2019年4月13日に発売予定のライジング・ランペイジに新たな「星遺物」関連のカードが登場することが判明しました。
効果もさることながらカードイラストからのストーリーも気になる「星遺物の選託」について考えていきます。
スポンサーリンク
目次
「星遺物の選託」についての考察と考案!
来月【4/13(土)発売 RISING RAMPAGE(ライジング・ランペイジ)】に✨『星遺物の選託』✨が収録❗️ 商品HPはこちら👉https://t.co/FgYBxsy0xS
#遊戯王 #VRAINS pic.twitter.com/QwGknyBqM1
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2019年3月31日
カード名ターン1で発動できる通常罠カードです。
2つの効果の中から1つを選択して発動でき、1つ目は相手フィールドのリンクモンスター1体を選んで墓地へ送る効果。
2つ目は自分の墓地の「星遺物」カード7枚を除外することでデッキからサイバース族モンスター1体を手札に加えるという効果です。
まずこのカード自体が「星遺物」カードですので、他の「星遺物」関連のカードを使うことでサーチも可能です。
1つ目の効果ですが、相手フィールドのリンクモンスター1体を対象を取らずに墓地へ送ることが出来ます。
対象を取らずに破壊を介さずに墓地へ送れるため除去性能としては非常に高く、フリーチェーンで発動できる通常罠カードという点も含めて手軽に使うことが出来ます。
この効果で除去できないリンクモンスターはかなり限られてくるので、相手のエース級の高リンクモンスターを除去すれば効果的に働きます。
当然ではありますが相手がリンクモンスターに重きを置いていないデッキであればこの効果は腐りやすいので、相手のデッキ内容によって採用の是非を検討したほうが良いでしょう。
2つ目の効果は墓地から「星遺物」カード7枚を除外することでデッキからサイバース族モンスターをサーチできるというものです。
指定は「星遺物」カードということなので、このカードのように「星遺物」と名の付く魔法・罠カードでもコストにすることが出来ます。
サーチできるサイバース族には何の指定もありませんので、好きなサイバース族モンスターをサーチすることが可能です。
とはいえ、現状ではコストに割に合う運用は難しいかと思われます。
現在の高速化した環境で墓地に7枚も「星遺物」カードを溜められるか分かりませんし、サバ―ス族モンスターのサーチとしてはレベル4以下という指定はあるものの「サイバネット・マイニング」もあるので割に合わない状況が多そうです。
そもそも「星遺物」カードを7枚以上墓地に送れてる時点で「星遺物」関連テーマデッキであることが考えられ、現状「星遺物」関連でそこまで強力なサイバース族モンスターはいません。
もしかしたらこのカードでサーチしたい強力なサイバース族モンスターが同時収録されるかもしれませんが、今のところは何とも言えません。
スポンサーリンク
「星遺物の選託」と相性の良いカードを紹介!
「星遺物-『星鎧』」
3つの効果を持つ「星遺物」の最上級モンスターです。
召喚・特殊召喚成功時に「星遺物」カードをサーチできる効果を持っていますので、「星遺物の選託」もサーチ可能範囲に入ります。
レベルが7と高いものの、自己特殊召喚効果も持っている上に「星遺物が導く果て」等を使えば手札・デッキから特殊召喚できるのでフィールドに出すこと自体はそこまで難しくはありません。
「星杯の神子イヴ」
レベル5のシンクロチューナーモンスターで、「星杯」通常モンスターをチューナーとして扱ってシンクロ召喚することも可能です。
シンクロ召喚時に「星遺物」カードを1枚サーチできますので、「星遺物の選託」をサーチすれば相手のリンクモンスターへのけん制として働きます。
それだけでなく既に「星遺物」カードは数多く出ているため、状況に応じたカードをサーチしたほうが良いでしょう。
「星杯の神子イヴ」についてはコチラの記事でも別途紹介を行なっておりますので、効果をよく知らない方はコチラの記事もどうぞ!
「星遺物の醒存」
デッキの上からカードを5枚めくり、その中から「クローラー」または「星遺物」カードを手札に加えて残りのカードを全て墓地へ送るという効果の通常魔法カードです。
5枚の中に「星遺物の選託」があれば手札に加えられますし、他に「星遺物」カードがあるなら「星遺物の選託」の2つ目の効果を使うための墓地肥やしとしても機能します。
このカードの発動後はリンクモンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できなくなるという制約があるため発動するタイミングには気を付けましょう。
「星遺物に蠢く罠」
自分のフィールドの表側表示のカード・手札・墓地・除外されているカードの中から「星遺物」カード5種類をデッキに戻してシャッフルし、その後2枚ドローできる通常罠カードです。
除外されている「星遺物」カードもデッキに戻しつつドローが出来ますので、「星遺物の選託」の2つ目の効果を使用後に使うとハンドアドバンテージの獲得に繋がります。
ただし、「星遺物の選託」の2の効果やこのカードを腐りにくくするためには「星遺物」カードを出来るだけ同じカードを複数枚積みせずにかなりの枚数採用する必要があるので、デッキ構築の腕が試されることかと思います。
スポンサーリンク
「星遺物の選託」の登場でストーリーに新たな展開!?
「星遺物の選託」のカードイラストでは、「星遺物の機憶」のイラストの左に映っていた女性と「双穹の騎士アストラム」の二人が描かれています。
背景にある六角形の模様から察するに、恐らく「星遺物の対焉」を経て「双穹の騎士アストラム」が「星神器デミウルギア」の内部に侵入した後だと思われます。
何かを抱えている女性に対し、「双穹の騎士アストラム」が歩み寄っているようにも見えますがいったいどういう状況なのでしょうか。
実はこの女性、髪飾りや髪型から「星杯の妖精リース」と関連深い(女性がリースになった?)存在なようなのです。
「星杯の妖精リース」が暗躍していたボスのような立ち位置らしかったことや「星神器デミウルギア」の内部という極めて特殊な場所なこともあり、「星遺物の選託」のカードイラストはこの物語の核心に大きく関わるものな気がしてなりません。
ストーリーも気になる一方ですが、他にも「星遺物」関連カードの登場がありそうなので続報を待ちたいと思います。