デッキビルドパック ミスティック・ファイターズで登場した3種のテーマの内の1つである「王(ジェネレイド)」は珍しい特性が大きな特徴です。
レベル9モンスターを主軸としていたり相手のドローが展開に繋がったりとユニークなコンセプトのこのテーマですが、エクシーズだけでなくシンクロとの組み合わせも可能ということで今回はシンクロ型の「ジェネレイド」デッキレシピや回し方を紹介します。
2020年1月12日「王の影 ロプトル」「轟の王 ハール」追記!!
シンクロ型「ジェネレイド」のデッキレシピを紹介!
モンスターカード
「鉄の王 ドヴェルグス」×1
「氷の王 ニードヘッグ」×1
「死の王 ヘル」×2
「剣の王 フローディ」×1
「光の王 マルデル」×2
「轟の王 ハール」×2(新規)
「王の影 ラプトル」×3(新規)
「ローンファイア・ブロッサム」×1
「スチーム・シンクロン」×3
「ホップイヤー・飛行隊」×2
「ジェット・シンクロン」×2
「スクラップ・リサイクラー」×2
魔法カード
「王の舞台」×3
「王の試練」×2
「星遺物の胎導」×3
「テラ・フォーミング」×1
「調律」×2
罠カード
「王の襲来」×2
「王の支配」×1
「メタバース」×1
「ワンダー・エクシーズ」×2
エクストラデッキ
「永の王 オルムガンド」×1
「真竜皇V.F.D.」×1
「No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon」×1
「星神器デミウルギア」×1
「水晶機巧-ハリファイバー」×1
「浮鵺城」×2
「獣神ヴァルカン」×1
「月華竜 ブラック・ローズ」×1
「クリアウィング・シンクロ・ドラゴン」×1
「シューティング・ライザー・ドラゴン」×2
「フォーミュラ・シンクロン」×1
「時戒神祖ヴルガータ」×1
「神樹の守護獣-牙王」×1
シンクロ「ジェネレイド」デッキの回し方と戦術を紹介!
このデッキの主なコンセプトは「王の舞台」で生成されるトークンとチューナーでシンクロ召喚&「ジェネレイド」モンスターを使ったエクシーズ召喚の2つになります。
シンクロ召喚をどのように狙っていくかですが、まず最初は「王の舞台」を発動することに集中します。
「テラ・フォーミング」を筆頭にした汎用フィールド魔法サーチカードだけでなく、「王の試練」や「王の襲来」等で積極的に「王の舞台」の発動を狙います。
加えてフィールドに出すもしくは用意しておくのは「スチーム・シンクロン」等の相手ターン中にシンクロ召喚が可能なチューナーです。
相手ターンでは「王の舞台」の効果で「ジェネレイド」モンスターのリクルートと同時にトークンを生成し、用意しておいたチューナーとトークンもしくは「ジェネレイド」モンスターとシンクロ召喚を行います。
相手ターン中にシンクロ召喚を行うことになるので、シンクロ召喚時やフリーチェーンで効果を発動できるシンクロモンスターで妨害などを図ります。
チューナーが持つ相手ターン中にシンクロ召喚できる効果は基本的にメインフェイズにフリーチェーンで発動できるためサクリファイスエスケープとしても使えます。
エクシーズ召喚ですが、「王の舞台」でリクルートを狙うのは当然として「鉄の王 ドヴェルグス」か「死の王 ヘル」なら手札もしくは墓地から「ジェネレイド」モンスターをもう1体出すことが出来ます。
シンクロ召喚との組み合わせたことで「ジェネレイド」モンスターは「浮鵺城」でも出せるので、2体並べるだけなら難易度はそこまで高くありません。
この時にセットしておいた「ワンダー・エクシーズ」を使えば「真竜皇V.F.D.」で妨害を図れます。
他にも相手ターン中に生き延びた「ジェネレイド」モンスターに対して「星遺物の胎導」を使えばレベル9モンスター3体によるエクシーズ召喚もしくは「星神器デミウルギア」のリンク召喚が可能です。
シンクロ型「ジェネレイド」デッキの戦術例を紹介!
具体的な戦術例を紹介します。
手札に「スクラップ・リサイクラー」+「王の舞台」(「テラ・フォーミング」等でも可)+「ジェネレイド」モンスター(出来れば「剣の王 フローディ」が望ましい)の3枚がある場合に使えるコンボです。
自分のターン、「スクラップ・リサイクラー」を召喚しその効果によりデッキから「ジェット・シンクロン」を墓地へ送る→「ジェット・シンクロン」の効果で手札の「ジェネレイド」モンスターをコストにして自己蘇生→フィールドの2体で「水晶機巧-ハリファイバー」をリンク召喚してその効果で「スチーム・シンクロン」をリクルート→「王の舞台」を発動してターンエンド
相手のターン、通常のドロー時に「王の舞台」の効果で「氷の王 ニードヘッグ」をリクルートしつつトークンを可能な限り生成(3体)→「スチーム・シンクロン」の効果によりトークン1体と自身で「月華竜 ブラック・ローズ」をシンクロ召喚→
「水晶機巧-ハリファイバー」の効果で自身を除外して「フォーミュラ・シンクロン」をシンクロ召喚扱いで特殊召喚しその効果で1枚ドロー→「フォーミュラ・シンクロン」の効果で自身と「月華竜 ブラック・ローズ」で「浮鵺城」をシンクロ召喚しその効果で最初に手札コストにした「ジェネレイド」モンスターを蘇生ということが可能です。
「氷の王 ニードヘッグ」で相手の特殊召喚(効果による特殊召喚以外)を牽制、「月華竜 ブラック・ローズ」で特殊召喚されたモンスター1体をバウンス、「浮鵺城」で蘇生したのが「剣の王 フローディ」であれば更にモンスター除去も期待できます。
相手がレベル5以上のモンスター効果を使うデッキの場合は「月華竜 ブラック・ローズ」ではなく「クリアウィング・シンクロ・ドラゴン」を出すのも手でしょう。
次の自分のターンに「浮鵺城」や「ジェネレイド」が生き延びているのであればランク9エクシーズ召喚を狙っていけます。
シンクロ「ジェネレイド」デッキの強みは?まとめ!
シンクロ召喚とエクシーズ召喚の両方を狙っていけるため対応力は高いです。相手ターン中のシンクロ召喚を含め「ジェネレイド」モンスターの効果もフリーチェーンで発動できるものがいるため、相手ターン中の行動次第ではデュエルを有利に運べるのが強みです。
前述した戦術からも分かる通り、自分のターンに準備をして相手ターン中に妨害カードを繰り出していくというかなり特殊なプレイングをすることも多いので効果を使うタイミングには特に気を付けましょう。
総合的に判断すると相手の戦術をコンボ途中に妨害することに長けている反面、妨害効果をを使うタイミングや相手の行動に応じた対処などが要求されるためやや上級者向け、という評価が出来ます。
またこちらでは、純「ジェネレイド」デッキレシピの紹介を行なっております!