2020年1月11日に発売予定の基本パック、エターニティ・コードにて登場する新規テーマの情報が公開されました。
イラストなどから既存カードである「深海のディーヴァ」と深く関わりのある新テーマということで、今回はその「深海」テーマの特徴などを紹介していきます。
新テーマ「深海」の特徴と回し方を紹介!!
発売まであと2⃣8️⃣日❗️
【1/11(土)発売 ETERNITY CODE(エターニティ・コード)】✨『深海姫プリマドーナ』✨収録❗️商品HPはこちら👉https://t.co/SueK4GgvI3🌊深海に潜む新たなモンスターが登場❗️🌊 pic.twitter.com/dDTZQsxRmz
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) December 14, 2019
相手の手札を除外する新テーマが登場、ということで公式から5枚のカードの詳細が判明しました。
「深海のアーチザン」「深海のセントリー」「深海のミンストレル」「深海姫プリマドーナ」「深海のアリア」の5枚でありこれらから察せられた特徴などを紹介します。
まずメインデッキのモンスターは相手の手札に関する効果に加え、特殊召喚成功時に自分のデッキトップのカードを自身のレベル分だけ墓地へ送り墓地のレベル4以下の水属性モンスターに関わる効果も共通で持っているのが一際目立つ特徴です。
また登場したモンスター3体は海竜族で統一されている上にレベルは1~3なので、このテーマと関係が深い「深海のディーヴァ」でリクルート可能範囲に入っています。
シンクロ・チューナー・効果モンスター 星7/水属性/海竜族/攻1500/守2700 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):除外されている相手のカード1枚を対象として発動できる。
デッキからレベル4以下の水属性モンスター1体を手札に加えるか特殊召喚し、 対象のカードを相手の手札に加える。
(2):このカードをS素材としたSモンスターは、相手モンスターの効果の対象にならない。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、 除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを持ち主のデッキに戻す。
シンクロチューナーである「深海姫プリマドーナ」はレベル4以下の水属性モンスター1体のサーチ・リクルートができ、自身をシンクロ素材としたシンクロモンスターへのモンスター効果の対象耐性付与、墓地へ送られた場合に除外されているカード1枚のデッキバウンスが出来ます。
ステータスからも分かるようにこのカードでビートダウンを行うというわけではなく、高レベルシンクロモンスターをシンクロ召喚するために経由させることで真価を発揮するモンスターのようです。
サーチ・リクルートの範囲が広いため、自身がレベル7シンクロチューナーであることを含め様々なシンクロモンスターに繋げられます。
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地から水属性モンスター1体を除外して発動できる。
デッキからレベル4以下の海竜族モンスター1体を手札に加える。
「深海のアリア」については墓地の水属性モンスター1体を除外するもののレベル4以下の海竜族モンスター1体をサーチできるため、状況に応じた行動が出来たりと「深海」以外でも活用しやすい効果になっています。
このテーマの回し方ですが、関連カードだけで言うなら共通で持っている特殊召喚成功時の効果を使うためには「深海のディーヴァ」がトリガーになります。
「サルベージ」を筆頭に水属性サポートカードでは墓地に水属性が溜まっていることがアドバンテージの獲得に繋がりやすいため、墓地肥やし枚数を多くしたいならレベル3の「深海のミンストレル」が良いですし、
既に墓地にレベル4以下の水属性モンスターが存在しサルベージしたいなら「深海のセントリー」、
展開していきたいなら「深海のアーチザン」と使い分けられます。
「深海のディーヴァ」自体がチューナーなので、リクルートしたモンスターを使ってシンクロ召喚を狙ったり「水晶機巧-ハリファイバー」のリンク召喚をして更なる展開に繋げることも出来ます。
気付いた人も多いかと思いますが、今回の新規「深海」カードは「水精鱗」や「海皇」といった水属性の既存テーマとシナジーがあるので併用すれば更に動かしやすくなるでしょう。
「深海」と相性の良いカードは?
「海皇の竜騎隊」
水属性モンスターの効果コストとして墓地へ送られた場合に海竜族モンスター1体のサーチが出来るモンスターです。
同じ条件で効果が発動するモンスターとしては「深海のセントリー」がおり、あちらは相手のハンデスが出来る分こちらはサーチが出来ます。
「深海」モンスターの特殊召喚成功時の効果コストで墓地へ送ってもトリガーになれる他、「深海のミンストレル」の1つ目の効果でもトリガーとなれるため相手の「灰流うらら」等をハンデスした後に「深海のディーヴァ」のサーチを行ったりも出来ます。
「浮上」
レベル3以下の魚族・海竜族・水族モンスター1体を蘇生できる通常魔法カードです。
メインデッキの「深海」モンスターは蘇生可能範囲に入っているので使いやすく、特殊召喚成功時の効果発動を狙えるという点でも相性が良いです。
「深海のアーチザン」を蘇生してその効果により更に蘇生することで展開したり、「深海のセントリー」を蘇生して「深海のディーヴァ」等をサルベージして再利用を狙ったりと使い方は様々です。
「忘却の都 レミューリア」
1ターンに1度自分フィールドの水属性モンスターの数と同じだけ水属性モンスターのレベルをあげられる効果を持つフィールド魔法カードです。
レベル3以下の「深海」モンスターだけではレベル7のシンクロモンスターである「深海姫プリマドーナ」に繋げるのにはやや苦労します。
そこでこのカードによってレベルを上げることで高レベルのシンクロ召喚を行いやすく出来る上に、「深海のディーヴァ」と「深海のセントリー」のように元のレベルが同じであればランク4のエクシーズ召喚を狙うことも視野に入るので対応力がぐんと上がります。
「深海」の現段階での評価は?まとめ!!
現状判明しているカードが5種類だけなのもあり、「深海」カードだけでは回し辛くデッキを作るには「海皇」等の既存水属性テーマデッキと併せることが基本になってきます。
新テーマと銘打つ以上5種類しかないとは思えないので、今後の更なる続報に期待したい所です。
今回の「深海」テーマ登場に合わせて「深海のディーヴァ」が2020年1月1日から準制限カードに規制緩和されるので1枚しか持っていないという人は今の内に入手しておくのも有りです。