2022年4月23日に発売予定の基本パック パワー・オブ・ジ・エレメンツにて新たに「スプライト」テーマが登場します。
メインデッキの「スプライト」モンスターが共通効果で自己特殊召喚効果を持っていることもあり、非常に展開力の高いテーマとして多くのユーザーから注目を集めています。
そこで今回は「スプライト」テーマの登場によって、シングル価格の高騰が予想されるカードについて紹介していきます。
中には既に高騰が始まってきているのものありますので、「スプライト」テーマに興味がある・デッキを作りたいと思っている人は参考にしてみてください。
「スプライト」テーマの影響で高騰が予想されるカードを一覧で紹介!
「神騎セイントレア」
遊戯王 SECE-JP052-SR 《神騎セイントレア》 Super
レベル2モンスターを展開することに長けている「スプライト」であればこのカードのエクシーズ召喚は容易であり、対象を取らないバウンスという除去性能の高さは大きな利点です。
戦闘を行った後に「天霆號アーゼウス」に重ねて出すといった運用もよく知られていますが、そちらを狙う場合は「スプライト・スターター」や「ギガンティック・スプライト」の制約に注意が必要です。
中でもシークレットレアのものは価格が上がりやすいことかと思われます。
「ダイガスタ・フェニクス」
遊戯王 ダイガスタ・フェニクス ウルトラ DTC1-JP110
「スプライト」でならエクシーズ召喚しやすいのはもちろん、レベル・ランク・リンクが2のモンスター専用の「オネスト」効果を持つ「スプライト・ピクシーズ」と併せれば大ダメージを与えることが狙えます。
その他にもレベル・ランク・リンクが2のモンスターを全体強化する「スプライト・ガンマ・バースト」を使えば攻撃力2900での2回攻撃が出来るため、「ギガンティック・スプライト」等と並べられたならそのターン中に相手のライフを0にすることも視野に入るでしょう。
レアリティがウルトラレア以上と高く、デュエルターミナル以外での収録もされていないため高騰しやすいカードでもあります。
「No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター」
遊戯王 SHSP-JP047-SR 《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》 Super
メインデッキの「スプライト」モンスター5種の内3種は闇属性ですし、サーチ効果を持つ「スプライト・ブルー」と「スプライト・ジェット」が闇属性なこともあって、このカードをエクシーズ召喚するのはそう難しくありません。
モンスター効果を無効にできる効果を持つため、相手の手札誘発モンスターや制圧効果に対処することが狙えます。攻守が高くないことから棒立ちさせておくのは危険ですので、効果使用後は「スプライト・エルフ」のリンク素材や「スプライト・キャロット」等のリリースコストに使ってしまうと良いでしょう。
レアリティがスーパーレア以上と高いこともあって、着実と高騰してきているカードです。
「餅カエル」(2022年4月現在では制限カード)
遊戯王OCG 餅カエル レア INOV-JP052-R 遊☆戯☆王ARC-V [インベイジョン・オブ・ヴェノム]
「スプライト」テーマに水族モンスターはいませんが、「ギガンティック・スプライト」の効果で「鬼ガエル」をリクルートしそこからの展開コンボでこのカードのエクシーズ召喚が狙えます。
上記のような相性の良さから「スプライト」と「ガエル」の混合構築が考えられており、安定して制圧力のある盤面を作れるという点でも注目されています。
レアリティは高くないものもありますが、「鬼ガエル」の出張セットの存在もあって価格は上がりやすいことでしょう。
「武神姫-アハシマ」
遊戯王 LVP3-JP056 武神姫-アハシマ (ウルトラレア 日本語版) リンク・ヴレインズ・パック3
リンクが2であることやエクシーズ召喚をサポート出来ることから「スプライト」とは相性が良く、このカードを経由させることで様々な展開に繋ぐことが可能です。
効果を使用後は棒立ちになりがちなこのカードを「ギガンティック・スプライト」のエクシーズ素材として有効活用できる点も好相性ですが、このカードを出したり効果を使う過程で特殊召喚を多用する都合上「ギガンティック・スプライト」の効果による制約を相手の「原始生命態ニビル」封じとして使うにはタイミングが遅くなることには注意が必要です。
レアリティが高いカードであるのに対してこれまで利用価値があまり高くなかったことから相場価格が安かったですが、今回の「スプライト」テーマの登場により少しずつ価格が上がってきています。
「I:Pマスカレーナ」
イラスト違い 遊戯王 PAC1-JP034 I:Pマスカレーナ (日本語版 プリズマティックシークレットレア) PRISMATIC ART COLLECTION 絵違い バイク
汎用リンク2モンスターの代表格であり、相手メインフェイズ中のリンク召喚と効果破壊耐性付与は非常に優秀です。
「スプライト」カードには「スプライト・スターター」や「ギガンティック・スプライト」のようにレベル・ランク・リンクが2のモンスターしか出せなくなる制約を持つものもありますが、それらの誓約がかかるのはターン終了時までですので、自分のターン中に出しておいたこのカードの効果を相手ターン中に使えばリンク3以上のリンクモンスターをリンク召喚することが狙えます。
リンク召喚先の候補としては「トロイメア・ユニコーン」「双穹の騎士アストラム」「召命の神弓-アポロウーサ」等があります。
イラストアドと性能の高さから元より人気の高いカードですので、今回の需要増加で更に価格が上がると予想されます。
「Evil★Twin キスキル」「Evil★Twin リィラ」
遊戯王カード Evil★Twin キスキル(スーパーレア) ジェネシス・インパクターズ(DBGI) | デッキビルドパック ライブツイン リンク 光属性 悪魔族
どちらも「イビルツイン」デッキの主軸となるリンク2モンスターです。
レベル2モンスターとリンク2モンスターを活用する「イビルツイン」デッキは「スプライト」との相性が良いことから、多くのユーザーの間で混合構築が考えられています。
「スプライト」と「イビルツイン」はどちらも元々展開力が高いテーマなため併せることで安定力・打点・制圧力の向上など様々な利点がありますが、リンクが4である「Evil★Twin’s トラブル・サニー」は一部の「スプライト」カードが持つ制約に引っかかるためその点には気を付けましょう。
「イビルツイン」はイラストアドや性能面から人気の高いテーマですので、複数枚積みが推奨されるキーカードであるこの2枚のリンクモンスターは価格が上がりやすいかと思います。
まとめ!
「スプライト」テーマの影響で高騰が予想されるカードを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回紹介したカードの中にはすでに高騰しているカードもあり、今回紹介したカードは他テーマデッキでも使えるほどの汎用性があるカードばかりなので、元々の値段が高いカードが多いです。
もし、「スプライト」テーマを組むのであれば、早い段階で集めておいて損はないかと思いますし、大会環境で結果を出すようになれば、更なる高騰が予想されます。
「スプライト」テーマを組もうか検討している方は是非、今回の内容を参考にしていただけたのであれば幸いです!
「スプライト」テーマに関しての別途記事内容はコチラ↓
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