2021年4月17日に発売を控えた基本パック、ドーン・オブ・マジェスティに「妖眼の相剣師」が収録されることが判明しました。
そこで今回は、性能だけでなくイラストストーリーも注目されている「妖眼の相剣師」ついて考察し、相性の良いカード等を紹介していきます。
「妖眼の相剣師」の効果考察!
収録カード公開‼️
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効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2500/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):効果が無効化されているモンスターがフィールドに存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):相手がモンスターを特殊召喚した場合、
そのモンスターをどこから特殊召喚したかによって以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札:手札からモンスター1体を特殊召喚する。
●デッキ:自分はデッキから2枚ドローする。
●EXデッキ:EXデッキから特殊召喚されたそのモンスター1体を選んで破壊する。
レベル8の光属性・魔法使い族モンスターで、攻撃力と守備力はともに2500あります。
属性・種族を参照すれば恩恵を受けられるサポートカードは多いですが、レベルや攻守が高いこともありサーチ効果等で手札に引き込んだりするのは難しいです。
1つ目の効果はお互いのメインフェイズに効果が無効化されているモンスターがフィールドに存在する場合に自己特殊召喚出来るというものです。
一見難しい条件のようにも見えますが、自分の展開や相手の妨害をモンスター効果に頼ることが多い昨今では
『効果を無効にする』
『効果を無効にして特殊召喚する』
といった効果を持つカードを自分または相手が使う機会は珍しくありません。
自己特殊召喚出来るタイミングもお互いのメインフェイズであるため、条件さえ満たされたなら相手ターン中でも素早くこのカードを出して2の効果で相手を牽制していけるでしょう。
2つ目の効果は相手がモンスターを特殊召喚した場合、そのモンスターをどこから特殊召喚したかによって3つの効果から1つを適用できるというものです。
手札から特殊召喚された場合、自分は手札からモンスター1体を特殊召喚出来ます。
特殊召喚先のモンスターにステータスの指定や効果無効化などのデメリットも無いため、高レベルモンスターの特殊召喚や展開の起点となるモンスターを出していけます。
自分のターンで使えれば展開をする上で便利な効果なのですが、2の効果の発動トリガーの都合上相手ターンに発動することが多いため、せっかく出したモンスターが相手に除去されたり戦闘破壊されてしまう可能性は高いと言わざるを得ません。
デッキから特殊召喚された場合、自分は2枚ドローします。
コストや制約が一切なしでの2枚ドローですので大きなハンドアドバンテージ獲得となります。
昨今ではリクルート効果を使うデッキも珍しくなく、デッキによってはリクルート効果無しでは展開がほとんど出来ないということもあります。
手札誘発モンスターを多めに採用しているデッキであれば、この2枚ドローでそれらを引く可能性もあるためその後の相手のコンボに妨害を仕掛けていけます。
エクストラデッキから特召喚された場合、そのモンスターを選んで破壊します。
対象を取らない破壊効果であり、出されたモンスターを即座に破壊できるため相手のコンボを途切れさせることが狙えます。
『効果を無効にして特殊召喚する』カードを相手が使ったことによって1の効果による自己特殊召喚をした場合、効果が無効になっているそのモンスターは各種召喚方法の素材として使われることがほとんどですのでこの効果で相手の次の一手を止めに行けます。
破壊する効果である故に効果破壊耐性を持つモンスターは除去できませんが、展開の中継点として使われる低リンクモンスター等は耐性を持っていないことがほとんどですので妨害や牽制として使う分には何の支障もないでしょう。
「妖眼の相剣師」と相性の良いカードは?
「エフェクト・ヴェーラー」「無限泡影」
言わずと知れた汎用性の高い『モンスター効果を無効にする』効果を持つカードです。
相手の戦術妨害として使えるのはもちろん、「妖眼の相剣師」の自己特殊召喚条件を満たす上でも非常に相性が良いです。
「妖眼の相剣師」を出した後は2の効果により相手のその後の動きを牽制できます。
初手に揃うかは運次第ですが、これを相手の先攻1ターン目に出来たなら相手は出鼻をくじかれた形になるため、戦術の見直しやコンボの崩壊に繋がりデュエルの流れを一気に掴むことも出来るでしょう。
「魔界発現世行きデスガイド」
召喚成功時の効果でリクルートしたレベル3・悪魔族モンスターの効果は無効化されているため、能動的に「妖眼の相剣師」の自己特殊召喚の条件を満たすのに使えます。
リクルート効果であるため消費を抑えられますし、これが先攻1ターン目であったなら「魔界発現世行きデスガイド」とリクルートしたモンスターを使って制圧効果のあるリンクやエクシーズモンスターに繋げることで、「妖眼の相剣師」と合わせて制圧力のある盤面を構築できます。
「妖眼の相剣師」は「ドラグマ」ストーリーに関連あり?まとめ!
発売まであと5⃣日❗️
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— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) April 12, 2021
「スプリガンズ・インタールーダー」のイラストにシルエットで登場している3人組の真ん中にいるのは「妖眼の相剣師」であり、構図から察するに「烙印の裁き」のイラストで描かれている雷撃を放ったのが「妖眼の相剣師」だと思われます。
「妖眼の相剣師」は「教導の騎士フルルドリス」と攻守のステータスが一致しており、「天底の使徒」や「鉄獣の凶襲」のイラストに映っている「教導の騎士フルルドリス」と比べても外見的特徴が酷似していますし、どちらも雷撃を使う
(「教導の騎士フルルドリス」が雷撃を使うのは「ドラグマ・パニッシュメント」のイラストにあり、ザ・ヴァリュアブル・ブックEXにも明記されています)
という共通点もあります。
「教導の騎士フルルドリス」の名前のモチーフがアヤメの花を様式化した意匠、フルール・ド・リスであることを踏まえると、「妖眼の相剣師」のカード名にアヤメという単語が入っている点も意識されているように感じるため同一人物と見て間違いなさそうです。
これまで鎧の特徴が一致することから
「教導の騎士フルルドリス」→「凶導の白騎士」→「デスピアン・クエリティス」
と思われていましたが、「妖眼の相剣師」は「教導の騎士フルルドリス」と同一人物であり、「デスピアン・クエリティス」の正体は禍々しく変貌した3つの神器(公式Twitterの「デスピアン・クエリティス」の設定案によると「教導の騎士フルルドリス」の鎧のなれの果てであり、持っている槍は剣と盾が融合した物)であるという新事実が判明しました。
「妖眼の相剣師」の性能面では、自己特殊召喚ができ相手の妨害としても機能させられる高ステータスのモンスターという点で汎用性が高く、様々なデッキに採用を検討することが出来る優秀なモンスターです。
加えてイラストアドやレアリティの高さもあり需要が多くなることが予想されます。
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