札に戻すことで次の自分のターンも同じコンボが使えるため消費枚数的な意味でも優秀です。
「天威の拳僧」
リンク1の効果を持たないリンクモンスターです。
1の効果で自己特殊召喚した「天威龍-アシュナ」をリンク素材として出すには最適であり、リンク素材として墓地へ行った「天威龍-アシュナ」の効果を使うことで「天威」モンスターをリクルートすることで更なるリンク召喚をするためのキーカードでもあります。
「天威龍-アシュナ」の2の効果でリクルートした「天威」モンスターと「天威の拳僧」で「天威の龍仙女」をリンク召喚→「天威の龍仙女」の効果により手札コスト1枚を使い先ほどリクルートした「天威」モンスターを蘇生し2体で「天威の鬼神」をリンク召喚ができます。
結果的に手札消費2枚で「天威の鬼神」へと繋げられるため消費枚数を少なく出来るという大きなメリットがあります。
「救援光」
800ライフを払うことで除外されている光属性モンスター1体を手札に加えるという通常魔法カードです。
2の効果を使った際に除外された「天威龍-アシュナ」を手札に戻す手段として使えるカードになります。
手札に戻す方法としては前述した「天威龍-アーダラ」もありますが、こちらは光属性限定であるため「天威龍-アーダラ」の回収効果を別の「天威」モンスターに当てられます。
「天威龍-アシュナ」以外に光属性の「天威龍」がいないため専用になってしまうものの、「天威龍」モンスターの固有効果を使いすぎて弾切れにならないように使ってみるというのも悪くないでしょう。
「天威龍-アシュナ」の採用枚数は?評価は?
固有効果が専用である上に使ったターンには制約もあるため汎用性は期待できないものの、コンボの起点として使うにはかなり優秀な効果であり「天威」デッキにおいては展開ルートのキーカードとも言えるほど性能が高い、というのがこのカードの評価になります。
採用枚数ですが、純「天威」デッキで採用する枠があるのであれば3枚積みするのも十分有りだと思います。
枠がないのであっても最低2枚は採用しておきたいというほど、デッキ運用のしやすさにも関わるカードと言えるでしょう。