海外の遊戯王である【遊戯王TCG】のリミットレギュレーション(2022年2月7日)適用の禁止制限内容が発表されました。
今回の内容は結論から言ってしまえば、
禁止カード4枚
制限カード7枚
準制限カード5枚
制限解除カード6枚
となっております。
今回の海外のリミットレギュレーションで規制と緩和を受けたカードは合計17枚とかなり多めではありますが、日本の遊戯王OCGとは別の方向性であることが窺える内容です。
今回の海外遊戯王である【遊戯王TCG】の2022年2月7日に適用される、リミットレギュレーションを見ていくと同時に個人的な感想も述べていきたいと思います。
目次
2022年2月7日から適用される【遊戯王TCG】の内容
Attention Duelists!
The #YuGiOhTCG Forbidden & Limited List has been updated!
These changes go into effect on 7th of February, 2022. Full list can be found at: https://t.co/0xZbGodFK6#YUGIOH #ImperialOrder #FairyTailSnow #FusionDestiny #SkillDrain pic.twitter.com/umrGbHE7iM— Yu-Gi-Oh! Card Games (KONAMI Europe) (@YuGiOhCardEU) January 27, 2022
冒頭でも紹介した通り、2022年2月7日に適用されるリミットレギュレーションの対象になったカードは合計で17枚と多めです。
禁止カード4枚
制限カード7枚
準制限カード5枚
制限解除カード6枚
今回対象になったカード達を見ていくと共に、「なぜ規制対象になったのか?」「緩和になった理由」を個人的な視点から考察していくと共に、感想も述べていきたいと思います。
禁止カード4枚
・「アークネメシス・プロートス」
・「イーバ」
・「王神鳥シムルグ」
・「王宮の勅命」
今回【遊戯王TCG】禁止カード入りしたのは、上記4枚のカードです。
内容から見る限り、前回も規制対象になった「トライブリゲード」関係がここに来て、またも弱体化という形になりました。
「トライブリゲード」に関しては、日本でも「LL」と組み合わせるデッキが相性が良く、使われる場面が多いことから、海外でも規制対象になったことが伺えます。
「王神鳥シムルグ」に関しては、日本では、今のところ規制を受けていないカードではありますが、「トライブリゲード」と「LL」の組み合わせを懸念しての禁止カード化というところなのでしょう。(個人的にはデッキに使う機会が多いカードなので、日本で禁止になってしまうと困ってしまうところでございます(汗))
「アークネメシス・プロートス」については、日本でも「相剣」テーマが登場したことで、再評価されたカードの1枚で、「相剣」+「天威」の複合デッキなどに採用されているカードであります。
「相剣」に関しては、日本の環境でも上位に結果を残しているテーマでありますが、「アークネメシス・プロートス」はノーマークであるだけに、今後日本でも、もしかしたら禁止になる可能性は0ではないかも知れませんね。
また海外では「ドライトロン」テーマが結果を出していることもあり「イーバ」は前回の制限規制から今回で禁止カード入りとなりました。
しかし、「イーバ」が禁止になったとしても「ドライトロン」テーマを組むこと自体は十分に可能ですので、今後海外環境から姿を消すか、残り続けるのかが楽しみなところです。
そして、最後は「王宮の勅命」ですが、エラッタはされたものの、強力なカードであることには変わりはなかったものの、海外では禁止カード入りになったことが個人的に驚くところです。
この影響が日本にも響いてくるのか、今後の見どころかも知れません。
制限カード7枚
・「亡龍の戦慄-デストルドー」
・「妖精伝姫-シラユキ」
・「アストログラフ・マジシャン」
・「月光虎」
・「LL-リサイト・スターリング」
・「モンスターゲート」
・「強欲で貪欲な壺」
「亡龍の戦慄-デストルドー」「妖精伝姫-シラユキ」「アストログラフ・マジシャン」「月光虎」
の合計4枚が禁止カードから制限カードへと緩和する形になりました、
「アストログラフ・マジシャン」については、今後制限カードからの緩和は難しいと思う一方で残りの3枚に関しては、今後も緩和されることが予想できます。
「LL-リサイト・スターリング」の制限カード化についてはやはり「トライブリゲート」の影響が考えられます。
今回の制限カードの内容は緩和カードが多い一方で、規制強化されたカードは「単体で見ても強いカードが規制された」という印象を受けました。
準制限カード5枚
・「ヒーローアライブ」
・「フュージョン・デステニー」
・「天底の使途」
・「転生炎獣の炎陣」
・「スケープ・ゴート」
今回の準制限の結果について、驚いた人が多いのではないかと思います。
やはり、理由としては日本で一発で禁止カードになった「フュージョン・デステニー」の準制限という点ではないでしょうか?
「フュージョン・デステニー」の出張性能については、現役の遊戯王プレイヤーであれば、嫌というほど、もう飽きたと言わんばかりに痛感していることかと思います。
遊戯王TCGでは一旦様子見ということで、準制限という処置をとったのでしょうか?
気になるところではありますが、恐らく次には日本同様に禁止カード化しているのではないかと予想されます。
制限解除
「未界域のネッシー」
「レッドアイズダークネス・メタル・ドラゴン」
「EM ドクロバット・ジョーカー]
「緊急テレポート」
「サンダー・ボルト」
「スキルドレイン」
制限解除になったカードについては、日本と比べると似ている部分が多い印象でした。
しかし、驚いたのがやはり、「サンダーボルト」の無制限化という点です。
全体除去かつ、ノーコストで打てる「サンダーボルト」ですが、日本で制限カード化した時には話題にはなりましたが、最近では他の汎用性の高いカードや枠の関係上、「サンダーボルト」と採用していないデッキも多く見かけることがあります。
(「サンダーボルト」自体は魅力的なカードではありますが、私自身もスロットの関係で採用を見送ることも多いカードです)
自分のモンスターを破壊してしまう「ブラック・ホール」も日本では現在無制限カードですので、「サンダーボルト」も近い将来緩和されるかも知れませんね。
【遊戯王TCG】2022年2月のリミットレギュレーションのOCGとの類似点と相違点を考察!
2022年2月の海外遊戯王である【遊戯王TCG】と日本遊戯王である【遊戯王OCG】の今回のリミットレギュレーションの類似点として掲げるのであれば、やはり規制されたカードというよりも緩和されたカードに焦点がいくのではないかと思います。
「レッドアイズダークネス・メタル・ドラゴン」「EM ドクロバット・ジョーカー」
の2枚については、日本ではすでに緩和されております。
また、そのほかのカードも遊戯王OCG環境を追う形で緩和されているカードが多く、今回の結果を見てみる限り相違点はやはり、遊戯王TCGの規制環境の方が遊戯王OCGに慣れている日本人にとっては厳しいと感じる人も多いかと思います。
海外でも遊戯王OCG同様に「トライブリゲート」が環境入りしていましたが、海外では予想以上の規制ぶりに「トライブリゲート」は姿を消すことになりそうです。
しかし、「フュージョン・デステニー」がまだ残っていることもあり、海外での2月環境は、遊戯王OCGと同じであれば「フュージョン・デステニー」の出張性が注目される環境になるかも知れません。
まとめ!
【遊戯王TCG】のリミットレギュレーション(2022年2月7日)適用の禁止制限内容が発表されました。
今回の内容を見る限り、規制対象になっているのは「トライブリゲート」関連が多く、遊戯王TCG環境で大暴れしていることが頷けます。
しかし、今回の規制で今後「トライブリゲート」は姿を消すことになることが予想されます。
その他にも「サンダーボルト」の無制限化ということで、もしかしたら今後の遊戯王OCGでも無制限になる可能性は高いのではないかと、個人的には考えます。
以上で遊戯王TCGリミットレギュレーション(2022年2月7日)適用の禁止制限についての考察と個人的な感想でした!
前回の遊戯王TCGのリミットレギュレーションはコチラ↓